2024年12月30日月曜日

HG バイファム スリング・パニアー装備型 

 



【スケール】1/144スケール
【発売】バンダイ
【発売日】2022年12月
【価格】4,184円
【出典】テレビアニメ『銀河漂流バイファム』



FAM-RV-S1 バイファム(スリング・パニアー装備型)
 対異星人「ククトニアン」との宇宙戦用に開発された地球連邦軍の新型量産ラウンド・バーニアン。胴体中央部には、コクピット兼用の脱出用小型宇宙艇「ポッド」を備えており、単体でもある程度の戦闘が可能である。バイファムの最大の特徴は、コンピュータ制御が徹底され、操縦が容易である事。専用パイロットは存在するも、全面的なコンピュータのバックアップにより、それ以外の一般兵士達も操縦できる。それが子供達が短期間のシミュレータ訓練でRVを乗りこなせる事に繋がった。標準装備はビームガンのみ。漂流終盤では、RVの大気圏内での機動性能を増強させる飛行アタッチメント「スリング・パニアー」を装備。各RV用に専用の物が用意されており、バイファムはバックパックごとの交換する。また、バックパックの固定補強のため、胸部にもケーブルで繋がったカバーユニットが追加。宇宙空間でも使用可能で、RVの機動性・稼働時間も向上する。





 SF版『十五少年漂流記』こと『銀河漂流バイファム』から、主役機「バイファム」を作ったよー。異星人との戦いに巻き込まれ、外宇宙練習艦「ジェイナス」のコンピュータに助言を求めながら4歳から15歳までの13人の子供達が知恵と勇気で、地球を目指すストーリーで、大好きな作品。

 で、メカモノではあるけど、個人的には子供達が宇宙を漂流しながら頑張るヒューマンドラマの部分も濃く印象的だったため、そこをレイバーやモビルスーツなんかの他のメカと差別化したいと思い、塗装を全部色鉛筆で行い、作品の柔らかさを出してみた。


 普通の色鉛筆と水彩色鉛筆(主に白、黒、灰色、こげ茶)を使用。そのままではプラスチックのつるつるに色が乗らないため、合わせ目消し後、いきなりトップコートに「艶消し」を吹きます。そうすっと、トップコートの微細な段差で色鉛筆の粒子が乗るわけですな。ちなみに、この状態でプラカラーを使うと滲んでしまうので注意。ネコ髭と手首のみ、艶消しを吹く前にガンダムマーカー「スミ入れ用(ブラック)」でスミ入れ。あと、バーニア類は同EX「メッキシルバー」を塗って、これは「光沢」仕上げ。バイファムと言えば両手持ち!


 コクピット兼脱出用小型戦闘機「ポッド」も、ちゃんとハッチが二重開閉して背部から出入りできるのだ。すげー小さいので色はこんなんで勘弁して下さい。ポッドだけは成形色が黄色だったため、赤い部分にラッカー系「キャラクターレッド」を使用。キャノピーは付属のシールは使わず百均製ラピーテープ(15年くらい使ってるけど減らない)を貼り付け。





 バイファム自体は惑星間戦争を行っている地球軍の量産機なので、ガンダムイングラムと違って特別機ではないため、簡素な作り。これを子供達で一生懸命整備してたんだろうなぁ(涙)。物語中盤からは母船「ジェイナス」の格納庫の装甲を切って貼って作った急増の盾も付属。


 物語終盤では大気圏内飛行用装備「スリングパニアー」を背負って戦う姿も。キットではバックパックごと交換し、前面には強化装甲も追加。でも、バイファムはシンプルさがいいので、Gディフェンサー(違)はあまり魅力的じゃないなぁ。翼は折り畳み可。



 モールドに沿ったり、スミ入れの要領で色鉛筆を何度か往復させたら、またトップコートに艶消し。あ、メインカメラは最初の艶消しを吹く前にマスキングしときます。色鉛筆での塗装表現はこれまた個人的に研究の余地アリだけど、モビルスーツでもレイバーでもない差別化はできたと思う。つーわけで、やったネ!できたネ!

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