機動警察パトレイバー SOFT DIMENTION MODEL
「マナベ重工製パトロール・レイバー97式改パイソンレイバー」
【スケール】1/60スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1990年
【価格】1,500円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』
【97式改 パイソン】
特車二課第1小隊では、急増するレイバー犯罪の凶悪化に対し、現行のパイソンからの機種転換を急いでいたが、「SRX-70」、「イングラム・エコノミータイプ」、「イングラム・スタンダードタイプ」など、次々と挙がる候補機のどれもがパイソンと雲泥の性能差を持ち合わせる機体ではなく、結局は「ピースメイカー」が導入されるまで97年2月から99年9月まで、堅牢な機体と第1小隊員の誇りによって前線に立った。その外観は頭部のモニターバイザーを下ろして突入する機動隊にも似た力強さがある。
つーわけで、全レイバーの中でも1、2を争うほど(僕の中で)好きなレイバー、パイソンです。イラストまで描いちゃってるくらい好き。このパイソン、なぜか放送当時は「サターン」、「イングラム・エコノミータイプ」と「ソフト・ディメンション・モデル」という冠で、それまでガレージキットだったソフトビニールキットを一般流通に乗せてプラモデルより倍額で発売したのでした。パイソンは今でも中古でよく見かけるけど、サターン、エコノミーと尻すぼみになっちゃった。僕はパイソンとサターンは当時作って(ベタベタになった)、エコノミーは大人になってベタベタ対策もしっかりして作ったのに、完成から2年目の夏の猛暑に耐えられずに腰から砕け散ったので、個人的にソフビは苦手なのでした。
パイソン、各パーツの造形は100点なのに、組み立てたら棒立ちなんだよなー(画像はお借りした物で、後ろ姿は見つかりませんでした)。
なので、今回は空洞になっているソフビの特性を活かして、中に「RG 1/144スケール RX-78-2 ガンダム」のフレームを仕込んで、ポーズ固定で仕上げてみようと。
まずは成形上付いた「離型剤」を落とすために、台所用中性洗剤に一昼夜漬け込みます。よく洗ったら、デザインナイフの刃を新品に替え(ソフビを作る時の鉄則!)、バリを取って...中学生自分の僕が取ってました。ポーズを考えながら各パーツをバラバラにしたりしなかったりします。
で、ここで脚部と腰部分にフレームを組み込みます。そのままで使えたり、ポーズによっては延長したり縮小したりと試行錯誤で。今回は左脚が右脚より1cm長いです。
ペーパーがけはフツーのプラモデルより根性いるけど、ソフビでもできます。今回は3Mの240番スポンジヤスリを使ってみました。頭部は、バイザーを下ろす時に顔面全てを隠したいので、切り込みを深く入れ、バイザー側も差し込み部分をプラ板で補強。バイザーは根性で薄くして、穴も全てピンバイスで開口しています。胴体と腰。今のところは胴体は胸の旭日章を削り落として「1/60スケール イングラム」から流用。腰には脚部のフレームを繋ぐフレームを内蔵。今回は材質がソフビなので、接着は全て瞬間接着剤です。
はてさて、うまく完成しますかどうか...。
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