2016年12月13日火曜日

自分の時間



 福岡に戻って3日。ネットもCATVも1日で繋がり、荷解きをしながら念願の一人暮らしが再開…のはずなのに、僕は生まれて初めて自分での決断に後悔しています。

 朝起きると「母は眠れただろうか?」、夕方になれば「食事を作れてるだろうか?」、21時頃になると「そろそろ睡眠導入剤を飲む時間だな…」、4時過ぎまで「目が覚めてトイレへ向かう際によろけて怪我でもしていないだろうか?」と、四六時中心配している自分。引っ越し先の建物を出てすぐの銀杏並木を見ると、散歩中に母が形のいい銀杏の葉っぱを選んで拾っていた姿ばかり思い出します。あれだけ待ち望んでいた時なのに、こんなに虚しいとは…。

 業者の人間以外とは話す事もなく、冷蔵庫もレンジもコンロもないため、食事は外食かスーパーで買ったパンやおにぎり。まあ、一応これでも15年以上一人暮らしはしてたので、今更人恋しいってわけでもないんですけど、世間から孤立していると感じてた半年間よりも、以前住んでいた場所からそう離れていない知った街に住んでからの方が実際に孤立しているってのも、皮肉な話だなぁ。

 早く福岡での一人暮らしに戻りたかった僕は、敷金・礼金なしで家賃も以前住んでた所より安い部屋を見つけ、自分のやりたいコトを理由に「自分の時間」を取り戻そうとしてました。あれだけ待ち望んでいた「自分の時間」だったのに、いつの間にか僕の「自分の時間」とは、母と日田で暮らしていた時間になっていた事に、引っ越してから初めて気が付きました。僕、馬鹿なんでいっぺん行動してみないと分からないんですよね。いい歳したおっさんなのに。

 とは言え、おそらくあのまま日田にいる限り、ずっと「福岡での一人暮らしに戻りたい」と思い続けていたのは間違いありません。勢いだけで日田に行ったものの、予想外の出来事の連続で逃げ場がなかった。母も一人暮らしに戻った事で、痺痛が酷くても家事やその他諸々をやらざるを得ないため、これが少しでもいい方向に働いてくれればいいなと。

 で、いきなりこんな事書くと心配して下さった方々には呆れられるでしょうけど、オラ、また日田に戻るっす。ココは2年以内に退去すると家賃3ヶ月分の解約料を取られるため、その分と引っ越し費用プラスアルファをなるべく早く貯め(もうすっからかんなので←いつもそう)、今度はどんな状況にでも正面から向かい合い、母との「自分の時間」を過ごします。仕事のやり方も福岡からスムーズに日田へ移行できる様に固めて。洗濯機もエアコンもないので、夏までにはなんとかそうしたいと考えています。それに気付いただけでも、こっちに戻って来た事は必然だったんでしょう←とか他人事みたいに書いてますが、内心は高い授業料と自分の馬鹿さ加減に悪態ついてますが。

2016年12月9日金曜日

さらば日田



 日田での最後の日は荷造り…と言っても、こっちに来る前に生活必需品はほとんど処分し、持って来た荷物も半分以上がそのままなんですけどね。

 このところ母は痺痛が更に酷くなり、睡眠導入剤の数は増える一方でした。それでも真面目でしっかりした性格の母は、家事を僕に任せている事に後ろめたさを感じたのか、ある朝、いつも僕が行っているゴミ捨てに自分が行こうとし、よろけて狭い玄関内に倒れました。それでなくとも導眠剤の影響でふらふらするのに。慌てて抱き起こすと、「えへへへ…」と力なく笑ってましたが、あの時は本当に心臓が一瞬止まるかと思った。

 導眠剤の影響で夜中になると呆ける母の姿を見る度に、どうしようもない気持ちに襲われ、泣きました。今まで一生懸命真面目に生きてきた母がどうしてこんな理不尽な目に遭わなければならないのか…次第に「このまま自分だけが元の生活に戻るのは逃げなんじゃないか?」と思う様になり、母に「一緒に福岡へ行こう」と話しました。ここんちの前は桜並木になっていて、毎年春になると部屋から見事な桜が見られるんですが、母は「それまでは日田にいたい」と。「その後も症状が変わらず、もう1人で無理だと思ったらそうする」と言ってくれました。

 母は一度も「日田に来て面倒を見てくれ」とか「家事をしてくれ」と僕に言った事はなく、「自分のせいで息子の人生を狂わせてしまった」と考えていました。だけど、僕からすれば、ここまで育ててもらった恩をまだ全然返せていない。だから、日田でのこの半年は「恩返し第一弾」と考え、母が1人での生活にしんどくなったら今度は福岡で一緒に暮らすつもりです。考えてみれば、原因を特定してようやく治療のスタートラインに立ったばかりなんですよね。

 夕方、ちょっと早目の夕食を2人で食べに行き、また荷造りに戻ろうとすると、「薬を飲むと分からなくなるかもしれないから」と、母に「ありがとう」を言われました。「今まで生きてきた中で一番楽をさせてもらった時間だった」と。毎日毎日、自分にできる事を限界までやっても、返ってくるのは自己嫌悪と無力感と非力さの確認。母には「僕がなんとかするんで、何も心配せんでいい」と言い続けてきましたが、自分はホントは全く見当違いの方向に進んでいるんじゃないか?母の時間をいたずらに奪ってるんじゃないか?と毎日が怖く、本当に途方に暮れていました。僕は結局、自分の時間のほぼ全てを使っても何ひとつできなかった。それでも、今は日田に来て、母と一緒に暮らして本当によかったなと思います。

 母もこれからまた1人の生活に戻るため、導眠剤を減らそうとしています。自立神経によるものなので、痛い→我慢→脳が更に痛みを抑えようと意識してしまうっつーのを回避するためには、「どうせ痛いのならやりたい事をやってみよう」と考えるのがいいんだとか。それが最も大変な事は重々分かっているけど、無理なら僕がまた一緒に暮らせばいい。

 久しぶりに鏡を見たら、自分でも驚くくらい白髪が増えてました。まあ、歳のわりには元々多かったけど、それだけ鏡も意識して見てなかったんだなぁ。でも、白くなった髪の毛と、家事で赤切れした手は、日田で暮らした証みたいな気がして、自分ではそんなに悪いもんじゃないと思ってます。

 明日、自分の人生に戻ります。

2016年12月6日火曜日

『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』



 引っ越し先の電気、水道、ガスの申し込み手続き完了。転居先は以前住んでたとこと同じく建物全体がJ:COMに加入しており、auひかりは管轄外なので、半年足らずでプロバイダをJ:COMに戻すはめに。auひかりの方はここで解約すると違約金を6万近く取られてしまうため、そのまましばらくこっちに引いておく事に。プロバイダに関しては一連の引っ越しで最もうまくいかなった部分だなぁ。


