2020年3月30日月曜日

模型一覧レイバー編



 模型ブログらしく(そうなんだよココは当初模型ブログの予定だったんだよ)今まで作った模型一覧ページを新設しました。ブログ開設前に作った現存する模型は下記にまとめて、新作は完成する度にリンクを貼って一覧で見られる様にしようと思って。レイバー、モビルスーツ、その他と3ページに分けております。んなわけで、このページはレイバー編。完成品が増えると下記一覧も随時更新。


『機動警察パトレイバー』コミック版
・ノンスケール 「TYPE-7B/2B ブロッケン」(バンダイ)

『機動警察パトレイバー』アーリーデイズ版
・1/43スケール 「BEL 1999 カルディア」(青島文化教材社)
・1/48スケール 「HL-97 ブルドック(土木作業用)」(海洋堂)
・1/60スケール 「ARL-99B ヘルダイバー」(バンダイ)
・1/60スケール 「TYPE-XO 零式」(バンダイ)

『機動警察パトレイバー2 the Movie』
・1/72スケール 「2式AV ヴァリアント1号機」(ボークス)
・1/72スケール 「97式改 ハンニバル」(ボークス)

『WXIII PATLABOR THE MOVIE 3』

『機動警察パトレイバー ON TELEVISION』
・1/35スケール 「98式AV イングラム3号機」(バンダイ)
・1/35スケール 「98式特型指揮車」(バンダイ)
・1/60スケール 「98式特型指揮車」(バンダイ)
・1/60スケール 「ピースメイカー2号機」(グッドスマイルカンパニー)
・ノンスケール 「98式AV イングラム1号機」(コトブキヤ)

『機動警察パトレイバー~ゲームエディション~』
・1/60スケール 「98式AV イングラム3号機」(バンダイ)



マスターグレードモデル
「イングラム3号機」
【スケール】1/35スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2001年9月
【定価】3,300円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』


 13年作。『パトレイバー』20周年を記念して発売されたマスターグレードモデル。イングラムは3つ買ってあるので、まずは出番の最も少ない予備機の3号機を簡単に作ろうと。


 間接カバーを実際の布(ワイシャツ)で作成。また、「クリア化できる部分は極力クリア化する」ってんで、胸部ウォーニングライトや踵部のウインカーはウェーブの「Hアイズ」、胸部ペリスコープや踵部のブレーキランプはペットボトルの切り出しで透明化。あとは、アンテナ類を真鍮線に置き換えたり、一律に並んでいた回転灯の向きを変えたりしたくらい。全身の丸いモールドは、さすがにこの大きさでディテールが入っていないと間が持たないため、モビルスーツとは違った感じで「パネル留め」(イングラムの外装はFRP製)としてピンバイスで追加。大型モデルは完成後に存在感がありますな。




EXモデルNo.3
「警視庁特殊車輌二課第2小隊特型指揮車
 レイバー指揮車」
【スケール】1/35スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2001年8月
【定価】3,800円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』

 15年作。マスターグレードのイングラムに合わせて発売された「98式特型指揮車」。この「EXモデル」シリーズは、比較的マイナーなメカに絞ったラインナップだったため、まず定価が高い。そんでもって、出来はマスターグレード以下といったビミョーなシリーズ。


 主な改造点は、パトライトのクリア化。クリアーレッドのランナーを切り出し、ひたすら磨きまくりました。1本2時間かかったぜ。旭日章は金メッキ仕様の「1/35 イングラム」から流用。ライト類はHアイズ、ダクト部分には裏からメッシュを貼ってます。車内も運転手の遊馬のフィギュアと共に作ったけど、完成すると全く見えず(涙)。ガイドが全くないんで、白と黒のツートンを塗り分けるのが何気に難易度高かったっす。このキットには他に第2小隊の面々のフィギュアが付属してるんですけど、それはまだ作ってませんの。主に僕のスキルの問題で。









