2024年4月30日火曜日

レイバーキャリア その5(完)

 











 キャリア部分の塗装。基本色は牽引車同様、白は「ホワイト」+「パールホワイト」、黒は「ブラック」。メカ部分は前述した様に、コード類をエナメル系「レッド」で、他はガンダムマーカーで塗装。







 テールランプはキットではバックランプまで赤で塗装されているため、シンナーで塗装を剥がす。イングラム頭部近辺の4基のライトはH・アイズの車用クリアパーツに変換。

 

 

 クレーン先端部と胸のストッパーはラッカー系「イエロー」で、クレーンの黒の斜線部はシールの端材を使用。

 
 

 


 つーわけで、途中ねずみ男を挟んだけど、去年の12月にイングラムを作り始めて、足掛け4ヶ月かけてようやく揃った特車二課第二小隊(1号機チーム)。レイバー、指揮車、キャリアと3つ揃うと嬉しい!つーわけで、やったネ!できたネのコーナーでした!











2024年4月29日月曜日

レイバーキャリア その4

 続いてキャリア部。基本的には「箱組」です。基本色にラッカー系のブラックを吹いて、メカ部分は赤いコード(エナメル系レッド)以外はガンダムマーカーで塗装。ガンダムマーカーは塗膜が薄いため、あんまり広範囲を塗るには向いてないんだけど、今回は「色剥げもそれはそれでよし!」と私の太田(←ゴースト)が囁くのよ…。





 デッキアップ時のシャフトは異素材感が欲しかったので、百均製ラピーテープのシルバーを貼ったけど、これがバッチシ!いえい!デッキアップ時に伸びる伸縮式の踏ん張り棒(?)は、「伸びるヨ!気を付けて!」って意味で、警告用の赤を、ガンプラのシール(メタリック)の端切れを貼って表現してみたけど、なかなかよくないすか?




2024年4月28日日曜日

『ナルミさん愛してる その他の短篇』

 『ナルミさん愛してる その他の短篇』(山川直人著)、読了。まずは正式タイトルに「その他の短篇」と入っているのが珍しい。『ナルミさん愛してる』は、UFOキャッチャーで取られたカエルのぬいぐるみ「ドミノ」から見た「ナルミさん」の日常をリリカルに描いた山川作品としては珍しい長編。連載当時、作者は本作(1話4ページ)しか連載を持っておらず、4年後に単行本化された際は全く売れずに初版以降は断裁処分され、相当気落ちしたらしいが、現在ではこうしてエンターブレインから昔の山川作品が発行されているのは嬉しい限り。

2024年4月19日金曜日

「LABOR IN ACTION イングラム1号機」

 映画『WXIII PATLABOR MOVIE 3』公開に合わせて02年3月にバンダイから発売されたアクションフィギュア。当時持ってたんですが、その後手放してしまい、最近買った人から強奪。いえい。『ガンダム』シリーズのモビルスーツを大々的に展開していた「MOBILE SUIT IN ACTION !!」の派生系で、「動かして遊ぶ事」を前提にしているため、全身ほとんどがPVC製。








 大きさはモデロイドのイングラムより一回り小さいくらい。とりあえずゴム製で遊び用ですからね、あまり神経質にならずメーカー刻印やパーティングラインを320番でペーパーがけして、ガンダムマーカーでスミ入れ、通常時の頭部はメインカメラのクリアパーツで全体ができてる様で、塗装が透けかかっちゃってるので、ラッカー系「ホワイト」で上塗り。あとはマーカーやシールでディーテールアップ。メディアバージョンは『WXIII』版(部隊章がこれまでと違っており、シールドと左肩にマーキングされている)。

 

 こいつのすごいのは、このサイズでコックピットハッチが開閉する事!また、脚部リボルバーカノン収納ベイに伸びる右腕内部も差し替えなしで再現。オプションパーツはフェイスガードを閉じた頭部、リボルバーカノン、電磁警棒が収縮された物と伸びた物の2種、ストックが伸びた状態と折り畳まれた状態のライアットガン2種、リボルバーカノン、手首は6種とかなり頑張ってます。スミ入れが太いのは「MOBILE SUIT IN ACTION !!」から変わらず。

 

 イングラムの立体物がたくさん出た今、こうして見ると個人的にこの「LIA」のプロポーションが一番好きかもなー。

2024年4月16日火曜日

レイバーキャリア その3

 牽引車の盲点、リア側のライト類はクリアパーツにもシールにもなってないので、透明プラ板代わりにペットボトルを切り出し、下地に銀箔を貼って、それぞれウインカー(クリアオレンジ)、ブレーキランプ(クリアレッド)、バックランプ(透明)を再現。ナンバープレートはフロント、リア共にプラ板から切り出し、リアナンバーはコンテナ後部に貼ってます。パトライトは中にシルバーの金属製ビーズを埋め込み。光が当たるとキラリと光るよ!ホントは電飾できればいいんだけどねー、これまたスキルぶそーく。

 

 んなわけで、牽引車部分はかんせー。キャリア全体から見ればまだ1/3…。

 

 キャリア自体は箱組なので、組み立てや塗装は比較的やりやすかった。白は「ホワイト」+「パールホワイト」、黒は「ブラック」。桜の代紋は例によって旧キットから流用。あと、バンダイの1/48スケール「イングラム(実写版)」のキットに付いてた漢字のデカールが役に立った。漢字のデカールってなかなかないもんね。