 『恐怖の谷』、読了。長編は一気に読み進めてしまうなー。『緋色の研究』や『四つの署名』と同様に2部構成になってるけど、今回は第1部と第2部それぞれ独立した物語として読んでも面白く、3つの長編の中で一番好きかも。つーわけで、次巻『シャーロック・ホームズ最後の挨拶』(アーサー・コナン・ドイル著/延原謙訳)を購入。

2016年12月5日月曜日

りびんぐゲーム その4



 昼過ぎに高速バスで天神へ。ほんとは1日(木)が入居予定日だったので、そろそろ不動産屋から鍵だけでも受け取っとかないと不審がられそうなので。生活必需品が全く何もない裸一貫よわくてニューゲームから始まるため、近所のスーパーで掃除道具やトイレットペーパー、ハンドソープなどを買い、軽く掃除。ちょっと遅い昼食は、一時期行き着けだった喫茶店でジャンボカツカレーとレモンスカッシュ。次の日曜日に閉店するという話を聞いたため、鍵の受け取りを今日にしたのでした。ちゃんとタバコが吸える昔ながらの古きよき喫茶店。紫煙の中で食べるジャンボカツカレーもこれが最後かー。

2016年12月4日日曜日

『一杯の珈琲から』



 月刊コミックビームを買う度に気になっていて、いつか単行本で一度しっかり読んでみようと思っていた山川直人先生の『一杯の珈琲から シリーズ小さな喫茶店』、読了。スクリーントーンをほとんど使わずにカケアミで描きこまれた見応えある独特の画風に対し、一話完結の孤独で寂しくリリカルな小さな物語達のバランスが心地よく、冬の寒い夜に布団やコタツにもぐってゆっくり読みたくなる1冊。冬の間に他の山川作品も買って読んでみようと思った。読もう!コミックビーム!


2016年12月2日金曜日

『日々我人間』



 1年ぶりの桜玉吉の新刊『日々我人間』、読了。


 この人だけ敬称略なのは、小学生時分から唯一ずっと読んでるっつーか追いかけ続けてるマンガ家なんで、なんかもう僕にとっては唯一無二の別格作家なの。マンガって自分が歳を取ったら「卒業」しちゃうケースが多いじゃないすか。でも、玉吉作品だけは作者本人の変化を自分も含めたファンは死ぬまで追いかけ見届けるんだろうなー。

 「栄光と挫折」って言や簡単だけど、いやいや、人生がなかなかうまくいかない僕にとって、玉吉作品はどれだけ心の支えになってる事か。それは間違ってもポジティブなもんじゃないんだけど、なんつーか、SNSなんか見てると、往々にしてどこに行っただの何を食っただのそーゆー話題や写真が大半なわけですよ。そーゆーのを見てると、「ああ、自分はこの人達とは生きてる世界が違うんだな」と思う事も1度や2度じゃなく、そうして鬱々とそねんだ気持ちになった時は玉吉作品を読み返し、息を潜めてじっとしているのが最善の方法だと経験上学んだので、僕にとっては全作品がバイブルみたいなもんです。絵柄も相当影響されてるし。

 ロクな本屋がないこっちでも、さすがは天下の週刊文春。どこにでも売ってるので、これだけは毎週欠かさず立ち読みしてます←また立ち読みか。前半は漫画喫茶での生活、後半は伊豆の山荘でのリスやムカデ達との激闘が描かれているので、読もう!コミックビーじゃねえセンテンススプリング!

2016年11月30日水曜日

病院GO!GO!GO!



 母が打ったブロック注射はほぼ効かず、この4日間は睡眠導入剤がこれまでの2~3倍になっているため、これはちとまずいと思い、九州大学病院へ連れて行く。今日は眼科の定期健診もあるので、どうせなら1日で済ませようと。以前処方された心因性の痛み止めを2倍服用するという対処療法の他、MRIをもう一度撮る事になる。が、院内のMRIは2ヶ月待ちとかで、院外の画像診断センターへ。その前に眼科で定期健診。そんでMRI。いきなりタイトなスケジュールになってしまい、結局昼メシも食えず。さすがに半日で病院3軒ハシゴは疲れたなぁ。帰りの高速バスを降りた母は文字通りふらふらになっていたので、目がほとんど見えなかった夏以来となる母の手を引いて帰宅。結果は来年との事。

2016年11月29日火曜日

ケンペスは死なず



 ブラジル1部リーグのアソシアソン・シャペコエンセ・ジ・フチボウの選手とスタッフ約50名を乗せたラミア・ボリビア航空2933便がコロンビアの山中に墜落。搭乗者81名のうち、76名が死亡した(※後に搭乗者77名のうち、71名が死亡、6名が生存と修正)。その中にはJリーグに在籍した監督や選手も含まれており、かつて黄色いユニフォームに袖を通した選手の名もあった。

 エヴェルトン・ケンペス・ドス・サントス・ゴンサウベス。J2に降格して4年目の13年、当時J1のセレッソ大阪から加入したブラジル人FW。かつてジェフに在籍したブラジル人FWはなぜかほとんど活躍できなかったが、ケンペスはチーム新記録となる1シーズン中3度のハットトリックを達成し、加入したその年にいきなりJ2得点王となった(22得点)。ジェフの選手が得点王を獲ったのは2人目で、19年ぶりの事だった。翌14年もリーグ戦で13得点を挙げ、退団する時は、「私はジェフを離れますが、ジェフを応援しています。1人のジェフサポーターが増えましたね!」と心憎い挨拶を残してくれた。

 夕方、コロンビアの航空管制局がFacebookに公開した搭乗者リストの中にケンペスの名前を見つけた時、僕はあまりピンとこなかった。ジェフ退団後は母国のブラジルで1部リーグを戦い、コパ・スダメリカーナという南米サッカー連盟主催の国際大会、その決勝戦に進んでいた。優勝すれば日本で行われるスルガ銀行チャンピオンシップの出場権が与えられるため、「また日本でケンペスの姿を見られるかもしれない」という思いの方が先にあった。

