2019年11月19日火曜日

本家SD ブロッケン



本家スーパーディフォルメワールド『パトレイバー』シリーズNo.5
「タイプ7 ブロッケン」
【スケール】ノンスケール
【発売】バンダイ
【発売日】1990年
【価格】480円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』






【TYPE-7B/2B ブロッケン】
 NATO(北大西洋条約機構)加盟国は、早くから軍事用レイバーの開発をシャフト・エンタープライズ・ヨーロッパ(SEE)に依頼していた。SEEは本社のある旧西ドイツで開発を進め、同社の「タイプ5 グラウ・ベア」をベースに完成したのが本機である。装甲の厚さから一見すると鈍重そうな外観とは裏腹に、機動性は極めて高い。また、各部には過剰とも思える防水処理やアタッチメントが施されている。これは、「様々な国の環境化で使用される」というNATO陸軍共同開発兵器の宿命であり、その最低条件を満たした結果である。


 リハビリ模型第3弾は、30年前に発売され、中学生の自分(遠い、遠過ぎる…)が作ったお馴染みのレイバー「ブロッケン」をレストアしてみよー。ブロッケンについてはココとかココに書いたので参照あれ。成型色が紺色だったため、初めてサーフェイサーを使ったのがこいつだったよーな。合わせ目消しも通常ではプラスチック用接着剤→補完的にラッカーパテを使いますが、接着剤を使わずにパテだけでなんとかしようとしたらしく、合わせ目が完全に出ておりますな。


 この「本家スーパーディフォルメワールド」の『パトレイバー』シリーズは、他に「イングラム」、「グリフォン」、「零式」、「ヘルダイバー」の全5種が発売。それぞれに何かしら玩具的なギミックがあり、ブロッケンは背中のビームサーベルじゃねえセンサーを動かすと、それに連動して腕がちょこっとだけ動くっつーザ・子供騙しなギミックを大搭載。ご覧の様に左側のセンサーが根元から折れとりますが、もうおじさんはそんなギミックには騙されないぜ!なので、今回はオミット。他に軟質ゴム製の40mm速射機関砲と105mmカノン砲が付いてたけど、カノン砲は紛失。レイバーにはあまり武器を持たせたくないんで、特に問題なし。

 プロポーション的には今見てもバランスよく(たぶんシリーズの中で一番出来がよかったので買ったんだと思う)、今回はまず塗装を剥がす!あとは主に合わせ目消しとガタがきている部分の補修。それと、こいつ、実は股関節がクタクタで、立たせて5秒ほどでおじぎか仰け反り状態になりよるんで、そこの補強。



 レストア自体が初めてなのと、いかんせん30年前に作ったキットなんで、プラスチック素材の劣化がどこまで進んでいるかとか、そこらへんは作っていく途中でしか分かんないので、まずは全身をバラして、それから接着するとこはして、塗装を剥がしてみるかなー。こいつは旧ビデオ版よろしく赤で塗ってますが、よく見るとディテールがコミック版なので(下腕内側と脚部外側にスリットが入っている)、色もコミック版のグレー系で塗り直したい。



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