去年買っていた『写真屋カフカ』1巻(山川直人著)、読了。これまで主に絶版となった山川作品を追いかけて来たけど、これは現在も連載中とやっと追い付いた。山川作品では、いわゆる「手塚治虫形式のスターシステム(同じキャラクターが別作品では役柄を変えて登場する)」を導入しているが、このカフカも過去に名前のない無口な写真家として1度登場している。本作では、「消えそうなもの、なくなりそうなもの」を撮る写真家としてフツーに喋るし、フツーにパジャマで寝ているが、山川作品の特徴であるリリカルな部分が毎回必ず表現されており、面白い。まだまだ楽しみは続きそうだ。
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