PATLABOR 3D SHOW
「ブルドック」
【スケール】1/48スケール
【原型】速水仁司
【発売】海洋堂
【発売日】1990年
【定価】6,000円



 90年作。レジンキャスト製ガレージキット。原型は速水仁司氏。当時、月刊ホビージャパンで連載していた「PATLABOR 3D SHOW」は、速水氏が毎月全てのレイバーや人物などをフルスクラッチで作るっつーとんでもない企画で、「一瞬を切り取り、その対象物を最も格好良く見せる」速水作品の真骨頂を毎月見せられては驚愕してました。『パトレイバー』はまだバンダイがプラモデルを出す以前、海洋堂をはじめ各社がガレージキットで盛り上げていて、速水氏は『パトレイバー』黎明期に立体方面で支えた第一人者です。で、毎月、その回に登場したレイバーを複製して3~5名へのプレゼントコーナーがあったんですが、その応募要項が抽選ではなく、「どれだけそのレイバーに思い入れがあるか」を官製はがきに書くのがポイントで、ブルドックは車の面影が残るいかにも「レイバー然」とした機体なので、それはもう思いのたけを書き綴りましたね。おかげで見事、当選!その後、模型の祭典であるワンダーフェスティバルなどでごく少数が販売されましたが、たぶん世に出たのってそれでも数十個とかじゃないかなー。とにかく貴重なキットなのです。

 初めて作ったガレージキットで、当時はレジンキャストの作り方もよく分からず、離型剤落としなんて地方では早々簡単には手に入らなかったんで、とにかくクレンザーと歯ブラシで離型剤を落とし、各パーツを真鍮線で繋ぐ事もせず(真鍮線もこれまた簡単には買えなかった時代)、瞬間接着剤でガチガチに固定し、スミ入れは油性マジックのマッキー。唯一、背中のパイピングだけやりました。とにかく30年前に作った我が家に現存する一番古い完成品なので、一時期は「いつかレストアしよう」と思ってたんですが、最近は考えが変わり、今では簡単に手に入るマテリアルやハウトゥもほぼ分からず、それでも持てるスキルと熱意で作り上げた当時の「熱」を残しておきたいなと、このまま飾ってます。今では僕の模型製作の指針となっているキット。





ボークス・オリエントヒーローシリーズ
レイバーワールド
「陸上自衛隊 97式改ハンニバル」
【スケール】1/72スケール
【発売】ボークス
【発売日】1993年
【定価】5,800円

 14年作。レジンキャスト製ガレージキット。劇場版2作目公開直後にホビージャパンの通販広告で購入。結局、作ったのはそれから21年後っつー我ながら呆れる手の遅さ。離型剤落としの「レジンウォッシュ」も簡単に手に入る様になりましたな。


 細部まで非常に細かく作られており、ライト類などをHアイズ、テールランプなどをペットボトルの切り出しによるクリア化、フック類やアンテナを真鍮線で作り直したくらい。キットには「20mmガトリング砲」が付属しますが、こいつを寝かせていた21年の間に残念ながら自衛隊が出動せざるを得ない大規模災害が多く起こり、そこで「災害派遣」と書かれたプレートや幕が自衛隊機のアイキャッチになってしまったので、ガトリング砲が付く部分にプラ板を切った「災害派遣プレート」を貼り付け。原型師さんの名前が外箱にも説明書にも書いてないのが唯一の不満点。





D-Style
「AV-98 イングラム1号機」
【スケール】ノンスケール
【発売】コトブキヤ
【発売日】2010年5月
【定価】1,575円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』


 11年作。全高10cmほどのディフォルメモデル。間接カバー部やクリアパーツなど、キットの状態で既に塗装されており、「警視庁」などのロゴもタンポ印刷済みなので、そのまま素組みで簡単にイングラムができちゃう…んですが、塗装しようとすると、これらが全て「カセ」になってしまう痒い所に手が届かない仕様。モールド類もかなりはしょられており、最大の難点は両頬のダクト部分が本来凹モールドなのに対し、こいつはなぜか凸モールドになっているため、これらを修正。旭日章は「1/60 イングラム」から、手首は「1/144 ガンダム(Ver.G30th)」から流用。全塗装後(一度失敗してペーパーがけからやり直した…)、消えたロゴ類は1/60&1/35のイングラムから流用と、見かけによらずてこずりました。


