2024年4月19日金曜日

「LABOR IN ACTION イングラム1号機」

 映画『WXIII PATLABOR MOVIE 3』公開に合わせて02年3月にバンダイから発売されたアクションフィギュア。当時持ってたんですが、その後手放してしまい、最近買った人から強奪。いえい。『ガンダム』シリーズのモビルスーツを大々的に展開していた「MOBILE SUIT IN ACTION !!」の派生系で、「動かして遊ぶ事」を前提にしているため、全身ほとんどがPVC製。








 大きさはモデロイドのイングラムより一回り小さいくらい。とりあえずゴム製で遊び用ですからね、あまり神経質にならずメーカー刻印やパーティングラインを320番でペーパーがけして、ガンダムマーカーでスミ入れ、通常時の頭部はメインカメラのクリアパーツで全体ができてる様で、塗装が透けかかっちゃってるので、ラッカー系「ホワイト」で上塗り。あとはマーカーやシールでディーテールアップ。メディアバージョンは『WXIII』版(部隊章がこれまでと違っており、シールドと左肩にマーキングされている)。

 

 こいつのすごいのは、このサイズでコックピットハッチが開閉する事!また、脚部リボルバーカノン収納ベイに伸びる右腕内部も差し替えなしで再現。オプションパーツはフェイスガードを閉じた頭部、リボルバーカノン、電磁警棒が収縮された物と伸びた物の2種、ストックが伸びた状態と折り畳まれた状態のライアットガン2種、リボルバーカノン、手首は6種とかなり頑張ってます。スミ入れが太いのは「MOBILE SUIT IN ACTION !!」から変わらず。

 

 イングラムの立体物がたくさん出た今、こうして見ると個人的にこの「LIA」のプロポーションが一番好きかもなー。

2024年4月16日火曜日

レイバーキャリア その3

 牽引車の盲点、リア側のライト類はクリアパーツにもシールにもなってないので、透明プラ板代わりにペットボトルを切り出し、下地に銀箔を貼って、それぞれウインカー(クリアオレンジ)、ブレーキランプ(クリアレッド)、バックランプ(透明)を再現。ナンバープレートはフロント、リア共にプラ板から切り出し、リアナンバーはコンテナ後部に貼ってます。パトライトは中にシルバーの金属製ビーズを埋め込み。光が当たるとキラリと光るよ!ホントは電飾できればいいんだけどねー、これまたスキルぶそーく。

 

 んなわけで、牽引車部分はかんせー。キャリア全体から見ればまだ1/3…。

 

 キャリア自体は箱組なので、組み立てや塗装は比較的やりやすかった。白は「ホワイト」+「パールホワイト」、黒は「ブラック」。桜の代紋は例によって旧キットから流用。あと、バンダイの1/48スケール「イングラム(実写版)」のキットに付いてた漢字のデカールが役に立った。漢字のデカールってなかなかないもんね。

 


 フタじゃねえ天井はわりと簡単に取れるので、完成後も運転席は見えます。作っといてえがった。そんじゃあ、次はキャリア部分にいってみよー。



2024年4月14日日曜日

レイバーキャリア その2

  仮組みしてみると、牽引車部分はほぼ箱組なので、殺風景な運転席をなるべく再現。そこらへんに転がっていた丸棒でサイドブレーキを、簡易ベッドの布団はマスキングテープを折り畳んだもの、枕はエポキシパテで。固定具は余剰シールの細切り。モニター内の映像は実写版のチラシを切って貼ったもの。床にはなぜか「ブチ穴」(デザイナー違うけど)が開いていて危ないため、マスキングテープの細切りで警告表示を。外側から「ちょっと見えるぞ」となったら嬉しいっつーか、こういう箱庭的なのは作ってて楽しいですな。塗装は全体をラッカー系「ブラック」、シートを「フィールドグレイ」で筆塗り。トップコートは「艶消し」。

 

