機動警察パトレイバー ON TELEVISION No.8
「アルフォンススペシャル 98式AV-イングラム」
【スケール】1/60スケール
【発売】バンダイ
【発売日】1991年
【価格】1,500円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』
【98式AV イングラム3号機(ゲームエディション版)】
イングラム3号機は当初、特車二課第2小隊の人員不足から通常運用されず、ほぼパーツ取りとして使用されていたが、00年に対電子戦を強化した頭部に変更。その後、第2小隊にて人員整理が行われ、新入隊員用に割り当てられるが、爆発事故をきっかけに、対電子戦用だけではなく、対電子妨害機能や対電波攻撃機能を更に強化した頭部に付け替えられた。
やあやあ、次は旧キットのイングラムを、プレイステーションで00年に発売された『機動警察パトレイバー~ゲームエディション~』版の主役機でもある3号機として作ろーかなーと。この3号機、『劇場版2』ではリアクティブアーマーを着ていて通常のイングラム仕様は見られなかった「メドューサ」と呼ばれる電子戦に特化した頭部を装着しているのでした。最初はテレビ版の頭だったんですが、序盤でこいつに変わり、なかなか収まりがいいなと。
今回使用するのは、テレビ版の1号機、2号機、3号機の頭部と肩部、同スケールの指揮車、泉野明と篠原遊馬が付属した「アルフォンススペシャル」、02年に『劇場版2』のリアクティブアーマー仕様「イングラムスペシャル」から、2号機と3号機の頭部を頂いて作ります。発売当時の旧キットなんで、ほぼ全てのパーツが合わせ目処理必須で、モールドも全て彫り直しますが(まあ、毎回新旧関係なく彫り直してるけど)、なるべくMODEROIDなどの現行商品とは違う「旧キットのよさ」を残していけたらなーと。キットって、もちろん自分好みに改造するのもいいんですけど、マスプロダクツ品だって開発者の魂が入ってるわけですよ。僕はいつもそれを汲みたいなと思って作ってます。
まずは肝心の頭!普段は仕上げに行うクリアパーツ裏に貼る銀箔を、合わせ目処理のため、先に貼ります。なもんで、頭は水で洗わずウエットティッシュで粉をふきふき。おでこのマイナスモールドは一度削り落とし、プラ板で作り直した方がキレイ。あとは省略されたディテールをピンバイスやPカッターなどで復活させます。
0 件のコメント:
コメントを投稿