HITOSHI HAYAMI'S PATLABOR 3DSHOW RESIN CAST KIT COLLECTION
「ピースメイカー」
【原型】速水仁司
【スケール】1/48スケール
【発売】海洋堂
【発売日】1991年
【定価】7,000円
【出典】テレビアニメ『機動警察パトレイバー』
【AV-0 ピースメイカー】
篠原重工八王子工場製の最新鋭パトロールレイバー。老朽化しつつつも「第1小隊の新型機はイングラムの性能を越える物でなければならない」という南雲しのぶ第1小隊隊長の理念の下、何度となく機種変更の話を乗り越えた「97式改 パイソン」だったが、新型機の目的のひとつだった「全国配備機」をいったん捨て、採算度外視で同社の持てる技術を全て注ぎ込んだ本機が採用。イングラムの性能を遥に凌駕しつつ、部品レベルでは高い互換性を持つ。新装備として、可能な限り自動的に障害物を避け、操縦者の負担を減らす「ニューロン・ネットワーク・システム」を搭載。これは、出動の度に周辺地区への被害を大きくする第2小隊の運用が警視庁上層部の悩みの種であった事も一因する。しかし、「周りに被害を与えない様に動く」と言う事は、周りが被害を与えそうな物ばかりに囲まれた時には動けない欠点を抱えていた。同システムを切り離してもイングラムと同等の性能を誇るが、同システムに頼った訓練を行っていた第1小隊は、配備後間もなく現れた黒いレイバー「グリフォン」にこの弱点を突かれ、大破した。それでも、本機の性能の高さが揺るぐわけではなく、特車二課第1小隊に予備機を含め3機が導入された。装備は胸部に38mmリボルバーカノン、左腕内部に電磁警棒、オプションでパージ可能な大型シールドを要する。
例によって放送当時に袋ラーメン生活を送って買った物ですが、結局34年経っちゃたーって事で、まずはタッパーにパーツを入れ、離型剤を落とすためにレジンウォッシュに5日間漬け込みます。これまで作ったレジンキットの中では最長。途中、使ってない部分のパーツを裏返したりとまんべんなく漬かる様にしましゅ。5日経ったら引き揚げ、今度はクレンザーを付けた歯ブラシでパーツをゴシゴシ磨きます。ゴシゴシ。
仕上げは超音波洗浄機に中性洗剤を混ぜた水にパーツを放り込んで5分間洗浄し、その後は水道水で念入りにすすいで1日自然乾燥。その後、レジンキットで面倒臭い「軸打ち」をしまます。パーツとパーツを真鍮線で繋ぐために、パーツのちょうどええ塩梅のところにピンバイスで穴を開けるわけです。今回は1.5mmと0.8mmの真鍮線を使用。ていうか、軸打ちは34年前に同じ寮に住んでたカワウチくんにやってもらってました。ありがとう、カワウチくん!
で、今回作るのは、速水仁司氏原型の海洋堂製「ピースメイカー」。パトロールレイバーの集大成がこのピースメイカーなら、速水造形のかっこよさの集大成がこのモデルと言ってもいいであろー。早速仮組み。うーん、カッチョいい!スパルタンなアレンジながらマスプロ商品としてのレイバーらしさも残しつつで完璧!バリ取りやラッカーパテやポリパテを使った表面処理は34年前の僕がある程度やってるみたで、えらいぞ>自分!

…と思ったけど、僕は自分が自分で1番信用できないので、ペーパーがけから初めてみるぜ!