 13年J2リーグ第32節対アビスパ福岡戦。久しぶりにスタジアムでジェフの試合を見る喜びに反して、先制された前半は目を覆いたくなる様なミスのオンパレードだった。29分、市原名物ちんたらサッカーが炸裂する中を伊藤大介(現ファジアーノ岡山)の上げたクロスをケンペスが合わせて同点に追い着くも、また相手にリードを許す。54分、米倉恒貴(現ガンバ大阪)のミドルシュートで再び同点。これで主導権を握ったジェフは67分、大塚翔平(現川崎フロンターレ)のパスを受けたケンペスが相手GKをかわして逆転すると、その4分後の71分にも再度GKをかわしたケンペスが、僕の目の前で鮮やかにハットトリックを決めてくれた。ジェフは終了間際に3失点目を献上したが、ケンペスの大活躍で4-3の逆転勝利。ゴールを決めた後に指で「11」を作るケンペスの笑顔で、もう内容の悪さなんか全部チャラ!オールオッケー!呆れ果てるほど酷い内容の試合でも、ゴールを決めた後のあの人懐っこい笑顔にやられるんだよなー。「内容は悪かったけどケンペスが決めてくれたし今回はまあいいか」って。

 

 墜落現場の森林地帯では雨が降っており、19時前にコロンビア警察は捜索打ち切りを発表。21時半、ブラジルの複数メディアがカイオ・ジュニオール監督(元ヴィッセル神戸監督)、キャプテンのMFクレーベル・サンタナ(元柏レイソル)、DFウィリアン・チエゴ(元京都サンガF.C.)、MFアルトゥール・マイア(元川崎フロンターレ)、そして、ケンペスの死亡を発表した。多くのサポーターが悲しみに暮れる一方、モニターから目を離せば、明日の自分の事を考える。なんだろうか、この妙な虚無感と非現実感は。ずいぶん前にも一度感じた事がある。しばらくして、それが22年前にイタリアはサンマリノで偉大なブラジル人レーサーを襲った悲劇の時だった事に気が付いた。あの時もこんな妙な感覚だった。

 選手とサポーターの距離感は人それぞれだけど、アウェイに住む僕にとって、黄色いユニフォームに袖を通した選手は皆「ヒーロー」だ。そのヒーローの1人はジェフを退団した時、僕と同じ「仲間」になった。偉大なブラジル人ストライカーのジェフサポーターがいた事を、僕は忘れないだろう。


 エヴェルトン・ケンペス・ドス・サントス・ゴンサウベス。ジェフでの通算戦績77試合出場38得点。13年J2リーグ得点王。享年34歳。

2016年11月28日月曜日

『超力音源集』



 先週、お友達からいただいた『DEVIL SUMMONER SOUND COLLECTION 超力音源集』(曲・目黒将司、田崎寿子、増子司)。06年にアトラスから発売されたプレイステーション2用ソフト『デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団』の初回特典CDで、同作の他に『真・女神転生 デビルサマナー』と『デビルサマナー ソウルハッカーズ』の楽曲をアレンジしたイカす1枚。


 元々、初代『デジタルデビル物語 女神転生』(ナムコ)から『デビルサマナー』までの音楽を手がけた増子司氏の乾いたサウンドが好きでサントラも買ってたけど、本CDは同じ『デビルサマナー』の楽曲でも『真・女神転生III NOCTURNE』の音楽を手がけた目黒将司氏が編曲しているため、アレンジの方向性も『III』に近く、特に2曲目の「葛葉探偵事務所」や3曲目「ボスバトル」なんかはギターとトランペットによる目黒アレンジが強く、従来の増子サウンドに慣れた身としては結構新鮮な感じ。特典CDとは思えないボリュームでナイス。

【収録曲】
01. デビルサマナー葛葉ライドウ対超力兵団のテーマ(葛葉ライドウ対超力兵団)
02. 葛葉探偵事務所(デビルサマナー)
03. ボスバトル(デビルサマナー)
04. 矢来銀座DEポン(デビルサマナー)
05. デビルサマナーソウルハッカーズのテーマ(ソウルハッカーズ)
06. バトル-ナオミ-(ソウルハッカーズ)
07. 超空間 Inspired from ALGON(ソウルハッカーズ)
08. バトル-ライドウ-(葛葉ライドウ対超力兵団)
09. 筑土町(葛葉ライドウ対超力兵団)
10. 呟き(葛葉ライドウ対超力兵団)

2016年11月27日日曜日

がんばれ第1小隊



 uniのインクボールペン「ユニボールシグノ 超極細0.28mm」を買ってみたので、試しにメカを描いてみようとテレビ版『パトレイバー』第7話「栄光の97式改」のエピソードをベースに、第1小隊のパトレイバー「97式改パイソン」とテロリストが強奪した作業用レイバー「ヘラクレス21」をば。

 テレビ版開始時には既に旧式としてイングラムと比較されがちだったパイソン。対するヘラクレス21はスペックでパイソンを上回り、早々に2号機のメインカメラを破壊します。が、粋がる犯人が放った「旧式レイバーが!」の一言に、普段は沈着冷静な1号機操縦の「五味丘努」巡査部長が「何をっ…!」と大型シールドで相手のメインカメラを破壊。狼狽する犯人の後ろからは、体勢を立て直した2号機が立ち上がり、最後は頭部のバイザーを下ろしてヘラクレスににじり寄る2機…といったところが第7話で描写された場面。

 機動隊を思わせるパイソン独特シルエットは、イングラムとはまた違った力強さがあり、これもまた「パトレイバー然」としてて、好きなレイバーのひとつです。デザイナーが同じだからって「ジム・コマンド」とか言うんじゃないぞ!例によってコピックと水彩色鉛筆でぐりぐり塗り、シグノ超極細0.28mmでペン入れ。『Photoshop』でハイライト類やパトライトの照り返しなどを加えてます。

 Twitterにアップしたら、あろう事かゆうきまさみ先生にリツイートされてしまい、瞬く間に拡散されていったんですが、パイソンの2号機パイロットは「結城」巡査なので(モデルはもちろんゆうき先生)、これも縁だなぁと思った←違う。つーわけで、久しぶりに合成前の絵も掲載。ひとつの画面にレイバー3機描くのはちと面倒だったけど、バイザー下ろした姿も描きたかったので。そんでもって、シグノ超極細0.28mmはなかなかよさげでした。芯も思ったほどふにゃふにゃしてないし、何よりコンビニなんかで気軽に買えるのがいいですな。

2016年11月25日金曜日

その名はエスナイデル



 ジェフの来季新監督にスペイン人のフアン・エスナイデル氏が内定。これまでどっちかっつーと東欧路線だったので、初めての南米出身監督。今季の選手大幅入れ替えだけでは飽き足らず、来季もイチかバチかのギャンプル運営でしょうか?経歴見てもどういう指導者だかよく分からんっつーか、最後2部に降格させてんじゃん!いやー、相変わらずクラブのビジョンが見えない。そもそも最初からそんなもの持ってないのかもしんないけど。これで歴代18人目、代行を含めると21人目の監督。

