2019年9月9日月曜日

『パト』30周年企画絵 その16



 1年ちょっとぶりの『パトレイバー』30周年企画落描き!特に休止してた理由はないんすけど、なーんか、気付いたら1年以上過ぎてた、みたいな。まあ、ライフワークなんで、だらだらとお付き合い下さいませませっつーわけで、第16弾は、旧ソビエト地上軍次期主力攻撃レイバー「ドシュカ」と、水中作業専用レイバー「セルキーH10」。


 ドシュカは、第9話「上陸 赤いレイバー」のみ登場のゲストメカ。ここで言う「赤い」ってのは色ではなく、「ソビエト」を指しています。劇中では公安部外事一課の暗躍によって、高級将校亡命の手土産に2機が密輸され、そのうちの1機は環境保護団体の過激派「海の家」のシンパが強奪。山形は酒田港を舞台に2機のドシュカが暴れ回ります。押井守脚本回だけあって、そこかしこにセルフパロディが入り、当時はそれが面白かったんですけど、時は流れて実写版第10話「暴走!赤いレイバー」がこの回の縮小再生産の様な残骸みたいなエピソードで、「現在の押井監督の能力って...」と思うと悲しかったりするちょっとフクザツな心境。

 セルキーH10は、第40話「沿岸警備命令」で、幌で覆われた恐竜に仮装されて登場。あとは前期オープニングのアヴァンタイトルに毎週登場してますが、しっかりした設定のわりにはテレビ版でも劇場版でもモブ扱いの地味なヤツ。そんなセルキーよりもっと地味なレイバー2種が次回のお題なんで、あんましテンション上がらないんすよね(^_^;)まあ、描くんだけどさ。

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