キットの出来がいいため、なくしたワイパーをプラ板で作った以外はストレート組みで塗装へ。オート三輪の作例は、使い込まれた感じを出した物やフォルムのかわいさから中間色で塗装された物が多いけど、クレイジー・キャッツが大好きな僕としては、フツーに白で塗装して「60年代あたりの新車感」を出したいなと。あの頃の映画は豪華絢爛で、『クレージー作戦 くたばれ!無責任』では劇中で植木等が「ハッスルコーラ」の宣伝車としても乗ってるし、街中でもオート三輪がガンガン走ってる時代。いや、僕、生まれてませんけどね。
塗料は全部あり合わせ。サーフェイサーを噴いた後、ボディはラッカー系「ピュアーホワイト」、シャーシは「メタルブラック」で塗装後に「クロームシルバー」でドライブラシ、シート部分は「ピュアレッド」。「ボディが白でシートが赤」って組み合わせは、たぶんこのミゼットにはなかっただろうけど、『日本一のゴマすり男』に登場するゼネラルモータズ(当時の販売代理店はヤナセ)の65年式ビュイック・スカイラークなど、当時の高級車と言えばこの組み合わせってのがクレイジーの映画を全部観た頭に刷り込まれていて、インパクトも強かったため、高級車ではないミゼットをその組み合わせで塗るのも面白いかなと。その他、内装は「軍艦色(2)」。
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