・1992年:永井良和
・1993年:永井良和
・1994年:清雲栄純
・1995年:清雲栄純
・1996年:奥寺康彦
・1997年:ヤン・フェルシュライエン(オランダ)
・1998年:ヤン・フェルシュライエン
・1999年:ゲルト・エンゲルス(ドイツ)→ニコラエ・ザムフィール(ルーマニア)
・2000年:ニコラエ・ザムフィール→神戸清雄(代行)→ズデンコ・ベルデニック(スロベニア)
・2001年:ズデンコ・ベルデニック→神戸清雄(代行)
・2002年:ジョゼフ・ベングロシュ(スロバキア)
・2003年:イビチャ・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
・2004年:イビチャ・オシム
・2005年:イビチャ・オシム
・2006年:イビチャ・オシム→アマル・オシム(ボスニア・ヘルツェゴビナ)
・2007年:アマル・オシム
・2008年:ヨジップ・クゼ(クロアチア)→澤入重雄(代行)→アレックス・ミラー(スコットランド)
・2009年:アレックス・ミラー→江尻篤彦
・2010年:江尻篤彦
・2011年:ドワイト・ローデヴェーヘス(オランダ)→神戸清雄(代行)
・2012年:木山隆之
・2013年:鈴木淳
・2014年:鈴木淳→斉藤和夫(代行)→関塚隆
・2015年:関塚隆
・2016年:関塚隆→長谷部茂利(代行)

 時代によっては旧古河電工サッカー部ルートや、ジョゼフ・ベングロシュ氏を通じた海外ルートなど、監督が変わってもチームの方針はそのまま継続されるケースもあった。また、ズデンコ・ベルデニック氏はシーズン中に名古屋グランパスエイト(現名古屋グランパス)の幹部と密会していた事がバレて契約解除、ベングロシュ氏は高齢のために勇退、イビチャ・オシム氏は日本代表監督に引き抜かれるなど、成績とは関係ないところでの交代もあるにはあったけど、08年からは完全に行き当たりばったり&代え過ぎ。

 J2以下のクラブの中には監督を代えるだけのお金がないために長期政権を取らざるを得ないクラブもいくつかあるけど、やっぱり本来は鹿島アントラーズ(J1)みたいに、クラブの方針ありきで監督を当てはめていくってのが理想かつ正しいサッカークラブの運営だと思うんですよね。監督が代わってもクラブとしてはブレない「根っこ」がジェフにはない。エスナイデル新監督が来季J1昇格を成し遂げたら、チームはそのまま南米路線になるのか?それともやっぱりシーズン途中で解任してしまうのか?果たして僕はまだジェフを応援しているのか?

2016年11月22日火曜日

首都から来た女



 本日は東京から某サッカーチームサポーターのアトラス大好きっ娘さん(仮名)が神社仏閣巡りで福岡にお越しになると言うので、案内がてら2日続けて博多行き。正午に初めての初対面(←重複表現)をすませ、西鉄電車に乗って目的地の太宰府天満宮へ。5年ぶりくらいに来たなー。来年厄年だという事に気付いたので、厄除けのお守りを購入。ついでに九州国立博物館にも寄る。常設展示しかやってなかったけど、入場料460円で結構楽しめた。


 夜は居酒屋と焼鳥屋をハシゴ。「博多の焼鳥屋」っつったら、鶏肉なんざ置いといて、何はなくとも豚バラ。他県の人はたいてい驚くけど、逆に豚バラのない焼鳥屋で何を食べろと言うのかっつー文化で育ったので。あと、ビネガーベースのタレがかかった無料のキャベツね。ついでに、こないだ陥没した博多駅前の大穴にも行ってみた。工事用の投光機とパイロンがなければどこに穴が開いたのか分からないくらい完璧に塞がってますな。すげー。相変わらず余計な事を1人でベラベラ喋り倒し、最終の高速バスに乗って2時前に帰宅。久しぶりに1日中遊んだー!

2016年11月21日月曜日

ブロック注射を打て!



 母がブロック注射を打つため、九州大学病院へ。「注射の痛みが全然なかった!」と驚いており、前に整形外科で打ったのは一体なんだったんだと。医者個人の資質によって患者の人生って相当左右されるよなぁ…。少しでも効果があればいいんだけど。昼食はカツカレーと共に気になっていたソースカツ丼に。おー、これも美味いじゃないか。九大病院のレストラン、侮り難し。

2016年11月20日日曜日

史上最弱のチーム



 今季のJ2リーグ戦終了。ジェフは勝点53、13勝14分15敗得失点差-1の11位(全22チーム)と、J2に降格して最悪の順位で今季全日程が終了。J1にいた頃は「万年中位」なんて呼ばれてた事もあったけど、とうとうJ2でも二桁順位になってしまったか。それにしたって11位って、キミ。つまるところ、今季のジェフはクラブ史上最弱のチームって事なわけで、かなんがなー。

 J3の大分トリニータは前節で首位に立ち、最終節対ガイナーレ鳥取戦を4-2で勝利して、1年でのJ2復帰を決めた。もうローカルニュースはトリニータ一色。前節の対Y.S.C.C.横浜戦はNHK大分が生中継してたので後半から見たけど、それなりに攻め込まれる場面もあり、J3と言えど降格して来たチームが足元をすくわれる危険性はJ2と変わらないなと思ったですよ。やっぱどのカテゴリーでも1年で復帰しないとダメですな。

2016年11月18日金曜日

母の血をとれ!



 ブロック注射の前に採血の必要があるため、8度目の九州大学病院へ。実は7月に整形外科で1度打ったんですが、特に検査などせず、いきなりブスっと打たれ、我慢強い母が悲鳴を挙げるほどの激痛にも関わらず、全く効果がなく、これが母にとってトラウマになってしまったのでした。こういう大きな病院は、「部署が違う=別会社」くらいの感覚みたいで、ペインクリニックの医者は他人事の様に「たぶん失敗だと思います」とおっしゃる。なんじゃそらー!ただ、この担当医はこれまで丁寧に診断してくれ、母も信頼してるっぽいので、もう1度打ってみようとなった次第。それだけ痺痛が酷いのです。うまく効いてくれるといいんだが…。帰りは当然カツカレー。

2016年11月17日木曜日

りびんぐゲーム その3



 えーとですね、来月に5ヶ月間住んだ日田を離れ、福岡での一人暮らしフリーランス生活に戻ります。母の痺れの原因特定と治療方法という最低限の目標はなんとか果たせたため、年内に元の生活に戻ろうと。つーわけで、日田市役所へ転出届や住民票やらをもらいに行く。お菓子作りが好きな母は何年かぶりにスイートポテトなんかを焼いたりして順調に快復…とはならず。ここんとこの寒さも影響してか、過去最大に痺痛が酷いらしく、それまで頑なに拒んでいたブロック注射を打つため、明日は急遽、九州大学病院へ行く事に。むー、こんな状況で本当に引っ越してしまっていいのだろうか…。

