2024年8月23日金曜日

97式改パイソン その2

  頭に戻りますー。口が小さく感じたので、0.2㎜プラ板でボリュームアップ。バイザーの差し込み口は0.8mmまで延長。もうちょっと長くてもよかったかなー。胴体は搭乗員の昇降口が閉まってる状態をプラ板で。設定がないため、テキトーに。風防も透明プラ板で作り、塗装後に接着予定。パトライトも塗装後にクリアパーツ化するので切り取り!

 

 腕部と脚部はポーズ変更をするので、エポキシパテとラッカーパテを使用。この時、ヘラ(僕は瓶塗料の撹拌棒を使用)にニベアっつーかワセリンを少量塗っておくと造形がスムーズになるヨ!腕部、手首はなんかのガンプラから流用。エポパテでポーズを付けて、内部フレームは前述の「RG ガンダム」の他、1cmプラパイプと0.8㎜のアルミ線。肩口の関節カバーのモールドは切り取り、塗装後に別素材の物に変更。


 腰部は全ての湯口を切り抜き、内部にガンダムフレーム。前後のライト類も塗装後にクリアパーツを埋め込むため、当該箇所を切り抜いておきます。ナンバープレートも0.2mmプラ板で作り直し。脚部はエポパテでポーズ変更。大型シールドは、1mmプラ板を2枚切って貼り付け。湾曲はペットボトルに当てて輪ゴムで2~3日固定すればよし。大きさは縦11cm、横3.6cmなり。



2024年8月19日月曜日

1/60スケール 97式改パイソン

 

 機動警察パトレイバー SOFT DIMENTION MODEL
「マナベ重工製パトロール・レイバー97式改パイソンレイバー」
【スケール】1/60スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1990年
【価格】1,500円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』





【97式改 パイソン】
 特車二課第1小隊では、急増するレイバー犯罪の凶悪化に対し、現行のパイソンからの機種転換を急いでいたが、「SRX-70」、「イングラム・エコノミータイプ」、「イングラム・スタンダードタイプ」など、次々と挙がる候補機のどれもがパイソンと雲泥の性能差を持ち合わせる機体ではなく、結局は「ピースメイカー」が導入されるまで97年2月から99年9月まで、堅牢な機体と第1小隊員の誇りによって前線に立った。その外観は頭部のモニターバイザーを下ろして突入する機動隊にも似た力強さがある。


 つーわけで、全レイバーの中でも1、2を争うほど(僕の中で)好きなレイバー、パイソンです。イラストまで描いちゃってるくらい好き。このパイソン、なぜか放送当時は「サターン」、「イングラム・エコノミータイプ」と「ソフト・ディメンション・モデル」という冠で、それまでガレージキットだったソフトビニールキットを一般流通に乗せてプラモデルより倍額で発売したのでした。パイソンは今でも中古でよく見かけるけど、サターン、エコノミーと尻すぼみになっちゃった。僕はパイソンとサターンは当時作って(ベタベタになった)、エコノミーは大人になってベタベタ対策もしっかりして作ったのに、完成から2年目の夏の猛暑に耐えられずに腰から砕け散ったので、個人的にソフビは苦手なのでした。

 パイソン、各パーツの造形は100点なのに、組み立てたら棒立ちなんだよなー(画像はお借りした物で、後ろ姿は見つかりませんでした)。


 なので、今回は空洞になっているソフビの特性を活かして、中に「RG 1/144スケール RX-78-2 ガンダム」のフレームを仕込んで、ポーズ固定で仕上げてみようと。










 まずは成形上付いた「離型剤」を落とすために、台所用中性洗剤に一昼夜漬け込みます。よく洗ったら、デザインナイフの刃を新品に替え(ソフビを作る時の鉄則!)、バリを取って...中学生自分の僕が取ってました。ポーズを考えながら各パーツをバラバラにしたりしなかったりします。

 

 で、ここで脚部と腰部分にフレームを組み込みます。そのままで使えたり、ポーズによっては延長したり縮小したりと試行錯誤で。今回は左脚が右脚より1cm長いです。

 

