2020年8月11日火曜日

1/2200スケール アーガマ




機動戦士ZガンダムシリーズNo.24
「強襲用宇宙巡洋艦 アーガマ」
【スケール】1/2200スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1985年10月(再販版:2016年9月)
【価格】300円
【出典】テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』



【アーガマ】
 反地球連邦政府組織「エゥーゴ」によって建造された「アーガマ級強襲用宇宙巡洋艦」の1番艦。全長323メートル。搭載モビルスーツ数は6~15機と、MSの運用能力を重視している一方、巡洋艦としては必要最低限の武装しかない。主武装は、主砲と副砲が計4門ずつ。また、メガ粒子砲を左右1門ずつ装備。これは後にハイパー・メガ粒子砲へと改修された。居住ブロックは船体外部に設置。非戦闘時にはアームを延長して回転させる事で、遠心力による「擬似重力」を発生させ、居住性を高めている。また、戦闘時には艦中心部に対する「盾」の役割も果たす。メインブリッジも戦闘時は被弾率軽減のため、船体へ引き込まれる。当初はヘンケン・ベッケナーが艦長を務めたが、後に一年戦争時の「ホワイトベース」艦長だったブライト・ノアに交代。エゥーゴの中核としてグリプス戦役から第一次ネオ・ジオン抗争中盤まで運用された。


 ブロッケンが予想以上に時間がかかったので、今度はサクっと作ろうと、『Zガンダム』から『ガンダムZZ』中盤までの主役巡洋艦「アーガマ」を積みプラの中からチョイス。番組放送当時に発売されたいわゆる「旧キット」と呼ばれるやつで、定価300円(たぶん250円で買った記憶が)。スケールが1/2200と小さいため、ガッツリ作り込むのではなく、「雰囲気モデル」として作ろうかなと。

 成型色は多色成型なぞ知った事かといった驚きの白さ。接着剤要らずのスナップキットではなく、接着剤がないと仮組みさえままならない「そう簡単にはいかないぜ?」ってところが旧キットらしい。とりあえず大まかな部分を接着して、これまたとりあえず合わせ目をラッカーパテでざっくり埋めます。





 そんで、仮組み。ガンプラは最初のファーストシリーズから戦艦のプラモはどれも出来が大変よろしく、今でも人気なんですよね。このアーガマも手の平サイズながら形状は完璧。なぜか『Z』での戦艦はこのアーガマしか発売されなかったのがなぁ。せめて僚艦の「ラーディッシュ」や「サラミス改」は発売してほしかった。


 さて、どう作ろっかなと一考。小さいながらも設定画にあるディテールは凹モールドでほぼ再現されているため、そこはそのまま活かし、割愛されている&追加ディテールを0.2mmプラを切って貼って巨大感を出す地味な作業方向で。いや、だって、1/2200スケールですよ?縁を薄くしたり先端のエッジを出したりっつー工作はあーんまり意味がないかなーと思ったわけです。

 まずは旧キットならでは、モールドが甘いので、全てディバイダーやけがき針で彫り直します。ほぼ再現されてるディテールの中で、なぜか艦のコックピットであるブリッジのモールドがないので、四方をプラ板で囲んで凹モールドで再現。後部メインノズルは、ぽっかり穴が開いてるだけで(設定でもそうなんだけど)ちと寂しいため、ウェーブのバーニアノズルを2種類組み合わせて二重構造に。メインエンジン横の半円形の部分(なんだろう?)は裏がスカスカなので、ジャンクパーツをザックリ貼ってます。

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