2016年11月12日土曜日

千年あかり



 天気もよく暖かいので、母と2人てくてく歩いて日田天領まつりへ。河原や道路脇など、至る所にザクから発射される対人兵器よろしく(←無視していい例え)竹灯篭が並べられており、夜には中に火が灯されます。


 夕暮れまでだいぶ時間があるため、まずは今日と明日の期間中のみ使える商品券を購入。1,000円で1,100円分の買い物ができる小判!町娘や侍の格好をした住民や対観光客用の人力車が走る中、なかなか凝った作り。そりゃまあ紙製ですけど、これ作った人って絶対シゴトできる人だよなー。


 母は学生時代の友人に会ったり、僕は一度行ってみたかった老舗の模型屋に寄ったりしてるうちに夕暮れ時となり、町中に仕掛けられた3万本の竹灯篭に火が灯される「千年あかり」が始まりました。川や道や橋のどこもかしこもが見所となり、思ってた以上にこれは壮観でナイス風情。


 日田は田舎だし、盆地特有の寒暖差が激しい所ですが、祭りの時はそれが全部メリットに転じて、綺麗で風情があるんですよね。考えてみたら、病院以外に母と2人で半日も出かけた事なんて今までなかったなぁ。夏の祇園祭の時は目があまり見えない事もあって一緒には行けなかったし。こっちにいる間に母が見せたかったという日田の祭りに一緒に来れた事は、一生忘れない気がします。


 と、ちょっとええ話風に締めたところで、「ゲームでこんにちわ」第51回、テクモ(現コーエーテクモゲームス)のファミコン用カートリッジ『つっぱり大相撲』更新しとりますー!見てネ!←我ながらちょっとどうかと思うくらい文章の構成を考えていない。

2016年11月4日金曜日

ゲームでこんにちわ第50回



 「ゲームでこんにちわ」第50回、ナムコ(現バンダイナムコエンターテインメント)のプレイステーション用CD-ROM『ナムコミュージアムVOL.4』更新しとりますー。つーわけで、14年10月から始めて丸2年で50作取り上げましたが、『パックマン』、『ギャラガ』、『ゼビウス』、『ディグダグ』は各『ナムコミュージアム』シリーズに収録されてるものを単独で取り上げているため、ソフトの本数としては46本。このペースで行くと、「今後1本も増えない」っつー前提でも所有ソフト全てを取り上げ終わるには、あと10年以上かかる事がさっき分かりました。えー。

 ブログのスタンス的なものはココに書きましたが、元々クリアして10~20年以上経ったまま、その後は「思い出の品」となってしまったり、買ったり頂いたりしてそのままコレクションと化してるソフトをもう一度しっかり遊び直したいっつーのも動機のひとつです。やっぱりゲームは遊んでナンボ!箱にしまって後生大事に飾ってあるだけのゲームなぞ単なるICチップやプラスチックや記憶ディスクの塊!でも、比較的ボリュームの大きなゲームはなかなか時間が割けなかったりするので、50回やってロールプレイングゲームは1本のみ。もっとやりたいんだけどなー。

 昨今のレトロゲームブームでファミコンやPCエンジンのソフトが高騰してる一方、プレイステーションやセガサターンのソフトは安定の100円台からまだまだ名作佳作がたくさんあります。一部のプレミアソフトを除けばレトロゲームって安い趣味なんですよね。それと、頂いたり中古で買ったソフトは全てクリーニングするんですが、ボロボロだった姿が現役当時の姿に戻るのが我ながら嬉しかったり。「もう動かないよ」と言われて譲ってもらったソフトもたくさんあるけど、今のところクリーニングしても動かなかったソフトは1本もないです。頂いたソフトは手放さないので、我が家に来たソフトは安心の老後を送れます。唯一のデメリットはオーナーの将来性が不安定極まりない事だけ!

 クリーニングが終わったソフトは、タイトル、発売元、開発元、発売日、定価、容量、ジャンル、対応プラットフォーム、対応周辺機器、オリジナル版のライセンス元、受賞経歴、年齢制限、廉価版や限定版などのパッケージ別データ、付属品の14項目を『Excel』で一括管理してます。はい、そこ引かなーい。本気で遊ぼうと思ったらそれくらいやるんだぜー。

 そんなわけで、たぶん死ぬまでレトロゲームをやり続けると思うので、今後とも気長にお付き合い下さいませー。

2016年10月30日日曜日

りびんぐゲーム その2



 いかん、このままだと今月は寝込んでガチャガチャして本買ってDVD見ただけで終わってしまうぞ。つーわけで、とりあえず今月中に一度は部屋探しに行っとこうと思い、午前中から福岡へ。まずは主と厳かに「月例カツカレー友の会」を開き、ジャンボカツカレーに撃沈。腹ごなしに最初に目に付いた不動産屋へ入り、いくつか物件を出してもらって内覧。なんだかんだで5時間くらいはかかったなぁ。その後は終バスの時間まで呑む。


2016年10月29日土曜日

『機動警察パトレイバー REBOOT』



 楽しみにしていた『機動警察パトレイバー REBOOT』のDVDが来ましたわー!


 いやー、不満点が全くない!見るまではどうしたって「8分」という尺の短さを懸念して一番安い通常版DVDにしたけど、特装版でもよかったくらい。8分、全然いいっす。凝縮された8分間、全編見所だらけ!新規キャラクターやCGで描かれたレイバーも違和感ないし。これ、『パト』ファンは言わずもがな、「作品名は知ってるけど実際には見た事ないんだよなー」って人も十分楽しめる内容ですっつーか、そういう一見さんを対象にしつつ、旧来からのファンが見たかった要素も全部入りっていうね。方向性としては実写版と真逆。見ないと人生1ミリくらい損すると思った。

 プロポーションが変更されたイングラムは、裾が広がっていたラッパズボン風の脚部を中心にスリム化されていて、劇中では全く気にならないけど、パッケージイラストみたいに止まり絵の全身像だとちょっとかっこ悪い。2号機の頭部と肩部を差別化せずに1号機と同じ「標準仕様の官給品」として描いたのは、短い尺の中では正しい判断だなと。対峙する作業用レイバー「ブルドック」もスリム化されてたけど、こっちは追加されたディテールも含め違和感なし。ラストに土木レイバーのヘビー級「タイラント2000」も登場するファンサービスにニヤリ。

 キャラクターの名前は劇中では明かされず。でも、特装版買った人の話だと、操縦担当が「千川」、指揮担当が「天野」と言うそうな。モデルは『鉄腕バーディ』の「千川つとむ」と『究極超人あ~る』の「天野小夜子」ですな。モブキャラも全てゆうきまさみ作品から抜粋されてるらしく、芸が細かい。

