Twitterのフォロワーさんに誘われて、フランスのパペットアニメーション映画
『ぼくの名前はズッキーニ』(クロード・バラス監督)を観る。印象的なキャラクターデザインだが、ネグレクト、人種差別、貧困、性愛などなど、各キャラクターのバックボーンは幼児が背負うにはいささか重過ぎるものを抱えていて、それがパペットのほんの僅かな動きやセリフで表現されおり、歓終わった後にはなんとも言えない妙な重さと不安感、そして僅かな光が残る内容。これを実写でやっちゃうと重過ぎるか陳腐になるかのどちらかだと思う。それを極端なデザインのパペットアニメで見せる事で絶妙なバランスを保っていた。字幕で観たけど、これは字幕で正解だった。つーか、映画館に行くのって実写版『パトレイバー』以来だから3年ぶりだ。
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