2020年2月29日土曜日

ガンダムベース福岡



 出先からの帰りすがら、ガンダムベース福岡に寄る。昨年11月にオープンした国内2店舗目のガンプラ総本山的な店で、新作から旧キットまで大量のガンプラがズラリと並ぶ様にヨダレを垂らしながら圧倒される。この店、商品陳列ディスプレイの作例も全てきちんと作られていて、実際に「完成形」を見る事ができるのはキットを購入するうえで参考になる。何も買わなかったけど。だって、ただいま絶賛ザクII製作中だし。青いガンダムは福岡店のオリジナルカラーらしいけど、なかなか似合うじゃん。



 今回の目的は、モデラー仲間の作品がメーカーの審査を通過して3ヶ月ほど展示されているドム3機による「真・Jet Stream Attack!!」を見る事。完成時に実物も見せてもらったけど、コアなファンが何千人と鑑賞するに堪えうる作品だなと改めて実感。いやー、すげーなー。だいぶモチベーションが上がったけど、まだまだザクIIをいじりますよー(えー



2020年2月23日日曜日

ザクII その5



 「ザク愛が足りないぜー」と友人に言われたので、「愛って何かしら?」と思いながら、一部のパーツに白いラインを描いてみる。ザックリと1.5mm弱くらいの幅を取り、外側をマスキングして、GSIクレオスの「ホワイト」を筆塗り。ムラや塗膜の厚さは後で処理するので、この時点では気にしなーい。


  乾燥したらマスキングテープを剥がし、はみ出た部分はデザインナイフの刃先をカンナがけの要領で削ってやります。その後、320番のペーパーでちょこちょこっと「塗装剥がれ」を表現し、パーツと塗膜の厚さをなくすために1,000番でペーパーがけ。白ラインは頭部、シールド、スパイクアーマー、左腿、スカート(フロントアーマー、サイドアーマー、リアアーマー)全体に。



 武器類は、Mr.メタルカラーの「ステンレス」を筆塗り。劇中でも描かれてる様に、基本的に武器類は「使い捨て」っぽいので、いちいち塗装しないんじゃないかなーと。ミサイルの先端のみエナメル系「フラットレッド」で塗装。Mr.メタルカラーはそのままでは触ってるうちに色が剥がれてしまうので、武器類のみここでトップコートに「艶消し」を吹いて塗膜を保護。こいつにはバズーカを持たせる予定なので、マシンガンは作ってないっす。「ヒートホーク」はなんで刃先がいきなり熱で光るのかさっぱり分からんので、よく切れる包丁みたくピンバイスで穴を開け、フツーの刃物に。だいたい武器に「斧」って地球人を馬鹿にしてんのか!←依然ザク愛が足りない。

2020年2月16日日曜日

ザクII その4



 やっぱイマイチ納得いかないので、頭部に戻る。動力パイプを1.5mmほど切断して、頭部本体との隙間を狭め、目の上に切り傷ダメージを追加。


 脚部は、裾をはじめ薄く削り込むところは薄くしてメリハリを付けた以外は、基本的にキットのままです。


 とりあえず全パーツの下処理が終わったので、組んでみて素組み(左側)と比較。何度も書いてますが、劇的に変えちゃうとJ型に見えなくなってしまうため、最小限のディテールアップと、エッジを出す事が今回の工作の中心…ではあるものの、どこが変わったか分かんないんだぜ(涙)。




2020年2月13日木曜日

ザクII その3



 右肩のシールド、ここはわりと好き勝手できる場所なので、ライターで熱した大型カッターでジューっと「ビームサーベル跡」を付けていきます。刃先はすぐに冷えるけど、それでも触ると火傷する熱さなので注意。剣を振りかざすのと同じで、おそらくは「ジム」のビームサーベルを受けたんだろうなーと想像し、左上から右下にかけて何度かに分けてジュー、ジューっと。細かい部分はデザインナイフで調整。また、実弾による跡もいくつか付けてみます。方向はビームサーベル跡とは逆にするとメリハリが付くかも。ピンバイスで軽く穴を掘り、その周りをPカッターやけがき針で傷を付け、最後はビームサーベル跡と共にラッカーパテで「装甲のめくれ」を表現。やり過ぎちゃうと「壊れた機体」に見えてしまうので、あくまで「大勢には影響のないダメージ」程度の塩梅で。



