2020年9月24日木曜日

アーガマ その4(完)








 つーわけで、アーガマかんせー。なんだかアーガマ本体よりネモの方に時間がかかった気がするけど。



 老眼限界値ギリギリで作ってはみたものの、やっぱ、ネモでけえな。これ以上小さい物を作るんなら、ルーペがいるなー。ネモのいる右側のカタパルト誘導灯のみ、トップコート(艶消し)を噴いた後、いつもの様に百均製ラピーテープを切って貼り付け。0.3mmくらいしかなかったので、これまた目がー目がー!となるも、光が当たるとキラリと輝く素材感は捨て難いので、ここは最後の眼力を振り絞って。4ヶ所の▽に切って貼るだけで20分くらいかかったぜコノヤロー。



 白を一層しか塗ってないので、スミ入れではみ出た部分を麺棒でゴシゴシ拭き取る時に、所々ちょっとだけ力を入れてやると、摩擦で白色が剥げ、下地のサーフェイサーが露出します。その色剥げ部分の輪郭を鉛筆で薄くなぞってやって、ダメージ表現。これでもまだオーバースケールなんすけど、そこは「雰囲気モデル」という事で。



 だもんで、そーんなに拡大して見せるモンでもないのと、今じゃ食玩なんかの方が出来がよかったりするんでしょうけど、旧キットを完成させる特有の満足度はわりかし高いっす。いやー、300円で1ヶ月遊んだなー。てなわけで、やったネ!できたネ!

2020年9月21日月曜日

アーガマ その3

 1/2200スケールのネモ、完成~!…って、別にネモ作るのが目的じゃないんですけどね。サーフェイサーを噴くとディテールが潰れそうだったので、そのままアクリル系「エメラルドグリーン」を筆塗り。胴体や腰、シールドなどは、ガンダムマーカーの「リアルタッチブルー1」。薄目で見ると80パーくらいネモです。僕の目では。メインカメラは「隠ぺい力が高くてオススメ」と言われて買ったガンダムメタリックマーカーの「メタリックピンク」、黄色い部分は同「メタリックオレンジ」を爪楊枝で塗ろうとしたら、太い!なので、爪楊枝の先端を削り、そこにマーカーをちょんと乗せて、点付け塗り。アルコールが切れた手がプルプル震えたぜ。小さ過ぎて写真のピントも合わないぜ。

 で、アーガマも隙を見てちまちまと塗装。サーフェイサーを噴いた後、ラッカー系「ピュアホワイト」を1度だけ噴きます。この段階では当然まだサーフェイサーのグレーが透けてるんですが、「1/2200」って大きさを考えると、真っ白なのもウェザリングバリバリなのも、違うかなーと思い、あえて「甘い塗装」でスケール感を出してみようと。なので、全体的に設定色より薄い色で塗ってます。カタパルト部分はサーフェイサーのまま。メガ粒子砲格納庫は、アクリル系「ホワイト」に「クリアイエロー」を混ぜたもの。主砲類は同「ホワイト」+「軍艦色(2)」。赤い部分だけは、メリハリを付ける意味でラッカー系「ピュアレッド」をそのまま使用。ここも淡くしちゃうと、全体的に作ってる人同様に全部がボンヤリしてしまうかなーと思って。スミ入れはエナメル系「ブラック」で。完成が見えて来たかなー。



2020年9月17日木曜日

『パト』30周年突破企画絵 その25

 『パトレイバー』30周年突破企画落描き第25弾は、「ブルドック(空港作業用)」。以前、土木作業用汎用と描いたので、今回は設定画風に。劇中では架空の「サンライズ航空」所属機という事で、ボディには「SAL」と描かれてるんですが、当初の設定画稿ではまんま「ANA」だったので、カラーリングもそのまんまだし、ロゴも「ANA」にしとります。何気に野明が唯一乗った作業用レイバー。

