「ウルトラアクションフィギュア」、続いてのリペイント対象は『ウルトラセブン』第14話及び第15話「ウルトラ警備隊、西へ」の前後編に登場した「ペダン星人のロボット」こと「キングジョー」です。シリーズで有機物ではなく無機物が「怪獣」として扱われたのはこいつが初めてじゃないかなー。
劇中での姿やスチール写真では、全身がかなり汚れていて、細部の色も違ったりしてるので、まあ、好きな色に塗りませう。恐竜もそうだけど、怪獣もまた好きな様に塗れるのが楽しいのでした。
ガンダムマーカーの「リアルタッチブラック」で1度スミ入れ→拭き取り。その上から同「ブラウン」を重ねてスミ入れ→拭き取り。全身の汚れっつーか退色は、これもこの2色のインクをポンポンとテキトーに置いて綿棒でゴシゴシ。銀色は同「シャインシルバー」、オレンジは同「メタリックオレンジ」を使用。最後にトップコートの「艶消し」を吹いたら完成。ガンダムマーカーだけで結構満足できる出来になったと自画自賛。
キングジョー、劇中ではウルトラセブンの攻撃をことごとく無効化し(そりゃロボットなんで痛みは感じないわな)、前編では国際会議場を破壊しようとしたところに現れたセブンに馬乗りになって顔面をフルボッコに。後編では舞台を神戸港に移して大型船をちぎっては投げちぎっては投げと大暴れ。最後はウルトラ警備隊が試作兵器「ライトンR30爆弾」を放って撃破。『ウルトラマン』の対ゼットン戦同様、最後は人間の力で侵略者を倒したわけですな。