 特典映像の吉浦康裕監督とヘッドギアの出渕裕&伊藤和典両氏の対談も面白かったし、川井憲次氏による劇伴収録風景も、サントラ付きの特装版買わなかっただけに1曲目とエンディング曲が丸々聴けたので満足。あ、前に「ロゴがダサいのは田島さんじゃないからだろー」とか書いたけど、クレジット見たらロゴデザイン、ちゃんと田島照久氏でした…。

【収録内容】
・機動警察パトレイバー REBOOT
・映像特典:劇場予告編
・映像特典:BGM収録風景映像
・映像特典:スタッフ座談会・吉浦康裕(監督・脚本)×出渕裕(メカニカルデザイン・監修)×伊藤和典(脚本)

2016年10月27日木曜日

香貫花クランシー



 ザカザカっと下書きナシの筆ペン一発落描きは、『パトレイバー』の「香貫花クランシー」。版権絵を描く時はいつも極力オリジナルに似せようと努力はしてるんですが、純粋なファンアートっぽく「自分の絵柄」で『パト』のキャラを描いたらどんな感じになるのかなーと思ったので、最初から似せる気はなく、寝転がって描きました。いや、寝転がる必要はないんですけどね。筆ペンでザカザカ描くのはいいですよ。線がヨレヨレになろうが多少デッサンが狂おうが描く本人は気にならないし←おい。劇中では第2小隊メンバーの中で唯一、香貫花だけ着る機会のなかった中間服仕様で。


2016年10月26日水曜日

『恐怖の谷』



 前回の日記を更新した後、まさかの発熱で一昨日は1日寝込んでました。僕は風邪ひきかけるとまず頭痛がするのに、今回は特にそんな事もなかったんだけどなぁ。つーか、全然快復してねえ!とりあえずまたパブロンとポカリのドーピングで自分を騙し、今日は眼科の定期健診のため、母に付き添い福岡へ。

 帰りがけ、新潮文庫「シャーロック・ホームズ」シリーズの『恐怖の谷』(アーサー・コナン・ドイル著/延原謙訳)を購入。サラリーマンだった4年前、通勤時の読書用にと『緋色の研究』、『四つの署名』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『シャーロック・ホームズの叡智』、『シャーロック・ホームズの思い出』、『バスカヴィル家の犬』までの長編3冊と短編3冊を読了。短編4作目『シャーロック・ホームズの帰還』を途中まで読んでいたところでフリーランスになり、通勤っつーものをしなくなったためにずいぶん放置してたんですが、こっちに来て母の付き添い時にまた『帰還』の始めから読み直し、3年ぶりにようやく続きを買った次第。

 この新潮文庫版、初版は53~55年と古いものの、89~92年に改版されているため、読みやすく、かつ味わいのある訳文が好み。

 子供の頃はアニメの『名探偵ホームズ』が大好きでした。登場人物が全員擬人化された犬のやつ。大人になってからCSの再放送を見直したら、作画もストーリーもものすげークオリティだったのに驚いた。名作ですな。今の僕の画風にも結構影響してると思うので、無意識のうちに刷り込まれてます。

 イギリスのグラナダTVが制作したジェレミー・ブレット主演のドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』もこれまた大好き。小学生の時にNHKでやってるのを見て、近年またCSで見直したけど、綿密な原作の研究とヴィクトリア朝時代を再現した映像、そして露口茂氏のシャープな吹き替えがたまらん!これもまた名作です。原作を全て読破したらいつか日本語吹き替え版のDVDボックスを買おうと思うので、それまでにキミの周りで何か事件が起こったら、ベーカー街まで知らせてくれたまへ。

2016年10月23日日曜日

はにゃふにゃコレクション



 ようやく体調も元に戻ってきた気がするので、近所のスーパーへ。周囲にチビッ子達がいないのを確認し、回したのは「おーい!はに丸 はにゃふにゃコレクション」。僕だって紳士の嗜みくらいはそれなりにわきまえてますからね、ソレ系の店ではなく、こういうスーパーではそりゃ人目くらいは気にしますよ?キミ、大量のトンカツはできるかね?たっぷり食べてたくましく育ちたいのでな。一発目でトンカツ色の「ひんべえ(スタンドフィギュア)」が出たので、残すは3種類のストラップを回避しつつ「はに丸(スタンドフィギュア)」のみ!ここんとこ惨敗続きだったものの、今回は珍しく一発で揃ったぜー!


 これ、ボリュームもそれなりにあって(はに丸で約5cm)、造型もしっかりしてるし、薄くスミ入れまでされててお値段200円って完璧じゃないすか?今年買ったカプセルトイの中で文句なしに一番。買わない理由がないっつーか、むしろ見かけて買わない方がどうかしてるぜ!←「どうかしてるのはオマエの方だ」とおともだちのみんなに言われそう。

2016年10月20日木曜日

りびんぐゲーム



 一区切り付いて緊張の糸的なアレが切れたのかどうか分かんないすけど、今週はなーんか体調がイマイチっつーかビミョーに具合がよろしくない日が続いとります。母は月曜に1人で弟の家へ泊まりに行き、水曜は通院だったため、幸い、食事を含め家事はほとんどしなくてすんだんですが、うーん、栄養は足りてると思うし、頭痛も熱もないのに、なんやろなー。ミョーにきついというか、こっちに来る前後にもこんな感じで寝込んだ事があったけど、あれは後で考えると熱中症だったんですよねぇ。今はそんな天候でもないしなぁ。


 よく分かんないので、とりあえずパブロンとポカリを過剰摂取して凌ぎつつ、そろそろ引っ越し先の家を探そうとネットで軽く調べてみたけど、なんかもうめんどくさーい。今ちょっと頭が情報を処理できなーい。早く体調戻れー!