 ペーパーがけはフツーのプラモデルより根性いるけど、ソフビでもできます。今回は3Mの240番スポンジヤスリを使ってみました。頭部は、バイザーを下ろす時に顔面全てを隠したいので、切り込みを深く入れ、バイザー側も差し込み部分をプラ板で補強。バイザーは根性で薄くして、穴も全てピンバイスで開口しています。胴体と腰。今のところは胴体は胸の旭日章を削り落として「1/60スケール イングラム」から流用。腰には脚部のフレームを繋ぐフレームを内蔵。今回は材質がソフビなので、接着は全て瞬間接着剤です。


 

 はてさて、うまく完成しますかどうか...。

2024年8月18日日曜日

『道草日和』

 全部読んだかと思ったけど、全然だったー。つーわけで、『道草日和』(山川直人著)、購入。これまで買ったのはコミックビーム(KADOKAWA)に掲載されていた作品で、こちらはビッグコミックスペシャル(小学館)連載の作品群。ひとつの街中ですれ違いながらある時は主人公、ある時はモブと、演者達が変わるホッとできる1冊。これも古書で買ったのでした。



2024年8月15日木曜日

1/35スケール プテラノドン

 











1/35スケール 恐竜シリーズNo.4
「翼竜 プテラノドン」
【スケール】1/35スケール
【発売】タミヤ
【発売日】2024年8月
【価格】800円





【翼竜 プテラノドン】
 今から約2億5,000万年前~6,500年前の中生代に栄えた恐竜。中でもプテラノドンは、白亜紀に栄えた空を飛ぶ「翼竜」。大きな翼を広げると、6m~8m、大きなものになると9m近くにもなった。前脚の4番目の指が長く伸び、膜の様になった皮膚を支え、グライダーの様に空を飛び、舞い降りては主に魚を餌にしていた。


 

 ちょっと箸休めにタミヤの「1/35スケール プテラノドン」を組んだよ!発売リリース時から成型色のクリアーブラウンの美しさと定価の安さで気になっていたので、買って3日で組んだ!

 

 基本的にはガンダムマーカーの「リアルタッチブラウン1」でスミ入れして、目玉をエナメル系「ホワイト」とガンダムマーカーの「スミ入れ用ブラック」で描いただけ。プレートは英表記とカナ表記が付属。こっちはガンダムマーカーの「シャインオレンジ」と「シャインシルバー」で塗装し、トップコートには「光沢」。全体的にはクリアーパーツなんであんまし意味なかったけど、目の塗装を保護するために「艶消し」をトップコート。あと、板人間も付属。

 いやー、めちゃ出来がいいわ。白亜紀にはこんなのがバンバン飛んでたんですな。恐竜は初めて作ったけど、Amazonなら600円くらいで買えるんで、ちょっとハマりそう。ベタだけど、ロマンがあるよね、恐竜は。つーわけで、やったネ!できたネ!のコーナーでした!

2024年8月11日日曜日

イングラム3号機(ゲームエディション版) その5(完)












 塗装はゲーム画面のイメージで少しグレー寄りにし、ラッカー系「キャラクターホワイト」の上に同「パールホワイト」、同「ブラック」を使用。マスキング箇所が多いため、端っこをしっかり爪楊枝の先で押さえて、塗料が余計な箇所に入り込まない様に!爪楊枝より硬い物でやるとキットに傷が付いちゃうの。トップコートは「光沢」。あ、パトライトのはめ込み部分をシルバーで塗っておくと、回転灯みたく光が当たるとキラリと光るゾ!簡単なわりに効果的。
 

 もいっこ、細かいけど大事なとこ!踵の警告灯がコミック版のそれになっているため、H・アイズとペットボトルの切り出しでアニメ版に差し替え。ここを塗ってあるかどうかが個人的イングラムへの愛着度のバロメーターになってるので、どんなすげー作品でも無塗装だと「愛着はその程度か...」と思っちゃうのでした。商品パッケージでも割愛されてる場合が少なくないんだよね。


