2019年10月8日火曜日
『パト』30周年企画絵 その18
『パトレイバー』30周年企画落描き第18弾は、テレビシリーズ初の前後編となった第10話「イヴの罠」及び第11話「イヴの戦慄」より、どちらも2度目の登場となる「ブロッケン」と「ヘルダイバー」。
ブロッケンは、以前旧ビデオ版を描いてますが、テレビ版との違いは色のみ。シャフト・エンタープライズ・ジャパンの陰謀によっていきなり4機が登場。既に旧ビデオ版やコミック版でその強さが描かれていたので、「これはタダゴトではないぞ」と思った事だね。同エピソードでは、4機中2機が警察に押収されますが(残り2機は撤退)、第13話「殿下、お手柔らかに」では、このうちの1機が警視庁の大掃除中にテロリストに盗まれ、別の事件でも使用されます。「大掃除中に盗難」って、特車二課より本庁の方がヒドイな!
ヘルダイバー、こいつも以前パラシュート・パック装備版を描きました。この時に「後でコンバットナイフ装備や40mm速射機関砲装備も描くんだから、こーゆー構図で描いてみよー」と一応は考え、上からの視点で描いたんですよ。なので、今回はフツーにスタンダードな構図で。このエピソードでは、ヘルダイバーは極秘で出動しており、薬莢を残すわけにはいかないっつー理由で機関砲は使えず、ならば白兵戦でブロッケン1機だけでも叩いて貴重な実戦データを得ようと、コンバットナイフで仕留めます。女隊長「不破環生」のセリフがカッチョいい。当時中学生だった僕は「行きがけの駄賃」なんて言葉をこれで知りました。
ブロッケンもヘルダイバーも、しばらく時間が経ってから同一機種を描くと、その時の作風っつーかタッチが自分でも気付かないうちに変わってるのが判明。ちょっと恥ずかしいな!
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