2023年3月29日水曜日

さらば!篁係長

 『太陽にほえろ! PART2』で「篁(たかむら)朝子」係長を演じた奈良岡朋子氏、逝去。

 『太陽にほえろ!』終了後、すぐに始まった『PART2』は全12話のため、「打ち切り」と誤解されてる場合もあるが、『太陽』で貯まっていた脚本を消化するために当初から1クールと決められていた。ボス役の石原裕次郎氏が病気のためにこれ以上登板できないため、裕次郎が「最も尊敬する女優」として、当初はスケージュールの都合が付かなかった奈良岡氏を口説き落とし、「1クールなら」という事で、七曲署捜査一係の新係長に就任。「犯罪者に男も女もない」と捜査には常に毅然とした姿勢で向かいながらも、一方で部下を大切にする、まさに「二代目ボス」を演じてくれた。

 また、約15年間の番組の歴史上、最初はお茶汲み係だった女性の地位が番組内でも世相に合わせて徐々に向上し、篁係長の登場で一係の長にまで女性でもなれる事を証明した部分も大きい。

 享年93歳。係長、お疲れさまでした。合掌。

2023年3月26日日曜日

紐緒結奈 その8(完)












  苦節6ヶ月(のうち、丸1ヶ月はワールドカップで何もしてない)、よーやく紐緒さん完成ー!いやー、もうね、粗だらけですけど、今の僕のスキルではこれが限界っす。案の定、接着も大苦戦。スカートと脚、ヒールと地面など、クリアランスがほとんどないため、真鍮線と併せてエポキシ接着剤と瞬間接着剤を混ぜた物でかなり強引かつ強固に接着しとります。



 瞳を中心にラスト1ヶ月は毎日どこかしらをレタッチ。発売当初の造形という事を除いても、やはり髪の毛を始めボディの一体化は塗装で時間を相当取られました。いや、その前に下地処理でも2ヶ月はかかってるなぁ(その間にガンタンク作れるくらい)。



 スカートから伸びるおみ足は綺麗に仕上げたかったけど、ここも接着クリアランスが足りないうえ、脚の付け根の段差がスカートからはみ出て造形されており、そこを修復するスキルがなかったため、そのままです。なので、ガタガタ(涙)。



 今回初めてフィギュアを真面目に作りましたけど、メカモノを作るのとは使う脳みその部分が違う事が分かりました。ムズいぜ、フィギュア。でも、筆塗りとレタッチは苦労しただけあってレベルが1は上がったかなと。

 で、何度も書いてる通り、紐緒さんはあくまで野明を作る前の「練習」なので、次の野明こそが本番だったりする。マジかー。

2023年3月24日金曜日

『はたらくレイバー』6巻

 
 まーた間が開いて2年ぶりになる新刊『はたらくレイバー』6巻、販売開始しました。今巻は新ビデオ版と小説版の全レイバー(&宇宙人と怪獣)です。よくもまあ5年も続いたよなーと我ながら思いつつ、もう「30周年」じゃないなと今巻から「35周年」にしました。いつもの様にTOLOTさんで税・送料込みでお値段据え置き500円のサイト直販です。買えたら買ってネ!





※現在は終了しております。

2023年3月18日土曜日

『キン肉マン』81巻

 『キン肉マン』81巻(ゆでたまご著)、購入。ロビンマスク対ランペイジマン戦の後半と、いよいよ真打登場のキン肉マン対超神「マグニフィセント」戦の前半。キン肉マンの師匠「プリンス・カメハメ」のルーツでもあるマグニフィセントに苦戦するも、セコンドのミートくんのアドバイス大活躍。そして!新シリーズのアニメ化決定!これはちょう楽しみ!『キン肉マン』のアニメ化は「王位争奪編」の際にキン肉マン役の神谷明氏とミート役の松島みのり氏以外はキャスト総取っ換えになったけど、やっぱ新シリーズになってもキン肉マンは神谷明氏、主題歌は串田アキラ氏しか考えられないので、そこは抑えてほしいっ!

2023年3月17日金曜日

紐緒結奈 その7

  さあ、フィギュア製作最大の難関と思われる顔っつーか瞳ステージです。予め瞳の部分はホワイトサーフェイサーを吹く際にマスキングしておきました。肌色がラッカー系なので、髪の毛はエナメル系「スカイブルー」で筆塗り。瞳はラッカー系とエナメル系を交互に髪と同じスカイブルー、ブラック、ハイライトのホワイトと1色ごとに1日乾燥させて、全部爪楊枝で描きました。3回やり直しました。だいぶイヤになりました。眉毛と睫毛は爪楊枝でも太かったため、水彩色鉛筆で。これが今の僕の限界っす。最後に瞳全体をクリアで覆って、よーやく塗装ステージもクリア!完成が見えてきたけど、次も手こずる予感な接着ステージへ!





