2018年2月20日火曜日

『パト』30周年企画絵 その4



 『パトレイバー』30周年企画落描き第4弾は、教習用レイバー「イングラム・プロトタイプ」と、陸上自衛隊の97式装甲戦闘レイバー「アトラス」。

 イングラム・プロトタイプは、旧ビデオ版第4話「Lの悲劇」で香貫花クランシーが操縦し、「太田功」のイングラム2号機を倒す他、同第6話「二課の一番長い日(後編)」では、中野の警察学校でお飾りになっていた機体を香貫花達が強奪して太田が操縦するも、頭はもげるわシートは腐ってるわ、米軍を恐喝して奪い取った30mm機関砲の発砲衝撃に装甲が耐えられずバラバラになるわと、劇中で最も動いたレイバーのひとつです。旧ビデオ版の香貫花は他メディアより性格がハチャメチャでいいよねー。スペック項では、今のところ唯一販売月が不明の機体。

 アトラスは、陸上自衛隊初のレイバーという事で、遊馬曰く「装甲車に毛が生えた程度」の機体。複座式でパイロットとガンナーの2人乗りのため、正面投影面積も大きく、9ヵ月後には「97式改サムソン」に機種転換されてしまいます。「アトラス」の呼称は旧ビデオ版登場時にはなく(「97式装甲戦闘レイバー」と呼称)、後のテレビ版登場時に後付け命名されたもの。形状的に旧ビデオ版登場レイバーの中では一番ややこしくて描きたくなかった機体です(笑)。普段はだいたい1時間半~2時間で描き終わるんすけど、こいつは1.5倍くらいの時間がかかったなぁ。菱井インダストリー製のレイバーはだいたいちょっとめんどくさそうな形状をしてるものの、自動車の面影を残しているデザインがナイス。

0 件のコメント:

コメントを投稿