2023年12月31日日曜日

2023年まとめ

 今年描いたもの&作ったものまとめー。

 

 絵は後半ほとんど描けなかったなぁ。特にレイバーは出して以降、ほとんど描いてない。まあ、これはライフワークなので、今後もぽつぽつ描いていきます。

 模型は過去最多の12作完成。ほぼ月イチペースだ。今年は紐緒さん野明とフィギュアに初挑戦したのが大きい。あと、後半の『Vガンダム』シリーズやヅダなんかは作ってて楽しかったっす。スケールモデルがひとつも作れなかったのはちょっと残念ポイント。イングラムは越年だけど、新年一発目はちょっと違うもん作ります。

 「ゲームでこんにちわ」の更新は今年はゼロ。ゲームと模型って両立しないのは分かっていたので、今年は模型に完全に舵取りしてました。来年は完成品が減ってもゲームとのバランスを取っていくつもりでやんす。

 つーわけで、今年も弊へっぽこくだらな日記サイトにお付き合いいただきありがとうございました!来年もよろしくネ!

2023年12月30日土曜日

イングラム その4

 腕は下腕の差し込み棒をカットして、2mmアルミ線で繋ぎます。この部分の関節外装がモデロイド独自なのでどうしよっかなーと考えたけど、いい改修案が浮かばなかったため、そのまま。申し訳程度にネジ穴のディテールを彫ったくらい。上腕の受け口は、関節カバーの布とのクリアランス確保のため、二回りほど金ヤスリで広げとります。肩のパトライトは回転灯部分を切り離し、塗装後に角度を付けて再接着。平手は親指以外を切り落として(←物騒な文章だなー)表情を付けて再接着。リボルバーを取る時に伸びる部分は、コードのディテールを削り落として実際のリード線に置き換え。ここらへんは基本ですな。そんなわけで工作は終わったけど、塗装は越年ー!



2023年12月21日木曜日

『ハモニカ文庫』

 まだ暑かった頃に古本で買った『ハモニカ文庫』(山川直人著)、読了。「ハモニカ銀座商店街」を行き来する人々がすれ違い、紡がれる小さな物語の数々が珠玉の作品で、名前も知らない人との一瞬の交流が起こる時に物語の幕が上がる良作。やはり山川直人はいい。いいねぇ。

2023年12月16日土曜日

イングラム その3

 僕がモデロイド製レイバーを毛嫌いするのは、脚部のカバー造形なんす。ここが生理的に受け付けない。雑誌の作例なんか見ても、ここがそのままだと「なんだ、そのままか...」と興覚めしちゃうくらい。なので、関節カバーは全て実際同様、布製に置き換えます。まずは布のクリアランスを確保するため、パーツを削る削る。ついでにこの関節パーツ、他パーツとのクリアランスもギリギリで動かしにくいため、棒ヤスリでパーツ同士がスムーズに動くくらいまで削る削る。

 

 でもって、布に置き換えるため、キットの股間パーツは使わず、ゴミ箱へポイ。代わりに2mmアルミ線を中に通して、こいつと脚部を繋ぎます。2mmじゃ少し細いんだけど、組み立て時にテープで軸を太らすので問題なし。ついでに、ウインチ止めのネジが小さいんで、リベットパーツで一回り大きく。あと、細かいけど、膝アーマーを上から見ると、キットのままでは厚みのある直線なので、ヤスってアールをつけてあげましょー。イングラムは「FRP製」なので、その薄さが簡単に出せるため、これくらいはやれ。やらん奴は貴様のイングラム愛はその程度のものなのかー!

 

2023年12月15日金曜日

『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 OST』

 Amazonの2度の遅配により、よーやく『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎 オリジナル・サウンドトラック』(曲・川井憲次)が届いた。前半はサスペンス&ジメっとした恐怖感、後半はストリングスにホルン、コーラスとまさに「川井節」が炸裂する怒涛の曲の連続。「カランコロンのうた」をこれほど壮大かつ感動的にアレンジできるのは川井さんしかいないよなー。名盤。

 


【収録曲】
01. ゲゲゲの鬼太郎-警告-
02. 水木の野望
03. 物思い
04. 幻の里・哭倉村
05. 龍賀一族
06. 動揺・混乱
07. 一人目の犠牲者
08. 村の違和感
09. 時弥-未来をみつめて-
10. 沙代-水木への想い-
11. ”M”-克典の誘い-
12. ゲゲ郎を追って
13. 襲い来る化物
14. 二人目の犠牲者
15. 最後の二人
16. ”M”-怪しい力-
17. 水木とゲゲ郎-考察-
18. 沙代-告白-
19. 水木とゲゲ郎-月夜の語らい-
20. 襲い来る裏鬼道
21. ”M”-その正体-
22. 一族の務め
23. 沙代-懇願-
24. 沙代-絶望-
25. 宿怨
26. 「行こうぜ」
27. 筈で見たもの
28. 妻をさがして
29. やっと 逢えた
30. 狂骨、圧倒的な力
31. 終焉
32. ゲゲゲの鬼太郎-幽霊族の力-
33. 水木とゲゲ郎-友へ-
34. ゲゲゲの鬼太郎-最後の者-
35. 時弥-その願い-
36. カランコロンのうた-鬼太郎誕生-

