『パトレイバー』30周年突破企画落描き第24弾は、バージョンアップした「イングラム3号機」、ヤクザの出入りに使われた「グラウ・ベア」の3種。
久しぶりのイングラム。当初は1号機と同じ姿だったのが、電子戦装備仕様となり、頭部の形状が大幅に変更。このデザインを中学生当時に見た時、「目(メインカメラ)がない!このデザインすげー!」といたく感動したんですが、劇中ではなんかパッと出て来て終わりっつー演出で「えー」と思ったんですよねぇ。「電子戦装備仕様」ってのは、要するに
ファントムの様にジャミングをかけてくるレイバー(or状況下)においてもフツーに動けるってだけの話なんですね。そんなの中学生に分かるかー!劇場版2ではデザインが変わってますが、初見のインパクトから、僕はこのテレビ版の方が好きです。
グラウ・ベアは以前、
旧ビデオ版を描きましたが、テレビ版では先に青い機体が登場し(第18話「スキスキ野明先輩」)、その後、第22話「花とレイバー」でヤクザの抗争に使用されるドドメ色と全身金色の悪趣味なカスタム機が登場。このカスタム機の方は、実際に金箔をスキャンして全身に貼っています。桜吹雪も劇中では単色ですが、ここも『遠山の金さん』っぽく塗り分け。ついでに、二度と使わないであろー任侠映画風フォントで組名も書いたりして。イングラムと違ってこういうサブメカはいろいろ遊びの要素を入れられるので、描いていて楽しいっす。
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