 指揮車は1/60イングラムに付属しているものを使用。ロールバーが天井と一体化していたり、サイドミラーやスピーカーが省略されているため、逆にそこを活かしてディフォルメモデルとして製作。フロントライトをHアイズに置き換え、パトライトはクリアーレッドのランナーから削り出し。イングラムと並べるとちょっと嬉しい。







 100パー自分用の備忘録ですけどね。バンダイから発売された1/60スケールキットはプラモデルもソフトビニールモデルも当時全て作ったんですけど、既に紛失。ハナタレ中学生だった時より多少スキルも上がってると思うので、もっぺん作りたいなーと。あとは、積んであるガレージキットも。「3D SHOW」で当選(2回目!)した非売品の「キュマイラ」や、野明のフィギュアもあるし。

2020年3月29日日曜日

模型一覧モビルスーツ編



 今まで作った模型一覧ページです。ブログ開設前に作った現存する模型は下記にまとめて、新作は完成する度にリンクを貼って一覧で見られる様にしようと思って。レイバー、モビルスーツ、その他と3ページに分けております。んなわけで、このページはモビルスーツ編。完成品が増えると下記一覧も随時更新。


『機動戦士ガンダム』
・1/100スケール 「FF-X7 コアファイター(スレッガー・ロウ専用機)」(バンプレスト)
・1/144スケール 「RB-79 ボール」(バンダイ)
・1/144スケール 「RGM-79 ジム」(バンダイ)
・1/144スケール 「MS-05B ザクI」(バンダイ)
・1/144スケール 「MS-06J ザクII(J型)」(バンダイ)
・ノンスケール 「ハロ」(バンダイ)

『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』

『機動戦士ガンダム MSイグルー-1年戦争秘録-』

『機動戦士Zガンダム』
・1/144スケール 「RGC-80 ジム・キャノン(ジャブロー配備仕様)」(バンダイ)

『機動戦士ガンダムZZ』

『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』
・1/144スケール 「RGM-89 ジェガン」(バンダイ)

『機動戦士ガンダムユニコーン』
・1/144スケール 「RGM-86R ジムIII(白兵戦仕様)」(バンダイ)
・1/144スケール 「RGM-89S スタークジェガン」(バンダイ)
・1/144スケール 「RGM-89De ジェガン(エコーズ仕様)」(バンダイ)

『機動戦士Vガンダム』

『機動武闘伝Gガンダム』



ベストメカコレクションNo.20
「RB-79 ボール」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1981年9月(再販版:1993年)
【定価】315円
【出典】テレビアニメ『機動戦士ガンダム』


 12年作。いわゆる「旧キット」と呼ばれる300円のキット。劇中では完全にモブ扱いでしたが、「いくらコストが安いっつったって製造するには何か利点があるんじゃないか?」と思っていたところ、初代から23年後に放送された『MSイグルー』第3話「軌道上に幻影は疾る」で大活躍!長らく「動く棺桶」などと呼ばれ蔑まれた鬱憤を晴らすかのごとく、その機動力と小回りの良さを活かし、敵の補給艦を強襲したり、地球から宇宙に脱出するジオン軍地上部隊の脱出カプセルを破壊しまくったり、怒ってカプセルから出て来た「ザクII(J型)」を次々と血祭りにあげたりなど、集団運用で機動力を活かした兵器として描かれており、初代の「モブ扱いのやられメカ」ではなく、『MSイグルー』での「機動力のある非人型兵器」っつースタンスで製作。


 製作当時、ボールはまだHGUC化されていなかったため、プラスチックが異常に固いこの旧キットしかなかったものの、キットの出来のよさはピカイチ。なので、全身のディテールアップ、一体化したマニュピレーターの可動化。また、唯一の武器である「180mm低反動キャノン砲」はパーツ数僅か2っつーなんとも頼りないっつーか旧キットらしい味わいっつーか、要するに貧弱だったので、「1/144 ガンダム(Ver.G30th)」のバズーカを元にプラ板やらジャンクパーツやらでそれらしくデコレーション。これで見た目はかなり強くなった!はず!何より300円ですげー遊べたヨ!