 任天堂の新型ハード「ニンテンドースイッチ」、発表。つっても、レトロゲーマーなんでプレイステーション2以降のゲームシーンはオラにはさっぱり分からねえだ。逆に90年代までの家庭用ゲーム機のソフトなら、大半のタイトルとメーカー名が一致するくらい覚えてますが、今までの人生で一度たりとも役に立った事はありません。逆に「えっ…こわっ!」っつって引かれますね(泣)。「ビデオゲーム」っつー概念がとっくに過去のものになってますが、人間って過去の娯楽の再生産だけで一生楽しめる気がするんですよねー。ファミコンやメガドライブなんかのレトロゲームやって、『太陽にほえろ!』や石立鉄男のドラマ見て、古いアニメ主題歌を聴いて、たまに古本屋巡りをしてとかで全然満足だな、僕は。なんだこのモテなさ度100パーの思考は。いや、でも、大人になってから好きになったものより、子供の頃に好きだったものの方が熱量は違う気がするんだよなー。まあ、完全に懐古趣味ジジイ思考なのは自分でも認めますけどね。

2016年10月15日土曜日

イングラム起動



 今日から『パトレイバー REBOOT』公開!…つっても、単館上映なんで、痴呆じゃねえ地方民はDVDの発売まで10日間ガマン。BDならサントラCDと50ページのコンテ設定集も付いてるけど(むしろこれが欲しいくらい)、やはり本編10分で定価5,400円はいくらファンでも躊躇してしまう値段なので、Amazon価格で2,400円のDVDを注文。『パトレイバー』って、当時1万円前後したオリジナル・ビデオ・アニメ市場のブロックバスターを最初にやった作品でもあるので、値段についてはもうちょっとどうにかしてほしかったというのが正直なところ。

 しかし、今日公開されたPV見ると相当いいっすな、これ。他のロボットアニメとは違う『パト』ならではの視点をきっちり描いてる。特に密集した商店街の路地裏やベランダからの視点は、コミック版を含めここまで描ききったメディアはないんじゃなかろーかっつーくらいいいです。あと、実写版の時も思ったけど、川井憲次氏のサウンドが重なると、小さな不安や懸念が一気に吹き飛んで『パトレイバー』になるなー。

2016年10月13日木曜日

消された時間



 親戚のおばあちゃんが怪我で入院してるため、母とお見舞いへ。高速バス(日田バス)は頻繁に乗ってるけど、大分交通の路線バスって初めて乗るなー。入院先の病院は、2年前に母を脊柱管狭窄症と誤診した日田済生会病院。今まで名前出さなかったけど、明らかに相手に非があるんでもう書いていいなと。ここがもうちょっと突っ込んで真剣に診察してくれたらと思うと…「母の2年と僕の4ヶ月を帰せー!」くらい言いたくなりますわ。まあ、今更言っても詮無き事なんで別にもういいんですけどね…。僕にとっては敵の総本山と言った所なので、おばあちゃんにもハンパな事してんじゃないかと少し警戒してましたが(←完全に信用してない)、思った以上に元気そうで、週明けには退院との事。よかったよかった。しかし、田舎に住んでるといきなり親戚付き合いが増えて、ちょっと不思議な感じ。

2016年10月12日水曜日

一区切り



 7度目の九州大学病院での健診。母の痺痛の原因が自律神経によるものと確定したため、今後は通い慣れた湯布院の病院へ引き継ぐための確認など。他の可能性が全くゼロになったわけではなく、その可能性を消し込む方法はまだあるんですが、薬もほとんど効かないために睡眠導入剤以外は徐々に減薬している今、他の僅かな可能性を消し込む事よりもリハビリに注力したいという母の意志を尊重。原因が分かればあとは治療方針に沿うだけなので、僕もそれでいいと思ってます。ペインクリニックの担当医師も引き続きケアしてくれるそうなので、九大病院での健診はこれにて一区切り。


 いやー、ここまで長かった。もちろん、ここからが本番ですが、「痺痛の原因を突き止める」という最低限の目的だけはなんとかクリアできたかなと。帰りは院内にあるレストランでカツカレー。ここのカレーは病院の食堂と侮れないほど美味い。

 ようやく気持ちに少し余裕ができてきたので、4ヶ月ぶりに「ゲームでこんにちわ」更新!第49回目はコナミ(現コナミデジタルエンタテインメント)のファミコン用カートリッジ『グーニーズ2-フラッテリー最後の挑戦-』。よかったらどぞー!

2016年10月9日日曜日

結婚しようよ



 本日はお日柄もよいので、こっちに住んでる従兄弟の結婚式へ。以前は身内の結婚式や披露宴なんて退屈だしめんどくせーなーって思ってたんですけど、フリーランスになって2年近くブライダル関係の仕事をやらせてもらってるうちに、今は仕事目線っつーか参考資料用みたいな目で見る様になりました。それはそれでいいのか悪いのか分かんないすけど。10時に大原八幡宮で挙式。新婦が関東の人で親族も少ないらしく、ウチの新郎側と合わせても列席者が20人程度なので、昼からは三隈川に屋形船を繰り出し、船上で披露宴。前夜の大雨がうその様な秋晴れの中、船に揺られながらのんびり酒呑んで料理をつつくってのもなかなか粋ですな。

 

 1人あたりのスペースが狭いんで自由に歩き回れるわけじゃありませんが、水面との距離も近いし、陸橋の下をくぐる時なんか劇場版『パトレイバー』的視点で結構楽しい。料理は陸で調理した物を積み込んだ物が大半だけど、日田名物の鮎の塩焼きは船内で焼いただけあってさすがに美味かった(食べるのに夢中で写真撮り忘れた)。


  招待された時は日田に来てすぐの頃で、正直、その頃は今後の母の事だけでいっぱいいっぱいで、人の事はおろか自分の事さえ考えられなかった時期だったので、こうやって憂いなく祝福できる日が来てよかったなーと酔っ払いながらおじさんは思いました。夜は弟一家と母とで食事会があったものの、僕は帰って寝てました。いや、行きがかり上、母親と一緒に暮らしたり姪っ子甥っ子と遊んだりしてますが(今日も全力で遊んだ)、家族団欒みたいなのって元々ちょっと苦手なんですよね。

2016年10月7日金曜日

妄想おねえさん



 僕は大小関わらず、自分で買うフィギュアは基本的にゲームのキャラクターが主で、その理由が「ゲーム画面のキャラクターが立体でどう表現されてるのか見たい触りたい」なんですよ。なので、コップの縁にぶらさがる女子みたいなフィギュアには食指が動かないんですが、気紛れで買ったのが「妄想おねえさんのハンバーガー屋さん」。200円で一番ボリュームあってコストかかってそうな「ハンバーガー」狙いで回したら、一発で出た。リーメントの「ぷちサンプル」シリーズに比べたらレタスの造型が甘いけど、これはこれでアリな方向性なのかもしれない。いや、分かんないですけど。でも、やっぱ「立体物」としては特に驚きがある形状ではないんで、もうこのテのフィギュアは買わないかな。

2016年10月4日火曜日

Splatoon スプラッシュキャップコレクション



 ブログの更新が数日ないと心配して連絡くれる方々がいるので(ありがたいっす)、なるべく3日に1度くらいは近況報告っつーか生存報告をしようと。今は母親と一緒に暮らしてるんで孤独死する事はありませんが、本来は一人暮らしフリーランスなんで、そういう意味合いもあってやってるんですけどね。いや、マジで今年の前半は孤独死するかと思ったもんなぁ…(遠い目)。つーわけで、今日はストックネタ。例によって内容は薄いぜ!

