2024年1月14日日曜日

水木しげるのゲゲゲの鬼太郎 復刻版 ねずみ男

 イングラムはいったん休止して、新年一発目は2年ぶりに妖怪から!つーわけで、昨秋、29年ぶりに復刻した童友社のねずみ男を作りました。何気に2回目ですな、ねず公。












水木しげるのゲゲゲの鬼太郎 復刻版シリーズ(い) ねずみ男

【スケール】ノンスケール
【発売】童友社
【発売日】2023年10月
【価格】2,750円
【出典】マンガ『ゲゲゲの鬼太郎』


 パーツ分割がだいたーん。完成すると見えなくなるねずみ男の裸体には、不潔でお馴染みカビのディテールが施されてる無駄な力の入れよう。御守り付きで、「これを持って妖怪模型を作ると、今日から君に幸せが訪れる」と。ホントかなぁ。説明書もイラストで「手をくっつけませう」「ヒゲは(付属の)てぐすを貼りませう」と味わい深い。裸体の方には「珍宝」なる謎のパーツも付属している。いいのかなぁ。顔パーツを被せると見えなくなる部分には、達筆で「ねずみ男」とモールドされていたので、ここは長方形に切って、あとで立て看板として活かします。

 

 仮組み(後ろ姿の写真撮るの忘れた)。一応、服着たねずみ男を作ろうと思うので、そうするとパーツの半分が無駄になる「裸ねずみ」も仮組みしてみた。「珍宝」パーツはマスキングテープで隠したので、ギリギリセンシティブは回避できたであろー。服を着るには「耳をそぎ落としませう」という物騒な説明文に従うしかないので、この時点ではまだ耳あり芳一状態。昔のキットの復刻版だからか、ガレージキット並みに表面に離型剤が残っていたため、超音波洗浄機に中性洗剤を混ぜて洗った後、本体の合わせ目消し。「合い」が悪く、隙間があるので、ポリエステルパテを盛って乾燥後に削る。パーツ同士は直に接着する仕様なので、接着箇所全てに1mmアルミ線を通して補強。

 

 そんでもって塗ったのがこちら。服は基本的に黄土色だけど、3期戸田くん好きとしてはもちろん青で。ラッカー系「キャラクターブルー」+グレー代わりのサーフェイサー。肌は「キャメルイエロー」。台座は「ブラック」。台座の小物もザックリ塗っとります。ドブ川に浮かんでる空き缶はコーラに。赤が差し色になった。その後、エナメル系の「ブラック」を溶剤でジャバジャバに溶いたものをばーっと塗っていきます(ウォッシング)。下地がラッカー系なので、エナメル系だと下地を犯さないわけだす。

 

 今回はメカみたく綺麗に塗りたくなかったので、相当ラフな感じでハイライトをガイアカラーの「アルティメットホワイト」で入れてます。ガイアカラーの溶剤はえずくくらい臭いぜ!ソロバンと札束は本来ならどちらかを選択式なんだけど、ちょいと持ち方を変えると2つとも持てます。ソロバンと立て看板は木目を、札束には値段を色鉛筆でこちらもラフに描いとります。

 

 ヒゲは前述した様にてぐす(釣り糸)が付属してるんで、ハサミで6分割して瞬間接着剤で接着。台座のドブ川は、タイヤのくぼみに溜まった汚水や水を百均製のUVレジンで表現。他にも撹拌してない糸を引いた状態のプラカラーやガンダムマーカーで触りたくなくなる感じにウェザリング。これが楽しい。

 

 つーわけで、今年1作目は、ねずみ男ちゃんでした。結構でかいよ。表記はないけど、1/6くらいあるんじゃないかなー。とにかく、やったネ!できたネ!コーナーでした!

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