2023年12月3日日曜日

MODEROID イングラム

 

MODEROID「AV-98 イングラム」
【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2021年1月
【価格】3,800円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』






【98式AV イングラム】
 増加するレイバー犯罪に対し、篠原重工が95年5月から開発を開始。後に「AV(アドヴァンスド・ビーグル=次世代車輛)計画」として、00年3月まで計画は続く。同社は本機のデータを自社製品へのフィードバックを目的に設計しているため、コスト面を全くと言っていいほど度外視し、警視庁警備部特科車両二課中隊第2小隊に予備機を含め3機を納入している。従来の技術を更にグレードアップし、そのシステム化に成功した点が他社製品とは異なる。動力系に「超電導電池(SCB)」を採用。対する駆動系には「超電動リニアモーター(SCLM)」を新たに開発し、従来のレイバーとは比較にならない高い運動性能、効率、持続性を実現し、完全に「人型」となったのである。武装は37ミリ6連装リボルバーカノン、スタンスティック(電磁警棒)、シールド。オプション装備の90ミリ2連装ライアットガンは、特車二課内で違法改造された物である。見る者に与える心理的影響をも考慮して設計された、初の純警察用レイバーである。主な搭乗者は、泉野明。


 たぶん今年最後に作る物は、モデロイドのイングラム1号機。今年はレイバーいっこも作ってなかったんで。個人的にはブルドックでモデロイドにあまりいい印象を持てなかったんで嫌厭してたんですが、頂いたので、じゃあ、ちょっくら作るかとまずは仮組み。頭部と肩部は2号機の物も付いていてコンバーチブル仕様になってますが、今回は1号機のみ。

 

 テレビアニメ放送当時に発売されたバンダイのイングラムと比較。同じ1/60スケールでもバンダイのは当時から「1/60スケールにしては大きい」と言われており、こうして比べると1/48スケールくらいはありそう。今見ると、力強さと「アルフォンス」って感じのちょっと穏やかな顔なんか全然イケますな。一方のモデロイド版は最大公約数的なイングラムになっており、大幅にいじる箇所はない感じ。ただ、このシリーズ特有のディテール割愛などが目立つため、今回はそのあたりをいじっていきますです。











 まずは顔から。ネジ穴、左耳のウサ耳センサーのディテール、後部リアカメラモニターが割愛されているため、それぞれPカッター、けがき針、ピンバイスを使って再現。組み立てると襟首ブロックに合わせ目ができるので、しっかり処理しとこー。

 

 首元のアクチュエーターは貧弱だったため、0.3mmのプラパイプ+0.2mmの真鍮線で新造。あと、このキット、全体的にモールドが甘いため、全部彫り直します。まあ、いつもやってる事ですけどね。

 


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