2016年9月25日日曜日

素晴らしき日常



 日田に来てから最初で最後であろー丸1日気晴らし日。実は昨日、母が姪っ子の運動会に1人で福岡まで行ったんですが、もし道中や帰宅後に体調が悪くなったりした場合は僕が福岡へ戻る時期を考え直すつもりでした。が、母は高速バスで天神まで行った後、地下鉄七隈線の天神南駅まで歩いて地下鉄に乗り換え、初めて行く姪っ子の幼稚園に辿り着くと義妹のお母さんと祖父母参加の玉入れ競技までやって帰って来たので、これはもう僕がいなくても大丈夫だなと。

 痺れが酷いのは変わらずなんですが、自律神経からだからこそ、母にとって楽しい事なら交感神経に作用し、こうして単独で出かけられる事も証明されたので、僕もようやく一安心。薬とリハビリ、意識のセルフコントロール(とか書くと怪しい宗教や自己啓発みたいだけど)、そして、自分にとって楽しいと思う事を積極的に行う。この4点を地道にやってくしかありません。原因が特定されたため、ようやく治療法が確立されました。母は自分に厳しく何事にもきっちりした性格なので、仕事を引退してこれから自由だっつータイミングで自律神経のバランスが崩れ、それが両足の痺痛という形で表れてしまった。一人暮らし、特に歳を取ると自分の意識を変える事の難しさは分かってますが、こればっかりは僕にはどうにもできないので、あとは母の自覚次第っつーか、僕みたいにダラダラすればいいのになー。

 そんなわけで、主に言いました。「カツカレー奢っちゃる」と。昼過ぎに天神へ行き、待ち合わせまでに本屋や模型屋やゲーム屋を巡って、合流後は食って歌って呑んでまた食ってであっつー間に終バスの時間。僕にとって3ヶ月前まで「フツーの日常」だった日がこんなに楽しく贅沢だった事を改めて認識。母の通院で何度も来てますが、この3ヵ月、福岡の街並みを見たり店に寄ったりするのがちょっと辛かったんですよね。路線バスを見る度に「あれに乗ったら(今まで住んでた)家に戻れるのに…」とか思ってしまって。同時に毎回「もう自分がいる場所じゃない」ってのも思っててなんか切なかったけど、今日は1度もそんな考えがもたげてこなかった事に帰宅して気付きました。フツーの日常って素晴らしい!でも、当たり前の幸せがあるフツーの日常はある日突然いとも簡単に壊れるんだよね…(走馬灯)。ココ読んで他人事だと思ってたら大間違いだぞ!

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