 18年2月から描き始めた「はたらくレイバー」も、旧ビデオ版→劇場版1→このブルドックが登場するテレビ版第24話「さらば香貫花」で、テレビ版第2クールが終了。「半年間の研修」という名目で第2小隊のレギュラーメンバーだった香貫花がニューヨーク市警察に戻り、後任の熊耳にバトンタッチ。吹き出しの文字は4巻(いつ出るんだろー)で入れる予定なので、何を言ってるかは想像にお任せで。




2020年9月15日火曜日

『とつくにの少女』10巻



 『とつくにの少女』10巻(ながべ著)。前巻の衝撃的なラストから買って数日読めずにいたんですけど、ようやく読了。今巻は比較的淡々と進む会話劇が、かえって痛さと切なさを増している。映像化するならBGMはなしにした方がいい。そして、また衝撃的な最後の1コマ!来年4月発売予定の最終巻では、この優しくも残酷な童話の最後の1コマをどうか穏やかで幸せな1コマにしてほしい。…来春まで僕が生きてるかなー。

2020年9月7日月曜日

『キン肉マン』72巻



 『キン肉マン』72巻(ゆでたまご著)、読了。3年に渡るオメガ・ケンタウリの六槍客編も今巻にて完結。つっても、僕がまだ日田にいる時から始まったのに、劇中では1日経ってないんだよね(笑)。ステレオタイプの醜態を晒すサタンをあっさり撃破したジャスティスマン。そこから全ての超人の長である「ザ・マン」の元へ行くキン肉マン御一行様。新章に繋げる説明でまたしばらく真剣超人しゃべり場に。




 前巻買った時に「次々巻の発売はかなり遅くなるのでは?」って書いたけど、刊行ペースは落ちずに来年1月には発売される予定だとか。新型コロナウイルスのため、休載期間があった事から今巻さえ出るのは遅いだろうと思ってたのに、直近の話まで収録されてきっちりいつものペースで刊行されたし、きっと休載期間中もアシスタントさん達とリモートでやり取りして再開後のスムーズな展開をと描き貯めていたんだろうなー。こういうところがファン寄りで好感を持てるんだよね。

2020年9月6日日曜日

ボン最期の日

 『太陽にほえろ!』で田口良(ボン)を演じた宮内淳氏、逝去。

 第168話「ぼんぼん刑事登場!」から第363話「13日金曜日・ボン最期の日」までの約4年間、頼りない若手から次第に逞しくなっていく過程が描かれた(第364話「スニーカー刑事登場!」でも新録の回想シーンで登場)。殉職回では、銃弾を受けながらも同じく撃たれた女性を助けるため、一係に連絡しようと必死で公衆電話へ向かい、ボスが受話器を取った直後、「ボ…ス…」と一言だけ発して涙を浮かべながら絶命。数ある殉職回でも個人的に最も印象に残る回でした。

 宮内氏は若い頃に俳優を引退したため、未だにボンの若くはつらつとしたイメージしかなく、ネットのニュースで訃報を見た時は正直驚いた。それにしても、このブログを開始してからだけでも、ショーケン、先日の渡哲也氏と、七曲署のメンバーが亡くなるのは堪えるなぁ。合掌。

2020年9月3日木曜日

アーガマ その2


 ちまちまとプラ板を貼り付ける地味な作業を続けながら、せっかくなら艦載機が1機くらい見えてた方が情景模型っぽくなっていいかなと、旧キットの「1/1200スケール サラミス」付属のジムを載せてみたが、でかかった(全高15mm)!がーん!なので、このジムを1/2200スケールに縮小して「ネモ」にするため、切った貼ったでとりあえずザックリ形に。途中、修行僧の様な気持ちになる。


 ついでに、カタパルトが単なる「凸」の形だったので、これを削り落として、これまたプラ板で作る。写真撮った後で、まだでけえなと気付き、老眼限界値まで小さく修正。どうせグレーで塗り潰されるんで、100パー自己満足の世界なんですけどね。