 「ちょっと見えたら嬉しい」もののもうひとつに、フロントウインドウからオレンジの隊服が見えるのも再現したいので、ひろみちゃんを作ります。『戦闘メカ ザブングル』の1/48スケール「ホバギー」に付属の主人公「ジロン・アモス」のフィギュアを芯に、エポパテとラッカーパテで泥人形を作成。スキルぶそーく。ひろみちゃんはガタイがいいので、1/48スケールでちょうどいいかなと。サンバイザーから伸びるマイクは0.3mm真鍮線。細過ぎて使い道がないと思ってたので活用できてえがった。

 

 

 他、細かい部分としては、こーんな二車線も幅を取るトラックが手鏡みたいなサイドミラー1枚のわけがねえと思い、丸いH・アイズでアンダーサイドミラーを追加。また、投光器が一体成型のたこ焼き器みたいだったため、下地に銀箔を貼って、四角と丸のH・アイズで1つづつ作り直し。

 

2024年4月6日土曜日

MODEROID 99式特殊運搬車レイバーキャリア

 


MODEROID「98式特型指揮車&99式特型レイバーキャリア」
【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2023年7月
【価格】8,500円
【出典】映画『機動警察パトレイバー 劇場版』




【99式特殊運搬車レイバーキャリア】 
 四菱自動車製。レイバー隊の迅速な展開とレイバーの脚部への負担軽減及びバッテリー消耗抑制のため、レイバーを現場まで運搬する大型トレーラー。レイバーは仰向けの状態で積載され、現場到着後に荷台部分を垂直にジャッキアップすることでレイバーを直立させ、レイバー自身が歩行して降車する。本機は、「99式特型牽引車」と「99式多目的ハンガー」を連結したもので、各種支援機材と整備点検用の可動式プラットフォームを設けた「移動式ハンガー」として展開能力の向上を図ったものである。レイバーバックアップ用のコンピュータを搭載、仮眠用のベッドもあるなど、「移動する拠点」的役割も担う。トレーラー部には左右側面各2基(計4基)、後面2基の収納式大型アウトリガーがあり、ハンガー前部左側にはクレーンを備える。大型大重量の車両だが、レイバーと同じオートバランサーシステムが備えられており、レイバーを載せた状態でも安定した走行が可能。また、その大きさを活かし、交差点などを塞ぐことで対象レイバーの逃走阻止にも使用されている。主な操縦者は、山崎ひろみ、進士幹泰。


 つーわけで、我が家で一番でかいキット、レイバーキャリアをいよいよ作ります。牽引車部分はほぼ箱組、キャリア部分も塗装がしやすい構成になってるため、あとは細かい部分にどれだけ注力できるかだなー。

 

 MODEROIDシリーズは、昨年冬からイングラム、指揮車と作ってきたけど、メインはこのレイバーキャリアなんで、しっかり作っていきたい!

 


2024年4月3日水曜日

『キン肉マン』84巻

 『キン肉マン』84巻(ゆでたまご著)、購入。今巻は、キン肉マン・ゼブラとマリキータマンの「エグゾセミサイルズ」対時間超人の「ザ・ドミネーター」と「エル・カイト」の「エル・ドミノス」によるタッグマッチ。ゼブラとマリキータマンは66巻で対戦。マリキータマンが薄氷の勝利を収めており、ゼブラは最初「つい先日に命のやり取りをした相手とタッグが組めるか」と反対するも、命のやり取りをした者同士にしか分からない友情パワーで、押されていたエル・ドミノスに勝利。ダブルマッスルインフェルノはアツいぜ!

