2016年10月26日水曜日

『恐怖の谷』



 前回の日記を更新した後、まさかの発熱で一昨日は1日寝込んでました。僕は風邪ひきかけるとまず頭痛がするのに、今回は特にそんな事もなかったんだけどなぁ。つーか、全然快復してねえ!とりあえずまたパブロンとポカリのドーピングで自分を騙し、今日は眼科の定期健診のため、母に付き添い福岡へ。

 帰りがけ、新潮文庫「シャーロック・ホームズ」シリーズの『恐怖の谷』(アーサー・コナン・ドイル著/延原謙訳)を購入。サラリーマンだった4年前、通勤時の読書用にと『緋色の研究』、『四つの署名』、『シャーロック・ホームズの冒険』、『シャーロック・ホームズの叡智』、『シャーロック・ホームズの思い出』、『バスカヴィル家の犬』までの長編3冊と短編3冊を読了。短編4作目『シャーロック・ホームズの帰還』を途中まで読んでいたところでフリーランスになり、通勤っつーものをしなくなったためにずいぶん放置してたんですが、こっちに来て母の付き添い時にまた『帰還』の始めから読み直し、3年ぶりにようやく続きを買った次第。

 この新潮文庫版、初版は53~55年と古いものの、89~92年に改版されているため、読みやすく、かつ味わいのある訳文が好み。

 子供の頃はアニメの『名探偵ホームズ』が大好きでした。登場人物が全員擬人化された犬のやつ。大人になってからCSの再放送を見直したら、作画もストーリーもものすげークオリティだったのに驚いた。名作ですな。今の僕の画風にも結構影響してると思うので、無意識のうちに刷り込まれてます。

 イギリスのグラナダTVが制作したジェレミー・ブレット主演のドラマ『シャーロック・ホームズの冒険』もこれまた大好き。小学生の時にNHKでやってるのを見て、近年またCSで見直したけど、綿密な原作の研究とヴィクトリア朝時代を再現した映像、そして露口茂氏のシャープな吹き替えがたまらん!これもまた名作です。原作を全て読破したらいつか日本語吹き替え版のDVDボックスを買おうと思うので、それまでにキミの周りで何か事件が起こったら、ベーカー街まで知らせてくれたまへ。

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