2023年3月11日土曜日

柿崎隊

  以前描いた『ワールドトリガー』の柿崎隊の絵がどーにも気に食わなかったっつーか中途半端だったため、描き直し(最初のは消したぜ)。「柿崎国治」は隊長としての余裕が垣間見える表情と大き目に、中央の「照屋文香」はメインとして描きたかったので大き目に、全然似なかった「巴虎太郎」はなるべく似せて(それでもまだ似ない)アングルを変更、オペレーターの「宇井真登華」は基本的には同じだけど気持ち笑顔っつーかかわいく。全体の仕上げは那須隊に合わせました。



 描き直しって、プロもアマも結局は自己満足なんですけどね。そら1回目より2回目の方が描き慣れてる分、上手くはなってるだろうけど、1回目の「これが描きたい!」っていう熱量は下がってるんで、どっちがいいとかじゃないんですよー。

2023年3月10日金曜日

紐緒結奈 その6

  一発抜きの胴体。ここからは全部筆塗りです。まずは腕をキャラクターフレッシュで。続いて下地のラッカー系塗料を侵さない様に、リボンと(写真はないけど)ヒールをエナメル系「フラットレッド」、スカートはラッカー系「メタリックブラック」、スミ入れはエナメル系「スカイブルー」&色鉛筆の「水色」&ガンダムマーカーの「リアルタッチグレー1」で。毎日1色づつ塗っては2日乾燥させ、また1色…途中、数えきれないほどのレタッチを繰り返しながら、やっとここまで来ましたよー。あとは顔だー。






2023年3月9日木曜日

『ガンパレード・マーチ~新たなる行軍歌~OST』

 今月の川井憲次祭りは『ガンパレード・マーチ~新たなる行軍歌~ オリジナル・サウンドトラック』。原作はゲームで未プレイだけど、根強い人気で中古価格が今でも高い。アニメは薄っすらと見た記憶があるよーなないよーな。明るい曲、暗い曲、激しい曲、穏やかな曲など、ジャンル的にはバランスのいい1枚。川井氏作編曲のオープニングテーマ「真実の扉」は名曲。




【収録曲】
01. 真実の扉~TV edition~
02. 廃墟の歌声
03. 希望へ続く行進
04. 心躍る季節
05. 緊迫の行軍
06. 決戦の士魂
07. 穏やかな日溜まり
08. 未来への階段
09. 不機嫌な視線
10. 騒然なる足音
11. 困憊の歩調
12. 檸檬色の黄昏
13. 深淵なる不安
14. 旋回する爆音
15. 戦闘への搭乗
16. 束の間の休息
17. 芝村・栄光の歴史
18. 攻撃の開始
19. 軽やかな午後
20. 勝利の女神
21. 暗闇からの慟哭
22. 憂鬱な気配
23. 臆病な子猫
24. 漂白の空気
25. 眠れない夜
26. 安らぎの音色
27. 緊張の糸
28. 幻の敵影
29. 飛来する粉塵
30. 高潔の部隊
31. 永遠の祈り
32. 新たなる行軍歌
33. 明日への扉
34. 闇を越えて~TV edition~

2023年3月8日水曜日

『ロッキー・ザ・ファイナル<特別編>』

 ここんとこずっとAmazon Primeで『ロッキー』シリーズを見てて、いやー、やっぱカッチョいいなー、ロッキーはとか思い、特に好きな『ロッキー・ザ・ファイナル<特別編>』(シルベスター・スタローン監督)のDVDが中古で170円だったので、問答無用でこうた。



 長年寄り添った最愛の妻「エイドリアン」は亡くなり、成人した息子とは微妙な距離感があり、ずっと孤独と戦っていたっつー、昔見た時は「退屈だなぁ」と思ってたのに、この年になって見返すと180度感想が変わって、身につまされたり共感しまくりで、そんで最後に自分の中に残っている燻ぶったものを完全燃焼させるために老体にムチ打って1度だけ現役に復帰するっつー、ベタだけど、「すげー分かる!分かるよーロッキー!」みたいな。要するに、周りに馬鹿にされようが相手にさなくても、いくつになっても挑戦する心意気は持とうぜって話。

【収録特典】
・もうひとつのエンディング
・シルベスター・スタローンによる音声解説
・技術対精神力:メイキング・オブ『ロッキー・ザ・ファイナル』
・リングのリアリティ:最後の戦いを撮影する
・NGシーン
・未公開シーン
 1.ポーリーの絵
 2.朝の光景
 3.昔馴染みのバー(オリジナル・バージョン)
 4.ポーリーの荷物
 5.ロッキーとステップスの会話
 6.落ち込むポーリー
 7.スパーリング
・オリジナル劇場予告編集

2023年3月1日水曜日

『日々我人間』3巻

  3年ぶりの桜玉吉新刊『日々我人間』3巻、購入。『しあわせのかたち』を抜いて最長連載の8年目に突入したものの、絶対にブレない。つーか、僕みたいに小学生の頃からリアルタイムで追いかけてるファンってのは、40年近く玉吉の日常を追ってるわけで、そんな作家なかなかいないよねっていう。戦友のO村編集長がKADOKAWAを定年退職して以降、コミックビームには1年以上連載がないため、次の新刊は本作の4巻、また3年後かー。それまで生きてるかな、僕も玉吉も。