2025年9月29日月曜日

ヘラクレス21 その5(完)












 サーフェイサーを吹いた後、全体は旧ビデオ版のOPでぼてくりこかされる深緑がいい!オレンジや黄色なんかで塗りたくない!と私のゴーストが囁くので、ラッカー系「OD色(陸上自衛隊)」で塗装。装甲材質はFRPとアルミニウムなため、同「MSグリーン」で色剥げを少々。爪は同「黒鉄色」。



 メイン&サブカメラはH・アイズを「クリアーレッド」「クリアーイエロー」を塗った物に置き換え。各種ライト類は百均のピラーテープ。「安全第一」はそこらへんに転がってたものを野暮ったく貼る。こういう類の注意喚起はとにかく目立つ事が重要なので、バランス整えてカッコつけて貼ったりするのは逆に間違いなわけ(知らんけど)。色が褪せてくると上から新しく貼ったりするわけ(知らんけど)。足首の丸い部分はガンダムマーカーの「バーントアイアン(焼鉄色)」。また、同「リアルタッチブラウン」で軽く汚し、色鉛筆の「白」でハイライトを入れとります。


 同じ菱井製の下位互換機種ブルドック、イングラムと比較。イングラムが華奢過ぎるぞ。





 バンダイ製旧キット(ソフビ)のパイソンとも比較。両機とも全高はほぼ一緒なので、これならボリューム的にもおかしくないかな。








 つーわけで、燃える男の汎用レイバー、ヘラクレス21でした。次は同梱セットのボクサーいってみよー。

2025年9月26日金曜日

ヘラクレス21 その4

 脚部。脛部分の合わせ目消し。膝アーマーはリベットパーツで留め具を追加。ソール部分は肉抜き穴をプラ板で塞いでます。足の裏は設定がないし、見えない所は作らない主義なので、たーだ塞いだだけ。ここも爪など「ブロック」を意識して掘り込み。


 珍しく途中経過全身。地味な作業の積み重ねだったので、プロポーションはそのまま。


2025年9月25日木曜日

ヘラクレス21 その3

 腕部。肩はテレビ版の設定通りだけど、穴、開けたいよねぇ...。つーわけで、ピンバイスで開口。水の逃げ場にもなるし。上腕は余計な分割モールドが追加されてるため、ラッカーパテで埋めます。下腕はモールド激浅いため、Pカッターとけがき針、ピンバイスではっきりくっきりと。膝アーマーのボルトはアフターパーツ。

 メインカメラは綺麗な赤で塗ってあったんだけど、塗装後にクリアパーツ(H・アイズ)に変えるため、削ってます。つーわけで、上半身かんせー。胴体部は設定で前後に分割線があるので、合わせ目消しは不要。関節カバーはまた塗装後に何かギャッツビーを被せるので、後ハメ加工や合わせ目消しは無視して進めますの。

 腰部。全体的に各ブロックの境が曖昧なので、掘り込み。このキット、要はメリハリがないんです。腰側部やモモのアーマーにある長方形の凸モールドも酷いので、一旦モールドをペーパーがけで削り落とし、プラ板を貼って再現。股間の一件フックに見えるディテールは設定通りなので、そのままなの。なの。



2025年9月24日水曜日

ヘラクレス21 その2

 まずは頭部。胴体部と一体化され、裏側がムクで切り離す事が難しいんで、「奥から出ている(胴体に埋め込まれてる)」感を出すため、モールドをPカッターで彫りまくります。キットは全体的にモールドが甘いので全て彫り直すけど、ここは『ディグダグ』並にホリ・タイゾウ。水中作業時の酸素ボンベも生え際をしっかりと彫ろう!側頭部にある浅い穴は、頭部ブロックの水の逃げ場なので、ピンバイスで開口。この辺り、ウネウネと成形時のパーティングラインがあるので、ペーパーがけを丁寧に。胴体前面部はこんな感じかなー。



 胴体背面はおかしなディテールもなく、丸い放熱フィンを少し彫ったのと、頭部アンテナを少しシャープに。真鍮線では水中作業に向いてないかなーと思って、太さはキットのままです。腹部はモールドを彫り直した以外はそのまま。

2025年9月23日火曜日

MODEROID ヘラクレス21

  前回のスタンダード簡単仕上げが、完成後の満足度が薄かったため(まあ、簡単仕上げにはよくある)、今回はブルドックと同じ旧態のキットなので発売できた作業用レイバー、ヘラクレス21とボクサーのセットから、ヘラクレスを作るよ!