ハイグレード・ユニバーサルセンチュリーNo.020
「RGM-79 ジム」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2001年4月
【定価】735円
【出典】テレビアニメ『機動戦士ガンダム』


 09年作。ジムスキーとしてはまずノーマルのジムを作っておかねばと思い、製作。劇中では「シャア専用ズゴック」にどてっ腹をブチ抜かれる鮮烈なデビューを飾るも、シリーズを重ねるごとに「やられメカ」から「地球連邦軍の主力モビルスーツ」へと本来のポテンシャルを発揮した姿が描かれ、「初代に登場したジムは“先行量産型”なんで性能が不安定だったんだけど本来ならタイマンでドムくらい倒せるんだヨ!」っつー後付け設定が公式に追加されたのでした。


 各部にダメージを受けてはいるが、壊れているのではなく、「歴戦を潜り抜けてきた機体」として仕上げました。これまたキットの出来がよく、ディテールアップ、足首のシリンダーを真鍮線に変更、サイドアーマーの厚みを出した以外はほぼキットのまま。白い部分はタミヤの「グランプリホワイト」で塗装。これは少し黄色に振った色味なんですが、フツーのホワイトや成型色の「弱水色」のジムも作りたいキモチ。





ハイグレード・ユニバーサルセンチュリーNo.064
「MS-05B ザクI」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2006年5月
【定価】1,050円
【出典】テレビアニメ『機動戦士ガンダム』
  09年作。高校生の頃にレイバーを作りまくって以降、10年以上模型を触ってなかったんですが、出戻りモデラーとして久しぶりに作ったのがこいつ。周りから「連邦系以外の機体を作れ」と言われたので、ララァが私をこいつの前に導いてくれたのでした。言われてみれば、第3話「敵の補給艦を叩け!」でジオン軍補給部隊の老兵「ガデム」がショルダータックルのみでガンダムに挑む姿がかっちょよかったとか思ってたわ、僕。ララァは賢いな←読み飛ばしても構わないとこ。


 とにかく久しぶりの模型製作だったので、成型色仕上げで、合わせ目消しやエッジ出しなど、基本工作を丁寧にやっただけ。バーニアをコトブキヤの「バーニアノズル」に、モノアイをウェーブの「Hアイズ」に変更したくらいかな。あと、てっぽーはキットの物を芯にプラ板と「1/144 ハイザック」から一部パーツを流用してでっちあげ。タミヤの「クロームシルバー」での剥げ塗装が楽しかった。こいつを作って11年、ブルドックと並んでこのザクIも以降の模型製作の指針になっています。





モビルスーツバリエーションNo.05
「RGC-80 ジム・キャノン」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1983年5月
【定価】420円
【出典】テレビアニメ『機動戦士Zガンダム』


 13年作。『ガンダム』放送後にバンダイとサンライズによる雑誌企画として展開された「モビルスーツバリエーション(MSV)」。劇中に登場したモビルスーツの「先行試作機」や「局地戦対応型機」、「専用機」などのバリエーションを公式設定に追加した、身も蓋もない言い方をすれば「プラモデルを売るための企画」なんだけど、これで一気に『ガンダム』の世界観や自由度、リアリティが広がったわけです。ミリタリー色の強い設定は月刊モデルグラフィックスなどで活躍したプロモデラーの小田雅弘氏が担当し、パッケージもそれまでのアニメ調とは一線を画した石橋謙一氏によるリアルでドラマチックなボックスアートへと変更。とかくMSVを語る上ではこの「リアリティ」ってのがキーワードで、いや、まあ、そりゃ、宇宙空間でビームのドンパチやるロボットアニメにリアリティもへったくれもないっちゃそれまでなんですけど、そこはそれとして、子供心にガーンときたのがこのMSVなのです。とりわけ、石橋氏の描くボックスアートは中学生時分に画集買ったし、初めて父親に買ってもらったガンプラもこのMSVシリーズの「1/144 ガンダムフルアーマータイプ」なので、それなりに思い入れがあるのでした。