 左肩のスパイクアーマーにも2ヶ所ほど実弾跡を追加。トゲトゲは見栄え的に先端を針の様に尖らせるのがトレンドっぽいんですが、「打突用の武装」と考えた場合、先端が細い方が脆いので、少しだけシャープにしつつも先端は丸いままで。下腕の丸い箇所のマイナス凸モールドはランナーの切れ端など、ディテールは胴体と同じパーツ類で。手首はあいにくウチにジオン系手首のアフターパーツがないので、キットの手首をけがき針で削り込んでいます。腕はこんなとこ。

2020年2月5日水曜日

ザクII その2



 まずは頭部。ヒサシ部分を少し削り、気持ち程度に尖らせて、やや目付きを悪く。これ以上やると他のバリエーション機に見えかねんので、ホントに「気持ち」程度で。つーか、変にいじると「J型」どころか「ザクII」にも見えなくなっちゃうんだよなー。今回は、エッジを出すところは出し、丸くするところは丸くしたいため、全身を320番のペーパーでガシガシ削ってメリハリボディに。




 胴体は、ディテールを旧ザクを統一するため、ピンバイスによる開口、ウェーブの「NEW Rリベット(丸)」、胴体とフロントアーマーのマイナス凸モールドはキットのランナーの切れ端をば。コックピットハッチ上部パーツのうねうねしたラインが気に入らなかったんで、自然なアールになる様にラインを変更。フロントアーマーの先端も形が気に入らなかったんで(←気に入らないとこだらけ)、エッジ出し。

 バックパックにはウェーブの「NEW Uバーニア(丸)S」を追加。キットにはバーニアが付いておらず、『MSイグルー』を見て確認してみても、ただの「黒い丸」が平面に描かれてるだけ。でも、ジャンプとかしてんじゃん!と、枠っぽいパーツを選び、内側はけがき針で削り込んでおきます。

 また、J型の武装である対人兵器(Sマイン)を、鉄道模型用のパーツで作り、左の首元に埋め込み。劇中で初めて対人兵器が描かれたのは『機動戦士ガンダム 第08MS小隊』での旧ザクで、「うわ、ジオンひでえな」と思ったですよ。『ガンダム』という作品が「戦争」を描いていて、モビルスーツは所詮「兵器」なんだと改めて思ったですよ。上部に射出された弾の中から無数の散弾が落下する完全に殺傷目的の兵器。後に『重力戦線』でもザクIIが使用。共に両襟元と脚部から4~5発発射されますが、特にディテールはなく、個人的にも複数装備させるのは嫌だったため、ここは1ヶ所のみ。



 で、とりあえず上半身を組んでみたけど、だせえ!なんだろうなぁ、動力パイプの隙間かなぁ。つーか、パイプとかどう見ても弱点だろーになんでむき出しなんだよザク!…なーんか、納得いかないので、上半身はもうちっといじるかもししれませんが(いじらないかもしれない)、今日はここまで!


2020年2月2日日曜日

『日々我人間』2巻



 発売日から半月ほど経ってしまったけど、桜玉吉の『日々我人間』2巻、購入。前巻からもう3年経つのかー。はえー。もはや日常と化した虫(主にムカデ)や大自然との戦いの日々やら、ほとんど人間と会わない仙人生活の模様やら、出版社が違うのになぜかコミックビームの「O村編集長」との対談までギュッと詰め込まれた待望の新刊。老化による自身の失禁までネタにしちゃうところが、この人はやっぱり生粋のクリエイターだなぁ。読もう!センテンススプリング!