 つーわけで、旧キットのイングラム3号機(ゲームエディション版)でけったー。今回は全パーツに手を入れたゾ。


 顔は縦割りの合わせ目が出るため、おでこのマイナスモールドは合わせ目消し後にプラ板で作り直した方が早くてキレイっす。首回りは真鍮線とスプリング、ついでに透明プラ板で防弾ガラスも新造。両胸は金属メッシュに変更し、コックピットハッチや背中のフックなど、省略されてるディテールは全部再現。腰部は横の境界が曖昧だったため、プラ板を付けて立体感を出しとります。ウインチは0.3mmスプリングに変更し、留め具はリベットパーツ。後部の「3Dモニター」はピンバイスで穴を彫ってH・アイズを埋め込んでますの。右下腕の3本ラインも彫って再現。手は平手は人差し指を一度切り離し、表情を付けて再接着。可動指はウェーブの「F-HANDS(角)」を改造。脚部は腿の分割を変更し、膝をポリパテでボリュームアップ(大変だった...)。足首のアンクルアーマーも一度切断して成形(こっちは意外と簡単だった)。内部フレームは接着箇所を無視して接着し、全高で4mm延長。足の裏もプラ板で再現。全高が伸びたため、踵のフレーム部分には関節カバーのゴムパーツの余剰で隠しています。

 

 


 伸縮アームはリード線でディテールアップ。リボルバーカノン収納ベイのヒンジは隠そうかなーと思ったけど、ここが「旧キットの証」みたいな気がしたので(なんじゃそりゃ)、そのまま。中は今回、ガンダムマーカーの「リアルタッチグレー1」と同「3」で「描いて」みました。あんまりうまくいかなかったなー。平面ばかりだとアレなんで青色のリード線を這わせてます。リボルバーカノンは単品、持ち手との一体型、共にMr.カラーの「ステンレス」で塗って磨き、グリップ下に割愛されてるフックをプラ板で。銃口もちゃんとピンバイスで開けてますのよ。電磁警棒(スタンスティック)は3段階の伸縮部分少し深く彫り、ちゃんと持ち手のボタンも赤く塗ってあげました。ゲームでは、最初はちょっと(プレイヤーが)あわあわする3号機くん。

 

 関節カバーは最初布で作ろうと思ったけど、やっぱ旧キット(再販分)なら付属のゴム製を使おうと行き当たりばったりモデリング。テレビ放送当時に出たキットに付属してるカバーは20年ほど経つとプラスチックをゴムが侵すという現象が起きたため、新素材を開発したらしく、定価は800円から1,500になったけど、それでもどの現行商品より安い!シワの表現もグー。そして、だんだん(プレイヤーが)自信ありありになってきた3号機くん。

 


 ついでなんで、バンダイのプレイバリューに応えようと、テレビ版の1号機、2号機、3号機、劇場版3の2号機も頭と肩を差し替えで再現。特に1号機は「アルフォンス」っつー現行商品より柔らかい表情で、野明に向いてる感じ。






 1号機は、肩後部の赤色灯を裏に銀箔を貼ったH・アイズに置き換え、ウサ耳センサーのモールドをピンバイスで彫ってます。あと、クリアパーツなんだけど全機おでこのサブモニターが暗いため、ラピーテープを貼ってます。2号機と3号機の肩後部の警告灯も塗ってあるかどうかで愛着を図るバロメーターその2なんで、塗れ。ライアットガンは、成形上できる「ピン跡」をラッカーパテで埋め、銃口を開口し、ステンレスで塗って磨いたくらい。

 



 滅多な事では思わないんだけど、今回は自画自賛していいかなーと思ったくらいによくいじったしよく出来たので、手がかかる子ほどかわいいなっと。いいっすよ、旧キット。イングラムもいろんな商品が出てるけど、バランスとボリュームが一番好み。つーわけで、やったネ!できたネ!のコーナーでした!