 で、ジムスキーとしては、その中からジムのバリエーション機「ジム・キャノン」をチョイス。後に放送された『機動戦士Zガンダム』に登場した「ジャブロー配備仕様」として製作。素体となるのは、上の「HGUC ジム」で、そこに本キットの「ガワ」を取り付けていくんですが、右肩の「240mmロケット砲」など、旧キットとHGUCの刷り合わせはそれなりに手間でした。手はバンダイの「ビルダーズパーツHD1/144 MSハンド01(連邦系)」を使用。右肩にロケット砲が付いているため、「ビームスプレーガン」はカウンターウエイトの意味で左手に。脚部は既に上半身の刷り合わせでイヤになりかけていたので、足首の間接を加工せずにそのまま使った結果、案の定、接地性が悪くなってしまいました。模型は手を入れたぶん返って来る一方、手を抜いた所もモロに反映されちゃうのが面白くも難しいですな。




ハイグレード・ユニバーサルセンチュリーNo.097
「RGM-89 ジェガン」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2009年8月
【定価】1,575円


 10年作。地球連邦軍の新主力量産型モビルスーツとして、映画『機動戦士ガンダム 逆襲のシャア』に登場し、クライマックスでは全国のジムスキーが涙する活躍を披露。


 旧キットは当時作ったんですが、HGUC化された直後に僕としてはしては珍しく速攻で購入して速攻で作りました。とにかくキットの出来が良過ぎるので、若干のディテールアップ以外はやる事がなかったなー。設定では既に初代の「一年戦争」から15年ほど経過しているため、モビルスーツの機構やそれに対するメンテナンス設備もそれなり簡便化&洗練されてるだろーと想像し、ダメージ表現は控えました。二丁拳銃は「1/144 スタークジェガン」から1丁を拝借。









ハイグレード・ユニバーサルセンチュリーNo.104
「RGM-89S スタークジェガン」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2010年2月
【定価】2,100円


 10年作。設定上は『逆襲のシャア』MSVとして昔からあったものの、実際にアニメに登場したのは『機動戦士ガンダムユニコーン』第1話「ユニコーンの日」冒頭。「ネオ・ジオン軍残党」の大型モビルスーツ「クシャトリヤ」との迫力の戦闘シーンは、これから長期に渡って展開される「新しいガンダム」への期待を膨らませるには充分な一幕でした。結果的にはクシャトリヤに敗れはしますが、名もなき一般兵が奮闘する場面に燃えるやられメカ好きとしては、ぜひ作っておこうと。


 つっても、前述通り、素体のジェガンの出来が素晴らしいので、ほぼストレート組み。





ハイグレード・ユニバーサルセンチュリーNo.123
「RGM-89De ジェガン(エコーズ仕様)」
【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2011年4月
【定価】1,680円
【出典】OVA『機動戦士ガンダムユニコーン』


 12年作。『ユニコーン』第3話「ラプラスの亡霊」にて、地球連邦軍の特殊部隊「エコーズ」仕様として登場したジェガンのバリエーション機で、原作では未登場の機体。


 全身がダークブラウンに包まれ、頭部のバイザーユニットと胸部の増加装甲により、同じバリエーション機であるスタークジェガンとはまた違った魅力があります。バイザーは上げた状態と降ろした状態の2タイプが差し替え式で付属。バイザーの4つ目のみHアイズに置き換え、あとはこれまたストレート組み。これでノーマル、スターク、エコーズとジェガン3機種が揃い踏み!でも、キットとして優等生なジェガンですが、3体連続で作るとさすがに飽きました。



 つーわけで、これまただーっと7作を紹介。なんか、ジェガンばっかですが。モビルスーツ、とりわけ最近のHGUCは成型色の色分けも細かく、部分塗装とトップコートだけでも完成度が高まるので、気軽に作れるのがいいですな。まあ、生きてる間には無理だろうけど、ジム系はなるべく多く作りたいなぁ。あと、僕は『Z』世代なので、「グリプス戦役」の機体もこれから作っていきたいっす。