 


 フタじゃねえ天井はわりと簡単に取れるので、完成後も運転席は見えます。作っといてえがった。そんじゃあ、次はキャリア部分にいってみよー。



2024年4月14日日曜日

レイバーキャリア その2

  仮組みしてみると、牽引車部分はほぼ箱組なので、殺風景な運転席をなるべく再現。そこらへんに転がっていた丸棒でサイドブレーキを、簡易ベッドの布団はマスキングテープを折り畳んだもの、枕はエポキシパテで。固定具は余剰シールの細切り。モニター内の映像は実写版のチラシを切って貼ったもの。床にはなぜか「ブチ穴」(デザイナー違うけど)が開いていて危ないため、マスキングテープの細切りで警告表示を。外側から「ちょっと見えるぞ」となったら嬉しいっつーか、こういう箱庭的なのは作ってて楽しいですな。塗装は全体をラッカー系「ブラック」、シートを「フィールドグレイ」で筆塗り。トップコートは「艶消し」。

 

 「ちょっと見えたら嬉しい」もののもうひとつに、フロントウインドウからオレンジの隊服が見えるのも再現したいので、ひろみちゃんを作ります。『戦闘メカ ザブングル』の1/48スケール「ホバギー」に付属の主人公「ジロン・アモス」のフィギュアを芯に、エポパテとラッカーパテで泥人形を作成。スキルぶそーく。ひろみちゃんはガタイがいいので、1/48スケールでちょうどいいかなと。サンバイザーから伸びるマイクは0.3mm真鍮線。細過ぎて使い道がないと思ってたので活用できてえがった。

 

 

 他、細かい部分としては、こーんな二車線も幅を取るトラックが手鏡みたいなサイドミラー1枚のわけがねえと思い、丸いH・アイズでアンダーサイドミラーを追加。また、投光器が一体成型のたこ焼き器みたいだったため、下地に銀箔を貼って、四角と丸のH・アイズで1つづつ作り直し。

 

2024年4月6日土曜日

MODEROID 99式特殊運搬車レイバーキャリア

 


【スケール】1/60スケール
【発売】グッドスマイルカンパニー
【発売日】2023年7月
【価格】8,500円
【出典】映画『機動警察パトレイバー 劇場版』




【99式特殊運搬車レイバーキャリア】 
 四菱自動車製。レイバー隊の迅速な展開とレイバーの脚部への負担軽減及びバッテリー消耗抑制のため、レイバーを現場まで運搬する大型トレーラー。レイバーは仰向けの状態で積載され、現場到着後に荷台部分を垂直にジャッキアップすることでレイバーを直立させ、レイバー自身が歩行して降車する。本機は、「99式特型牽引車」と「99式多目的ハンガー」を連結したもので、各種支援機材と整備点検用の可動式プラットフォームを設けた「移動式ハンガー」として展開能力の向上を図ったものである。レイバーバックアップ用のコンピュータを搭載、仮眠用のベッドもあるなど、「移動する拠点」的役割も担う。トレーラー部には左右側面各2基(計4基)、後面2基の収納式大型アウトリガーがあり、ハンガー前部左側にはクレーンを備える。大型大重量の車両だが、レイバーと同じオートバランサーシステムが備えられており、レイバーを載せた状態でも安定した走行が可能。また、その大きさを活かし、交差点などを塞ぐことで対象レイバーの逃走阻止にも使用されている。主な操縦者は、山崎ひろみ、進士幹泰。


 つーわけで、我が家で一番でかいキット、レイバーキャリアをいよいよ作ります。牽引車部分はほぼ箱組、キャリア部分も塗装がしやすい構成になってるため、あとは細かい部分にどれだけ注力できるかだなー。

 

 MODEROIDシリーズは、昨年冬からイングラム、指揮車と作ってきたけど、メインはこのレイバーキャリアなんで、しっかり作っていきたい!

 


2024年4月3日水曜日

『キン肉マン』84巻

 『キン肉マン』84巻(ゆでたまご著)、購入。今巻は、キン肉マン・ゼブラとマリキータマンの「エグゾセミサイルズ」対時間超人の「ザ・ドミネーター」と「エル・カイト」の「エル・ドミノス」によるタッグマッチ。ゼブラとマリキータマンは66巻で対戦。マリキータマンが薄氷の勝利を収めており、ゼブラは最初「つい先日に命のやり取りをした相手とタッグが組めるか」と反対するも、命のやり取りをした者同士にしか分からない友情パワーで、押されていたエル・ドミノスに勝利。ダブルマッスルインフェルノはアツいぜ!

2024年4月2日火曜日

『シアワセ行進曲』

  『シアワセ行進曲』(山川直人著)、読了。自費出版で何度も増刷され、氏の知名度を上げた初期の作品。同じ屋根の下で暮らす男女が日々の小さな幸せを紡いでいく、山川作品では珍しい登場人物固定の物語。まだ現在の様なカケアミでの描写は少ないが、既にこの頃から畳の目をひとつひとつ描いているなど、後の作品の片鱗は見られる。読了後はちょっと幸せになれる1冊。