2017年10月3日火曜日

ウルトラセブン50周年ショップ



 天神ロフトで来週月曜までやっている「『ウルトラセブン』放送開始50年期間限定ショップ」に行ってみた。


 着いた時にはちょうどいいタイミングで川井憲次氏作曲の『ウルトラマンネクサス』イメージソング「Fight the Future ~ウルトラマンネクサスのテーマ~」が流れ、テンションが上がるリトル愚かなワシ。店内のパネルには歴代ウルトラマン対怪獣&超獣の対決シーンが並ぶ。唯一(←再放送じゃないという意味)リアルタイムで見ていた「ウルトラマン80」や、伝説のウルトラマン「ウルトラマンノア」もあったのが地味に嬉しい。


 円谷プロが常設しているオフィシャルショップ「ウルトラマンワールドM78」の出張版ってところですが(福岡だとキャナルシティ博多にあり、名誉店長は「ウルトラマンレオ」らしい)、商品ラインナップが大人向けに絞ってある感じなので、かっくいいセブンのボールペンとウルトラ警備隊の携帯ハサミを購入。

 『ウルトラセブン』は今でも個人的特撮ナンバーワン作品で、メッセージ色の強いストーリーはもちろん、成田亨氏の美術、冬木透氏の劇伴、説得力のある組織設定(地球防衛軍極東基地の下部組織である実戦部隊がウルトラ警備隊で、他の部署の描写も多々あり)などが魅力的でした。また、豪華なレギュラー&セミレギュラー陣も大人になってからの見所のひとつで、ウルトラ警備隊の「キリヤマ隊長」(中山昭二)、地球防衛軍の「ヤマオカ長官」(藤田進)、同「マナベ参謀」(宮川洋一)、同「ナカガワ」参謀(平田昭彦)、宇宙ステーションの「クラタ隊長」(南廣)らのベテラン各氏がドラマの脇を固める。ゲストも、先日亡くなった土屋嘉男、上田忠好、天草四郎、西朱実、『ウルトラマン』で科学特捜隊の「ムラマツ」キャップ役だった小林昭二各氏ら名優揃い。今見ても見所だらけの名作ですな。『ウルトラQ』、『ウルトラマン』、『ウルトラセブン』の初期シリーズ3作は今でも大人の目に十分耐えられるんですよね。今はCSで4作目『帰ってきたウルトラマン』を見てるんですが、『セブン』ほどメッセージ色は強くなく、脚本の出来不出来に波があり(いや、まあ、今の大人になってからの視点ですが)、あれは「坂田健」役の岸田森氏とMATの「岸田文夫」隊員役の西田健氏を見るドラマだと思ってます。

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