2024年4月2日火曜日

『シアワセ行進曲』

  『シアワセ行進曲』(山川直人著)、読了。自費出版で何度も増刷され、氏の知名度を上げた初期の作品。同じ屋根の下で暮らす男女が日々の小さな幸せを紡いでいく、山川作品では珍しい登場人物固定の物語。まだ現在の様なカケアミでの描写は少ないが、既にこの頃から畳の目をひとつひとつ描いているなど、後の作品の片鱗は見られる。読了後はちょっと幸せになれる1冊。

2024年3月22日金曜日

アイナ・サハリン フィギュア

  OVA『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』からヒロインの「アイナ・サハリン」のフィギュアを購入。『ガンダム』シリーズのプライズフィギュアは去年1年だけかなーと思ったけど、今年も続くみたいで嬉しい。

 

 劇中ではジオン公国軍の貴族のお嬢様兼パイロットで、地球連邦軍のパイロット「シロー・アマダ」と恋仲になるんだけど、『第08MS小隊』はニュータイプや強化人間なんかが出ない、一般の兵士が頑張るところがいい。また、ミリタリー色が他シリーズに比べて強いのも特徴。

 

 ノーマルスーツの前面をダーっと開けただいたーんなポージングと、タンクトップのヒラヒラ具合がよい。エナメル系のホワイトでハイライトを入れ直し、ちょこちょことリペイントしてみた。

2024年3月20日水曜日

イングラム (完)












  えー、ここにきて関節カバー3度目の貼り換えです。ちょっと布にこだわり過ぎた。てなわけで、マンダムの「ギャッツビーのあぶらとり紙」に変更。当然ながら布より薄く、クリアランスのほとんどない場所にも入っていく。

 

 初めて扱う素材だからまだシワの表現がイマイチだけど(僕のスキルぶそーく)、ここはやってくうちに慣れるでしょーたぶん。この時期は当該商品がなかなか売ってなくて往生したけど(中開けたらピンクのを買わされたりw)、これからの季節は入手しやすくなりますな。ちなみに70枚入りで使った枚数は失敗も含め10枚くらい。モデロイドシリーズは全部これでいいかもなー。布はやはりバンダイ製くらいの大きさじゃないと無理だ。

 

 新作を作るのはもちろん楽しいけど、いったん完成した物に手を入れたり、壊れた箇所を直したりするのもまた模型の楽しいとこですな。愛着が湧くっつーかね。

2024年3月17日日曜日

98式特型指揮車 その2(完)












 指揮車できったー。ヘッドライトとウインカーをH・アイズに置き換えてクリア化。投光器は裏の肉抜き穴をプラ板で埋め、桜の代紋はバンダイ製1/60スケールキットから流用。『REBOOT』で追加されたサイドのウインカーをペットボトルの切り出しで追加、リアタイヤカバーガードには金属メッシュを貼り付け。そんくらい!

 

 

 


 あと、サイドミラーの鏡部分は、最近のガンプラのシールの余白が銀なので、それを張り付けとります。手間もかからずお金もかからず技術もいらずのわりに効果的なので、お試しあれー。そんで、これまでに作った98式指揮車。左からバンダイの1/35スケールEXモデル、真ん中が今回の1/60スケール、右がバンダイのイングラムにおまけで付いてくるこちらも1/60スケール。差があり過ぎ。今回のもレイバーと比べるとちと大きいんだよね。キャラクター模型のスケールって...。

 

 さあ、次はメインのレイバーキャリアだ!



2024年3月6日水曜日

『ときめきメモリアル』 藤崎詩織フィギュア

  今年で30周年を迎える『ときめきメモリアル』。アーケードゲーム『ボンバーガール』とのタイアップで令和の今、ラスボスの藤崎詩織がフィギュアになったため、ガレージキットとは言えフィギュアに分類される当時品の紐緒さんと比べたくなって買ってみた。

 

 紐緒さんを作ってる最中にも何度も思ったのが、「顔パーツと前髪の分割化」。さすが、今どきのフィギュアは当然そうなってますな。顔は「詩織、こんなヒラメ顔だったかな...」って感じだけど、顔の面積が広くなったぶん、全体的に余裕のある造形(紐緒さんは1/6スケール、この詩織は1/4スケールと差はあれど)。爆弾マークはゲームをプレイした事があるなら、にやりとしますな。紐の質感も細かく出していて、さすが30年の歴史の差を感じるなー。



 メモリアルイヤーなんで、フツーに紐緒さんと清川さんと虹野さんの4/1スケールフィギュアが出たら買うぞ!