『パトレイバー』30周年突破企画落描き第31弾は、円谷プロの協力で描かれた第15話「星から来た女」に登場した「イングラマン」、「スペース・ドーファン」、異星人&怪獣達。テレビ版のCLAT回は海外特撮ドラマや洋画のパロディでしたが、今回は見ての通り、『ウルトラマン』と『ウルトラセブン』です。中でも話のベースとなっているのは、『ウルトラマン』最終話「さらばウルトラマン」、『ウルトラセブン』第13話「V3から来た男」及び最終話「史上最大の侵略(後編)」。この3話を知ってるとかなり笑えます。なにせ公式が全面協力してるので、効果音は全てオリジナル音源。川井憲次氏の劇判もわざとモノラルになってたりと、真面目にすげー遊んでる傑作エピソード。
スペース・ドーファンは、背中にバーニア背負ってるとこだけ見るとモビルスーツみたいですが、胸部上面が戦闘機風コックピットだったり、ちゃんと「ウルトラ」してるんですよ。で、こいつだけ描いてもよく分からんだろうってんで、イングラマンもオマケで描いてたら興が乗って、一瞬しか描写されてない劇中の異星人&怪獣も一発でわちゃわちゃっと描いて、クレジットまで入れたりして、背景は『セブン』のオープニング風に。怪獣達より背景作る方が時間かかったけど、描いてて面白かったっす。クレジットの並びも、『セブン』は主役のモロボシ・ダンより、まずはキリヤマ隊長がトップなので、そのやうに。主役の「ノア」が2番手、ここで「アスマ」と続けず、階級が上の「クマガミ」を3番手にしたりと、わりとどうでもいいとこにこだわりました。たいていどうでもいい事にこだわるぜ、おじさんは。異星人や怪獣名を出すのは『ウルトラマン』のオープニングから。
つーわけで、前回から始まった「はたらくレイバー」新ビデオ版、これにて完(笑)。とりあえず、3つある『パト』世界のうち、「テレビ版→新ビデオ版」のパラレルワールドは全部描ききった!次はコミック版だ!
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