【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2023年4月
【定価】5,000円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』



【HL-98 ヘラクレス21
 菱井インダストリー製の汎用レイバー。元は「ブルドック」のトラブルを受け、短期間で当時の同社の技術力を全て注ぎ込まれ開発された機体である。ブルドックのトラブル要員を徹底的に改良し、更には水中への適応力を図るため、完全密閉式のコックピットを採用。高性能化に伴う安定性や居住性のリスクは、オフロードレッグ・アタッチメントで制御。最も安全性を求められるエアタンクは頭部に集中させ、専用の水中用レイバーに迫る水陸両用の汎用レイバーとなった。これにより、本機は「第2世代レイバーの標準機」となった。


 ヘラクレスは旧ビデオ版とコミック版とあるけど、こいつはテレビ版。どちらもオープニングでイングラムにぼてくりこかされます。ある意味、作業用レイバーでは最もメジャーかも。旧ビデオは上腕のメカが剥き出しだったり、肩に穴がいっぱい空いてたりします。成形色はテレビ版のオレンジ。



2025年9月22日月曜日

MODEROID イングラム・スタンダードタイプ








  モビルスーツは成形色仕上げで作ってるけど、レイバーはやった事がなかったので、濃いグレーの成形色がイメージピッタリなイングラム・スタンダードタイプを成形色で作ってみよーってなわけで、機体の解説やらは毎度のごとくこちらも参照してくれると嬉しいわ。


【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2024年12月
【定価】4,800円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』






【AVS-98 MARK II イングラム・スタンダードタイプ
 篠原重工八王子工場製の試作パトロールレイバー。「イングラム・エコノミータイプ」の警察用レイバー採用見送りを受け、全国配備及び特車二課の小隊増設を前提に同機を急ピッチで改良。特にソフトウェアは操縦者の行動パターンを学習するイングラムの物を大幅にバージョンアップさせ、新人でもベテランと同じ動作を可能にした。本気のテストパイロットには、警視庁警備部特車二課第1小隊から五味丘務巡査部長、同第2小隊から泉野明巡査と太田功巡査が参加し、3名の操縦技術を統合・修正させている。だが、実際にはソフトウェアのみに頼らない操縦者の蓄積された経験技術には敵わず、泉巡査が操縦するイングラム1号機との最終模擬戦では僅か1分足らずで敗北。これにより、警視庁上層部は小隊増設をいったん保留とし、第1小隊へ「ピースメイカー」の導入を決定。ただし、本機のスペックは市販機としては十分に満たされており、「スタンダード」の名称で主に警備用として販売された。


 仮組みとのびふぉあーあーんどあふたー。基本キットはイングラムに新規パーツを足した形なので、余剰部品が結構出るが、模擬戦で使った唯一の長尺警棒が付いてないので、これは自作だね、と。こーゆー、本来あるべき物が付いてなくて、リボルバーカノンや電磁警棒がそのまま付いてくるとイラっとするぜ>グッドスマイルカンパニー。長物警棒はグレーのランナーを成形して使用。両端が黒なので、油性マッキーの「黒」で塗り塗り。

 


 黒部分のみラッカー系「セミグロスブラック」で塗装。モビルスーツみたいに上からウェザリングを施すなら別として、黒と白の成形色は面倒でも「プラスチックれーす☆」感が消えるので、塗った方がいいっす。レイバーは車輌扱い、しかもこいつはピカピカの新品なので、特に。頭部と肩部は合わせ目があるため、処理してレタッチはガンダムマーカーの「リアルタッチグレー」で。肩部の黒い部分はマスキングして塗装だす。シールドは上部が明るいグレーなので、ここはサーフェイサーで塗装。あと、頭部アンテナの上部はキットでは塗られていないので(なぜここだけ割愛する!)、忘れずに黒マッキーでちょんちょんと塗ろう!スミ入れはガンダムマーカーの同「ブラック」。


