2016年9月24日土曜日

『BRIGADOON まりんとメラン』DVD1巻



 水玉螢之丞先生がキャラクター原案のアニメ『BRIGADOON まりんとメラン』のDVD1巻を購入。00~01年にWOWOWで放送後、再放送の機会がなく、昨年CSで初めて再放送されたのを15年越しにようやく全話視聴したんですが、とにかく1話と最終話(全26話)だけでもDVD買おうと探してたら、450円で発見。安っ!表紙がちょっと色褪せしてるけど、初回特典の付属品も全部揃ってたし、全然オッケー。


 昭和44年の東京・下町を舞台に、中学1年の「浅葱まりん」と生体兵器の「マリン・ブルー」による異種族間の絆っつーか恋心っつーか、そーゆーのが根幹にありつつ、一見すると明るいドタバタSF活劇っぽいんですけど、まー、まりんがフビンな目に遭うわ遭うわ。異世界「ブリガドーン」から飛来する生体兵器に命を狙われるっつーのはわりとオーソドックスなSF要素なんですが、捨て子という事で学校ではイジメに遭うわ、巻き添えで多くの犠牲者が出たために大量殺人の濡れ衣は着せられるわ、その巻き添えで娘が犠牲になった母親から執拗に殺されかけるわ、唯一の家族だった育ての祖母は亡くなるわ、いろいろショック過ぎて失明するわ、それを機にイジメっ娘からも殺されかけるわと、主人公がここまで悲惨な目に遭うアニメは今まで見た事がないっす。

 それでも、水玉センセーの明るいキャラクターデザインとまりんの明朗快活な性格、ノスタルジックなドタバタギャグ、「正しいSF活劇アニメ」としていい意味でのご都合主義なんかのおかげで陰鬱な気分になる事なく(一般人が戦いに巻き込まれる直接的な描写もなし)、最終話ではメラン役の大塚芳忠氏の芝居でそりゃあもう泣きます。ええ、泣きますとも。この1巻では、第1話「出会いは浅葱色」&第2話「紺碧なるモノマキア」、それに放送直前番宣的な5分ほどの特典映像が収録。最近BDボックスが発売されましたが、僕は画質にこだわらない男なので、最終話もDVDで買います。安いし。

【収録内容】
・第1話「出会いは浅葱色」
・第2話「紺碧なるモノマキア」
・映像特典:放送開始直前特番「新アニメ『BRIGADOON まりんとメラン』がはじまるよ!」

0 件のコメント:

コメントを投稿