 友達がWii U用ソフト『スプラトゥーン』にずっとハマってて、僕はハードを持ってないんでプレイした事はないんすけど、その様子を毎日ブログにアップしてるのを見てるうちになんとなく欲しくなり、タカラトミーアーツの「Splatoon スプラッシュキャップコレクション」を1回だけガチャリンコ。できれば「オレンジ」か「ライムグリーン」が欲しかったけど、形はどれも同じなんで「パープル」でもまあいいや。要はボトルキャップフィギュアですが、イカとインク部分の2パーツ構成で破綻なく立体化されており、200円のわりに満足な出来。買ったのは2ヶ月前に母が白内障手術で入院してた時ですが、今でも結構見かけます。こっちのイオンにも売ってたし。

2016年9月30日金曜日

母の言葉



 日田に来てちょうど3ヶ月。毎月言ってるけど、こんなに長く激動の3ヶ月は今まで体験した事がありませんでした。1日1日はものすげー早いんですが、1週間や1ヶ月単位だとえれー長かった1クール。

 今月はとうとう自分が壊れかけましたが、完全に壊れるギリギリのタイミングで母のしびれの原因が自立神経からによるものだと判明し、僕の中でようやく「終わり」が見えました。まあ、実際にはこれから長い治療が続くんですが、そこは母自身が地道に少しずつ、焦らずにやるしかないので。白内障手術の時も、本来なら術前検査から2週間後に手術のところを、左目の症状が思ってた以上に悪かったため、順番を繰り上げて1週間後に手術した院長に「2週間後だったら間に合わず失明してたかも」と言われ、こっちに引っ越したのもギリギリのタイミングだったんだなぁと思ったんですよね。引っ越すのがもう少し遅かったら、母の左目は見えなくなっていたかもしれないとか考えると、タイミングっつーか流れっつーか、そーゆーのってありますな。

 僕が壊れかけた時、母に「あんたには目をもらったから、もう自由になっていいよ」と言われました。「あんたがおらんかったら遠くの眼科に行って入院して両目を手術する事さえできんかった。だから、お母さんの目がまた見える様になったのは、あんたが目をくれたから。それだけで十分です。ありがとう」と。今日は「ズボンのウエストが入らなくなった」と苦笑いしながら話してました。毎日途方に暮れ、衝突して自己嫌悪に陥り、無力感と非力さを痛感した3ヶ月。ようやく、自分が母の元に来た意味が少しはあったなと思える様になりました。自分の事を全部かなぐり捨てて来たけど、日田に引っ越して、母と一緒に暮らして、よかったと思ってます。

 来月、九州大学病院での最後の定期健診で大どんでん返しがなければ、その後で僕は家を探して福岡に戻ります。その日まで、今までと変わらず自分のできる事を毎日精一杯やるだけです。明日も変わらず。

 …って、なんだか最終回みたいな雰囲気になっちゃってるけど、来月もフツーに続きますからねっ!次回もゼッタイ見てくれよなっ!

2016年9月29日木曜日

『白暮のクロニクル』 9巻



 『白暮のクロニクル』9巻(ゆうきまさみ著)、読了。唯一買ってるコミックなのに、発売から1ヶ月後にしか買えず、また、買ってもすぐに読めない現状はやっぱ厳しいなぁ。物語は大詰めで、たぶん次が最終巻っぽい。今巻はTVドラマ『重版出来!』の小道具としてゆうきまさみ先生が描いたフェイクマンガ『ドラゴン急流』の冊子付き。ドラマは見てないので内容に関しては特に感想もないけど、ネームのラフや下書きも全て収録されているので、1コマ1コマ完成原稿と見比べてみると面白い。ちなみに僕、本の帯は捨てる派です。

2016年9月28日水曜日

後藤隊長カレンダー



 母の眼科定期健診のため、福岡へ。前回は体調不良で行けなかったけど、もう大丈夫っす。デパスももう飲んでないっす。まあ、4錠しか持ってなかったし、気休めみたいなもんだったなー。眼科には博多駅からタクシーでワンメーターなので母1人でも行けるんですが、今日は大雨だったのと、僕がこっちにいる間はせめて一緒に行こうと。眼鏡を作ったので、次回の定期健診の時に出来上がる模様。

 帰りに付録の「毎週後藤喜一 後藤隊長カレンダー」欲しさに月刊スピリッツ11月号を購入。マンガは単行本で買う派なので、雑誌は年に1回買うか買わないかだけど(たいてい付録目的)、コミック版『パトレイバー』より後藤隊長のセリフのみを抜粋したナイスカレンダー。本誌の表紙も『でぃす×こみ』とゆうきまさみ祭りで嬉しい。でも、トロフィーに模した後藤隊長の絵がなんかヘタクソだ…。


2016年9月27日火曜日

『エースコンバット3 エレクトロスフィア』他3本



 一昨日買ったプレイステーション用ソフト4本をクリーニング。99年に発売された『エースコンバット3 エレクトロスフィア』(ナムコ)は、『R4-リッジレーサータイプ4-』と共にナムコのプレステ用ソフト総決算的な非常に高いクオリティ。『クレイマンクレイマン~ネバーフッドの謎~』(リバーヒルソフト)は、98年にアメリカのネバーフッド社が開発した全編クレイアニメのイカすアクションアドベンチャーゲーム。この2本は以前持っていたソフトで、今回買い戻した次第。


 98年発売の『火星物語』(アスキー)は、キャラクターデザインが水玉螢之丞先生なので、きっと説明書にイラストが描かれてるだろーと思って買ったのに、どっこにもいっこもイラストが載ってないとはどーゆー了見だ!?当時は週刊ファミ通にコラムが掲載されてたけど、広井王子が嫌いだったんで読んでませんでした。『ブルーブレイカー~笑顔の約束~』(ヒューマン)は、96年にPC-FX用ソフトとしてNECホームエレクトロニクスから発売された『ブルーブレイカー~剣よりも微笑みを~』の移植作。プレステ版は良作だと評判だったのを思い出したので。この2本は完全に気紛れで購入。当時は広井王子も美少女アニメ風ゲームも大嫌いだったけど、ゲームに関してはいつからかあんまり偏見がなくなったなー。歳取ったからかもしれん。


 『エースコンバット3』だけ250円、あとの3本は100円だったので、計550円。 CDケースのストックが手許にないため、ケースの交換と起動確認は引っ越してからだなー。しかし、『エースコンバット3』はいずれゲームブログでも取り上げようと思ってたので遊ぶだろうけど、他の3本はいつやるんだか…。