2019年2月18日月曜日

『劇場版 幼女戦記』



 海の漢・やすきんぐ兄さんが久方ぶりに陸に上がって来られ、午前中からステーキ300グラムをご馳走になる。げふー。その後、2人で『劇場版 幼女戦記』(上村泰監督)を観賞。


 本作、シゴトでちょっと携わっておりまして、思えば最初に声がかかったのが2年前。僕のアニメデビュー作は昨夏放送された『はねバド!』なんですが、携わってた期間としては、この『劇場版 幼女戦記』が圧倒的に長いです。

 公開日は強力な競合作がいくつもあり、なかなか苦戦してるのかなと思いきや(昨夜ネットで座席予約した時もガラガラだった)、平日昼間で公開から10日も経ってるのに、満席!物販もほぼ完売!おじさん、ちょっと感動した!テレビアニメの場合は、1人寂しくオンエアーチェーック!をして終わるんですが、お客さんとの一体感ってのは劇場作品ならではで、嬉しかったっす。

 物語は17年に放送されたテレビシリーズ(この時はまだ僕は携わってません)の続編ですが、テレビシリーズ終盤でデグレチャフに父親を殺された心優しき少女「メアリー・スー」が復讐鬼と化したカットも素晴らしかったし、音響関係がまた重くてよかった。重厚感とスピード感は競合作と比べても引けを取らない出来に仕上がってます。そして、テレビシリーズ同様、根幹には戦争の虚しさや馬鹿馬鹿しさがしっかり描かれている。とにかく手前味噌ながらよかった!

 週代わりの特典は、2週目の東條チカ先生描き下ろしコミック『これが諸君の敵、帝国軍だ!』っつーデグレチャフら「帝国軍」と対峙する「連邦軍」のプロパガンダ漫画。

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