 モデロイド特有のキンタマ丸出し部分は、関節カバーに男のギャッツビーを使用してしっかり隠す!踵のライト類も忘れず、ガンダムマーカー「メタリックピンク」と「メッキシルバー」で塗ろう!トップコートは「半光沢」、ソール部分は「艶消し」。


 好きなレイバーなんだけど、密閉されたテスト用ドームの中で走ったり物持ったりと、基本的にデータ収集の場面がほとんどなので、ポーズを取らせるのが難しいんだわ。最後はイングラムと模擬戦やるけどさ。つーわけで、実質3日ほどでできたけど、やっぱレイバーは塗装しないと完成した時の満足度が低いなー。いや、好きなレイバーなんでいいんですけどね。

2025年9月14日日曜日

ウルトラアクションフィギュア メトロン星人













 こんばんは。需要のない月刊ウルトラアクションフィギュアリペイントのお時間です。今回は『ウルトラセブン』第8話「狙われた街」に登場した「メトロン星人」。このシリーズは「雑でいいんで気楽にリペイントしよー」ってコンセプトなんだけど、今回は背面やらなんやら塗らないといけない箇所が今までで一番多かったっす。





 タバコをみんなが当たり前に吸ってた時代。そのタバコに幻覚剤を入れて人間同士の信頼関係を壊す(それくらいの喫煙率だった)ためにやって来た。狭いアパートの一室でちゃぶ台を挟んでモロボシ・ダンと話したり、夕陽の中のセブンとの決闘など、わりかしメジャーな星人ですな。

 そのちゃぶ台付きで、わざわざあぐらをかくために関節軸が1つ増えてます。背面はほぼ塗装なため、プライマーを吹いた後、ラッカー系の「タン」「キャラクターイエロー」「イタリアンレッド」「ホワイト」、他にガンダムマーカーの「リアルタッチブラック」、同「グレー」、同「ブラウン」を使用。サイドのピロピロ光る部分は、百均にちょうどいい黄色の反射板が売ってたので、これを貼っとります。


 今回はちと個人的コンセプトから逸れてしまうくらい塗ったなー。

2025年9月7日日曜日

MODEROID イングラム(2回目)












  ちょっと初心者向けにMODEROIDのイングラムをもう1回作る事に。基本的にはこれまでと全く同じだけど、今回は関節カバーに「ギャッツビー」を使い、関節もキットの物をそのまま使用。ギャッツビーは、以前は関節カバーに直接貼り付けたり、また、各部の関節も取り去って真鍮線に置き換えたけど、これが動かなくてねぇ。で、両面テープを使って筒状にし、それを被せていく感じに。これで可動もほぼ支障なく。今後からMODEROIDシリーズはギャッツビーでいこう。






 


2025年9月6日土曜日

ミニバラ

 完徹で窓の外を見たら朝焼けが綺麗だったので、そのまま外に出てみたら、自主的にビルの植物を手入れしてる人からミニバラの鉢植えを頂いてしまった。母が植物好きだったけど、僕が花を育てるのは小学生の朝顔以来かもしれない。ココんちは自主的に住みやすく手入れしている人達や、同じペットを飼ってる者同士って事もあって、すぐに何人かの住民と交流ができた。前に7年間住んでたとこは隣人と挨拶するだけだったし、ベランダも黒カビが地面に浸透定着して汚れていて使えなかったため、これから百均を中心にいろいろ揃えていこうっと。楽しみだ。小さな薔薇がかわいい。

2025年9月5日金曜日

『キン肉マン』89巻

 『キン肉マン』89巻(ゆでたまご著)、こうた。時間超人「ぺシミマン」、他の時間超人と違ってロボ超人なのに一番人間臭い。ウォーズマンと正々堂々の戦いがアツい。


2025年9月4日木曜日

復活のなつ

 2ヶ月ぶりの動物病院での定期検診。ダリ―は全滅。体重も以前は平均以下の500gしかなかったのに、1,500gにまで増えて嬉しいっつーか安心した。注射も全く痛がらなかったし、なつ、えらい!なんか、この2ヶ月間が報われた感じ。来月にもう1度定期健診で予防注射をして(以降は年に1回でいいらしい)、うまくいけば再来月には避妊手術と、具体的になつの未来が見えてきた!