2023年7月30日日曜日

泉野明 その4

  ここからは塗装ステージ。下地にサーフェイサーを2回吹いた後、発色をよくするために「キャラクターホワイト」を同じく2回吹きます。瞳やシャツ、手袋はこれをそのまま使います。顔と右袖と手袋の間からちらっと見える肌の部分に「キャラクターフレッシュ」をば。

 

 髪は「艦底色」に「スーパーキャラクターレッド」を2、3滴混ぜたもの。前髪の癖毛以外は起伏がない髪型なので、スプレーで均一に塗っちゃうとヘルメットみたいになるため、わざと塗りむらを残して筆塗り。眉毛は爪楊枝の先で描きますた。ネクタイは「アースグレー」をここも爪楊枝で。

 制服は最初、大量にもらったアクリジョンで塗ってたんだけど、どーにも自分には使い辛かったため、いつものラッカー系「オレンジ」と「ティターンズカラー2」で筆塗り。制服に色が入るとグッと「特車二課感」が出ますな。

 

2023年7月19日水曜日

ティーパックマンティーカップ

  超キン肉マン展で売ってたけど、手持ちのゴールドが心許なく買えなかった「ティーパックマンティーカップ」を通販で購入。自分への誕生日プレゼントなの。これねー、かなりいいっす。特に手触り。別売りのシールではオメガ・ケンタウリの六槍客編で成長した「正義の五本槍」の1人として戦った目も再現できるそうだけど、シールは貼りたくないくらいよい手触り。買ってよかった!


2023年7月13日木曜日

アニメ放送40周年記念「超キン肉マン展」

 『キン肉マン』テレビアニメ放送40周年記念&新作アニメ制作決定記念っつーアニメ版に特化した「超キン肉マン展」へ行く。ホントは初日に友達と行く予定だったけど、豪雨で断念。入口にはゆでたまご先生直筆のサインが飾っており、俄然テンションが上がる。

 

 個人的に最近あまり元気がないので1人でトボトボと入場すると、「正義の超人はおまえだけじゃないぜ、アッくん!」

 

 おお、ウォーズマンにロビンマスク!しかし、今回はテレビアニメ版が主体。ロビン、おまえ、原作カラーではないか。「ならば、こうだ!」

 

 バッファローマンにブロッケンJr.にラーメンマン!リキシマンにテリーマン!おお、ミートまで!ん?おわー、なんじゃ!?運命の5王子まで!

 放映権や複雑な著作権が絡む当時の玩具類、台本やセル画の原画以外はほぼ撮影オッケー。セル画の一部はパネルで展示。キン肉星王位争奪戦のキン肉マン・マリポーサ率いる「飛翔チーム」戦1回戦の中堅「ミキサー大帝」をミートくんがボロボロになりながらもバックドロップで破り大金星を挙げた場面を選んだスタッフ、あんた、分かってるぜ!実物大オブジェも相当充実していた。これは「第21回超人オリンピック ザ・ビッグファイト」でのチャンピオンベルト。

 

 こっちは「七人の悪魔超人編」で、「不吉な予兆を感じ紐が切れてしまったテリーマンのリングシューズ」。

 

 「夢の超人タッグトーナメント編」での優勝トロフィーもあれば、「アデランスの中野さんのかつら」まで!協力のアデランス、ナイス!

 

 アデランスに負けじと、ぴあも本気でふざけて、ザ・ビッグファイト決勝戦キン肉マン対ウォーズマン戦、七人の悪魔超人戦アトランティス対ロビンマスク戦、夢の超人タッグトーナメント開催告知、キン肉星王位争奪戦準決勝ソルジャーチーム対フェニックスチームの各ポスターとチケットを作る。これ、作り込みがすごくて、絶対当時ファンだったスタッフが作ったんだろうなー。夢の超人タッグトーナメント開催告知ポスターにスペシャルマンとカナディアンマンのザ・ビッグボンバーズが(まだ)いるのが嬉しい。

 



 ほげーすげーと見ていると、単に客が僕だけだったからなのか背中が煤けて寂しそうだったのか、案内係のおねーさんが「あのー、悪魔将軍にキン肉ドライバーかけてみませんか?♪」と声をかけてきた。おお、将軍の造形もすげえな。でも、白髪だらけのおっさんがちょっと恥ずかしいなぁと一瞬躊躇したが、おねーさんがニコニコしてたので、ここまできたら楽しんだ者勝ちよ!とキン肉ドライバーをかけると「お写真も撮りましょうよ♪」と言われ、パシャリ。更に「あっちにはキン肉マンにパロ・スペシャルをかけられるんですよーこっちですー♪」と連れて行かれ、ウォーズマン気分でまたパシャリ。



 で、帰宅後に見たら、マスクとメガネで見難いけど、僕、めっちゃ笑顔になってるんすよ。自分で今こんなに笑えるんだと驚きと同時にちょっと嬉しかった。ありがとう、案内係のおねーさん。あんたのプロの仕事っぷり、輝いていたぜ!展覧会自体、当時子供で今は大人になったファン向けの趣向がたくさんあるので、ファンは女房を質に入れてでも行こう!

2023年7月2日日曜日

『水玉螢之丞作品集 ワンフェスのワンダちゃん』

 

 水玉センセの『水玉蛍之丞作品集 ワンフェスのワンダちゃん』(水玉螢之丞著)、購入。これ、買うまで5年くらい悩んだっす。『こんなもんいかがっすかぁ』『SFまで』『元祖水玉本舗』と既刊を読み終えたため、これを読んじゃうと、もう水玉センセの新刊は永遠に読めないから。でも、この機会に思い切って。相変わらずキュートな絵柄と膨大な情報量だから読み終わるのに1年はかかりそう。実際、『SFまで10万光年以上』は読み終わるのに2年かかったし。最期の作品だから、じっくりゆっくり読みますよ。