2023年12月8日金曜日

イングラム その2

 続いて、胴体。アンテナは0.3mmと0.1mmの真鍮線に置き換え。基本ですな。肩口はネジ止めモールドの変わりとして、0.3mmリベットを貼り付け。桜の代紋はキットの物では小さいため、バンダイ製1/60スケールの旧キットから流用。右襟(画像では「左襟」って書いちゃったけど、お箸を持つ方!)のセンサーはモールドが曖昧なので、プラ板とリベットパーツで新規作成してクッキリと。

 

 背中は電源ボックスになってる白い部分のフックモールドがこれまたあいまーい。なので、ノミで彫り直せ!物事をハッキリ言える日本人でありたいぜー!別パーツになっている黒いフックも合わせ目がガッツリ出るんで、ラッカーパテで埋めれ。そんな感じです!

2023年12月6日水曜日

ゲゲゲ忌限定ICカードケース&調布駅キーホルダー

  11月30日の水木しげる先生命日にちなんで、調布市で行われる「ゲゲゲ忌」。調布在住の友人に「限定ICカードケース」と、京王電鉄とのコラボで限定1,000個の駅名キーホルダーを頼む。

 

 

 どちらも原作絵が使われているのがポイントですな。ICカードケースはジェフのを持ってるけど、だいぶくたびれてきたしなーでも通勤しないからあんまり使わないんだよねーと悩む前にこうた。だって、毎年絵柄が変わるため、このパスケースは今年限定だし。キーホルダーも毎年絵柄が変わるらしいので、ゲット。


2023年12月3日日曜日

MODEROID イングラム

 

MODEROID「AV-98 イングラム」
【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2021年1月
【価格】3,800円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』






【98式AV イングラム】
 増加するレイバー犯罪に対し、篠原重工が95年5月から開発を開始。後に「AV(アドヴァンスド・ビーグル=次世代車輛)計画」として、00年3月まで計画は続く。同社は本機のデータを自社製品へのフィードバックを目的に設計しているため、コスト面を全くと言っていいほど度外視し、警視庁警備部特科車両二課中隊第2小隊に予備機を含め3機を納入している。従来の技術を更にグレードアップし、そのシステム化に成功した点が他社製品とは異なる。動力系に「超電導電池(SCB)」を採用。対する駆動系には「超電動リニアモーター(SCLM)」を新たに開発し、従来のレイバーとは比較にならない高い運動性能、効率、持続性を実現し、完全に「人型」となったのである。武装は37ミリ6連装リボルバーカノン、スタンスティック(電磁警棒)、シールド。オプション装備の90ミリ2連装ライアットガンは、特車二課内で違法改造された物である。見る者に与える心理的影響をも考慮して設計された、初の純警察用レイバーである。主な搭乗者は、泉野明。


 たぶん今年最後に作る物は、モデロイドのイングラム1号機。今年はレイバーいっこも作ってなかったんで。個人的にはブルドックでモデロイドにあまりいい印象を持てなかったんで嫌厭してたんですが、頂いたので、じゃあ、ちょっくら作るかとまずは仮組み。頭部と肩部は2号機の物も付いていてコンバーチブル仕様になってますが、今回は1号機のみ。

 

 テレビアニメ放送当時に発売されたバンダイのイングラムと比較。同じ1/60スケールでもバンダイのは当時から「1/60スケールにしては大きい」と言われており、こうして比べると1/48スケールくらいはありそう。今見ると、力強さと「アルフォンス」って感じのちょっと穏やかな顔なんか全然イケますな。一方のモデロイド版は最大公約数的なイングラムになっており、大幅にいじる箇所はない感じ。ただ、このシリーズ特有のディテール割愛などが目立つため、今回はそのあたりをいじっていきますです。











 まずは顔から。ネジ穴、左耳のウサ耳センサーのディテール、後部リアカメラモニターが割愛されているため、それぞれPカッター、けがき針、ピンバイスを使って再現。組み立てると襟首ブロックに合わせ目ができるので、しっかり処理しとこー。

 

 首元のアクチュエーターは貧弱だったため、0.3mmのプラパイプ+0.2mmの真鍮線で新造。あと、このキット、全体的にモールドが甘いため、全部彫り直します。まあ、いつもやってる事ですけどね。